2023夏休み〜北日本旅行〜

  • まえがき

どうも、こんばんは、オルソンです。

今日は2023年8月12〜14日に北日本に行ったときの紀行文を書かせていただきます。

 

  • 8月12日

まず、東京駅へ向かい、新幹線に乗る。

1日に1本しかない何も連結していないつばさに乗る予定だったが、つばさは全席指定席であった。ヤバい!と思い、駅員に言うと、1本早いやまびこに乗れば済むことが判明、セーフ。

さて、時刻は6:30。東京駅で、こんな時間でも空いていて繁盛していて今回もお世話になることになる店は………

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駅弁屋祭しかないですよね。「かきめし」という名前ながら、ウニもカニイクラも入っている。この世の業かよ。米が少ないので余計におつまみに向いております。

とはいえ、あんまり腹にたまらず。まあ、昼飯含め地のものがお腹に入ると思うとよいですね。

ということで、郡山に到着したので降車。乗り換える途中で…

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もう一個駅弁を購入。TVで見たことあったなあ、JR東日本の「駅弁味の陣」なる大会で2018年優勝だそうです。

この駅弁は、会津若松への移動中に食べる。海苔は薄くて、よくわからないものの、煮物の染み具合、鮭の塩加減、海苔の下に引いてあるおかかと、海苔以外のおかずの味がちょうど良くて美味しい。

会津若松に到着。この周辺でいろいろなものを撮る。まずは、会津鉄道を撮影。撮影地への移動中に、展望列車が横を走っていったが…

そう、今回、天気がゴミなのである。今年、7月はめちゃくちゃ暑いのに8月になると積乱雲を筆頭に曇りが増え、お盆には、台風が近づき、曇りと雨が増えていく始末だった。とはいえ、今年のお盆じゃないと撮れないものはある……ということで、場所を移動し…

今年の冬になくなるフルーティアを撮影。この赤と黒のデザイン結構好きなんですけどねえ。さて、会津若松にはもう一個撮りたいものがある。磐越西線から磐越西線に移動をする。

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途中、牛すぎるデザインのビッグボーイを横目に…

AIZUマウントエクスプレスという会津鉄道所有の優等列車。先ほどチラッと出てきた展望列車はこれのこと……………ではない。

撮影地を変えて、撮影続行。ここでの本命は…

ばんえつ物語である。ばんえつ物語が来る頃に少しだけ晴れるというしょっぱい奇跡が起きたところで撤収。昼飯とした。

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昼飯には「ラーメン二郎会津若松店」を選択。エビ味のつけ麺も気になったが、汁なし+気まぐれライスを選択。気まぐれライスは白米の上にチャーシューの角切りが乗っているだけなので、ラーメンより先に来た。このチャーシューが美味しい時点でラーメン勝ち確定だが…

うん、美味い。二郎だなあ、と言う感じ。美味いけど、特筆すべきポイントも言い表せない。しっかり二郎だなあ。特筆ポイントという意味では、エビ味のつけ麺にすべきだったかもしれない。置きに行かなきゃよかったかもなあ。

このあとは、ばんえつ物語に乗車。事前に買った切符を完全に紛失するというトラブルはあったが、指定席が空いていたため買い直すことで何とかことなきを得る。

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ばんえつ物語の車内。大正ロマンを体現したレトロな車内が特徴的。
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そんな車内はトンネルに入ることでさらに深みを増す。

SLということもあって速度は遅く、3時間近い乗車だが、川沿いを走るため鉄橋あり、山あり、森あり、田んぼありと意外なほど意外とバリエーション豊かな車窓がこちらを飽きさせない。さらに、15時から18時の乗車ということで終盤は日が暮れてくるのもポイント高い。これは、会津若松駅で買った「榮川」という会津の酒も進む。甘味と辛味が両立している、不思議かつ美味な日本酒であった。

ばんえつ物語は新津に到着。ここで乗り換え、今日の夕飯の店と宿のある長岡を目指す。もうすっかり暗くなり、何も見えなくなったなか、電車は走る。

長岡に到着。

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長岡では、以前食べた「小嶋屋」というへぎそばやでへぎそば、天ぷら、タレカツをいただく(上の写真は、そば味噌というお通し。)あともちろん、日本酒も飲む。新潟も辛口の日本酒多いんすねえ。この店のラインナップがそうなだけかもだけど。

ただ、以前食べたとき感動したへぎそばだが今回は…その…2回目だからか!?駅ビルの中に入っている小嶋屋だから違うのか!?それともよく見たら「小嶋屋長岡店」と「小嶋屋十日町店」じゃなくて「長岡小嶋屋」と「十日町小嶋屋」だから味が違うのか!?意外と無関係ブランドなのか!?

このあとは、歩きに歩いて快活CLUBを目指す。前回の教訓を活かし、しっかりと鍵付完全個室を予約したため、難なくこの日の行程は終了した。私は宿代を飯代以下にすることで名高い男です。

 

  • 8月13日

この日は、朝早く起きて直江津を目指す。直江津ってネカフェないのよね。春日山とか柏崎とかにはあるけど、列車が直江津止まりだから面倒でね。遅くなるから、ろくな夕飯食べれなくなるし。

そんなわけで、直江津えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインに乗り換え、上越妙高の1つ先の、北新井で降りる。直江津は、えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン開業当初に行ったのだが、そのときは更地だった上越妙高は今マンションやスーパー銭湯的温泉やらができており、その経済成長ぶりは感慨深かった。北新井にも分譲地があり、まだまだ発展しそうである。そりゃ、上越妙高からえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインで一駅って便利だもんな。そんな、えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインは、社長があの鳥塚社長に変わったこともあり、観光列車に力を入れている。そんなわけで北新井で撮った写真がこちら。

455系

2021年にJR西日本から譲り受けてもらった車両。JR西日本時代より、北陸を走っていた車両ではあるが、この区間JR東日本区間だった気がしてならない。幕にある通り「急行」として走っており、えちごトキめき鉄道の財源となっているが、この列車は送り込み回送の都合で急行料金なしで乗れる普通列車である。そういう列車結構減ったよね。

E653系しらゆき

上越妙高と新潟の間、つまり北陸新幹線上越新幹線をつなぐ特急。これは新井駅まで乗り入れる列車である(そうじゃないとここを通過しないから)。

雪月花

えちごトキめき鉄道が打ち出した、455系急行とは別ベクトルの新造リゾート列車。ばんえつ物語にもある、天井に届くほどのデカい窓が印象的。

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撮影地が北新井から徒歩1分という立地ゆえ、もう2分歩いたらローソンがあるのはありがたい。ローソンでは朝食と別に、「もも太郎」なる見たことない氷菓を買った。新潟限定氷菓のようだ。名前の通り桃色だが、完全にいちごシロップ味ですけど???あとガリガリ君にはあるカバーっぽい部分がないから夏の暑さによってすぐ崩落しましたけど???けど??????

撮影も終わったので、この日はこの日で臨時列車に乗る。我ながら珍しい行程の組み方ではあると思う。

そのためには、北新井から直江津を経て、ほくほく線十日町へ移動する。ほくほく線は特急はくたかが160km/hでぶっ飛ばすため、普通列車が追突されないようぶっ飛ばす路線だったが、北陸新幹線の開業により特急は廃止、あとにはローカル線にふさわしくないハイスペックな高架線とハイスペックな普通列車のみが残った。ただ、普通列車の爆走ぶりは健在で、嬉しくなる。嬉しくはなるが、この車両(HK-100系)が廃車されたとき次に投入される車両はどんな車両になるだろう?今のほくほく線で爆走する義理というのはない。実際超快速も廃止された。そうなると、この爆走も過去のものとなるかもしれない。

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そんなほくほく線の一部車両には、「ゆめぞら」という愛称があり、トンネル区間では天井に映像が流れるという仕掛けがある。ほくほく線がいかに無策ではないかを語る上で欠かせない車両だが、以前乗った時は、トンネル内はうるさくなるためナレーションがまるで聞こえないという欠点を抱えていた。今回乗車した時は、ナレーションをほぼほぼ諦めるという手法により解決していた。色んな意味でほくほく線は無策ではない。

無策ではないほくほく線十日町に着いたところで降車。ここで時間があるので駅弁と酒を買う…と思ったが、酒は酒屋で買えたものの、十日町駅は駅弁が売っていない!!!New Daysもなく、酒だけ持って乗車することにした。

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今回乗車した臨時列車は奥に停まっている越乃ShuKura…
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の、手前に止まっているおいこっとである。おいこっとは十日町と長野をつなぐ飯山線という路線を走る列車。おいこっとという名前は「TOKYO」の逆読みで、東京の真逆のローカルな景色を楽しむ車両という意味合いがある。

そんな、おいこっと、お盆でありながら1両が点検中のため、普段は2両編成のところをまさかの1両編成、さらにキハ110のセミクロスシートはそのままなため、指定席なのにロングシートもあるということで何やら落ち着かない。ロングシートが区切られており、それぞれにインアームテーブルが入っているが、ロングシートを区切ったらやっぱり少し狭苦しいと思う。あと何より、花柄のスカートを着て女装している森永卓郎がいるのも落ち着かない。そういうのって、いるとしても東京の電車じゃん。東京の真逆で電車の真逆の気動車に何で女装した森永卓郎がいるんだよ。ロングシートで向かい側に女装森永はもう東京だろ。

そんな飯山線は、信濃川沿いを走る路線であり、川沿いを走るという意味ではばんえつ物語に似ているが、信濃川千曲川を渡るのは1回しかない。田んぼや山の中を走り抜ける車窓は素晴らしく、時に住人の存在を感じさせない駅を通過したりもする。

車内放送で日本最高積雪地点とされる駅(森宮野原駅)を知ったり、飯山での長時間停車で飯山市がサバ缶を推していることを学んだりしている間においこっとは長野に到着。

この時点で16時過ぎなので、三才に戻って、しなの鉄道を少し撮り鉄しておくことにする。

115系

千曲市を舞台とするボウリングのアニメ「Turkey!」のラッピングがされている。

https://turkey-project.com

どう見ても姨捨駅すぎる公式サイトトップページは必見。

このあと、宿に行くと宿代が高くつくのもあり、バスで「まめじま湯ったり苑」というスーパー銭湯に行くことにした。このスーパー銭湯エムウェーブ前という、長野五輪のスタジアム前のバス停からさらに歩く。夏に歩いてスーパー銭湯行ったら帰り台無しでは?と思うがやむなしと割り切って歩く。温泉の快適さもさることながら、風呂上がりのご飯処が果実酢ドリンクや、砂肝焼きなど他では見ないメニューがあり、美味しかった。風呂上がりの酒とつまみっていいですねえ…。

このあと、また行った道を歩き、果実酢ドリンクで回復した疲労を取り返して長野駅に戻った。長野駅前の「信州長屋酒場」というところで長野名物をつまみに酒を飲むことにした………したのだが、満席だった。引き下がり、代わりの店を探すとロータリーにゴールデン酒場なる立ち飲み屋を発見。長野名物もあるということで、早速入店。しかし、注文してみると…

筆者「この山賊焼きと…」

店員「すみません、山賊焼き終わってしまいまして…」

筆者「じゃあ、野沢菜の天ぷらと…」

店員「すみません、野沢菜の天ぷらも終わってしまって…」

筆者「では、信州サーモンの刺身は…」

店員「もう売り切れてますね」

筆者「イナゴの佃煮はありますか?」

店員「もうないですね」

私は、店員の目を盗んでこっそりこの店を抜け出すことにした。まめじま湯ったり苑が遠すぎること以降、今日はいい流れが来ない日のようだ。とりあえず、長野電鉄に乗って今日の宿を目指すことにした。

長野電鉄で「信州長野」という駅を目指す。スマホの充電は切れかけ、トンネルでもないのに真っ暗な中を列車は走る。そして、この日の宿は信州中野駅前のホテルルートイン………ではなく、駅からまあまあ歩いたところにある快活CLUBである。途中、「よろこびの街100万ドル」という電気屋のような施設を見つけたあたりで無視できない強さの雨が降ってきたことも含め、今日はもう上手くいかないようだ。とはいえ、事前に予約していたため、もちろん個室をキープできた。夕飯は、快活CLUBの坦々麺とポテトにした。我ながらすごい組み合わせだが、前々から快活ポテトは気になっていたので…

ちなみに、鍵付完全個室では快活で頼んだものの飲食が不可能(法的事情らしい。ホテルとの何らかの区別のため?)なため、飲食ブースが存在。飲食ブースに行くと、充電中なので写真はないが、料理が載ったお盆をラップで包むという引きこもりスタイルの提供だった。あと、ポテトは確かに太さが絶妙だった。マックのポテトよりやや細く、それゆえマックのポテトのレア個体にあるカリカリサクサク感が全ポテトにある感じ。確かに一番うまいフライドポテトの太さはこれかもなあ、と納得させられた。

 

 

  • 8月14日

この日も早起きして、信州中野駅へ歩く。早起きしねえと宿代が嵩みますからね、この宿は。

この日はまず、長野電鉄の有名撮影地「夜間瀬川の鉄橋」を目指し、夜間瀬駅へ向かった。朝のうちは本数が多いが、この日の天気は不安定。そして、長野電鉄の特急「ゆけむり」「スノーモンキー」が本命だがこれらは1本ずつしか来ない。さあどうなるか…

長野電鉄3000系

2020年運用開始。前面だけ帯を赤くしているが、日比谷線の03系をほぼそのまま使用。これまた元日比谷線だった3500系を置き換えた。

長野電鉄1000系

「ゆけむり」という愛称の特急。ロマンスカーHiSEをほぼまんま使用。もちろん展望席も健在なのである。ちなみに、明るさはこれでも補正をかけた。

長野電鉄2000系

スノーモンキー」という愛称がついている。こちらは元成田エクスプレスだった車両で、そのときよりは塗装のパターンが変化している。

微妙な結果で夜間瀬川を後にした。このあと、夜間瀬駅に行っても列車は2時間以上後なので、信州中野駅まで歩くことにした。信州中野駅まで行けば少しは長野行きの本数が増えるのである。

………しかし、ものの数分差で乗り遅れ、あとにはまた膨大な待ち時間が。仕方ないのでここで昼飯。「戸隠伊勢屋そば」というそば屋で長野名物のそばを食べることに。地元の人たちで大盛況なので、おそらく美味い。

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天ぷらとかけそばを注文したが、普通にもりそばの方がそばの味が分かった気がしないでもない。ただ、それでもそばの香りはするし、ツルツル感もコシも秀逸。天ぷらのクオリティも高く、いいそば屋だった。地元民で大盛況なのも頷ける。ただ、地元民で大盛況なので待ち時間の間にもう一本電車が行ってしまった。

この旅程崩壊を救うのはバスしかない…と思いきや、バスもなかった。八方塞がりか…と思ったその時、「長野電鉄タクシー」なる車庫を見つけてしまった。これだ。ということで、タクシーに乗り、豊野駅を目指す。豊野駅では飯山線しなの鉄道が合流するため少しは本数稼げるはず、という算段。もちろん、長野駅よりは近い。それでも、5000円近くはかかったが。一回の出費では、宿代や飯代を差し置いて、新幹線代の次に高い出費となったが。

そんなわけで、うまいショートカットをしたところで、豊野から長野を経て、屋代で降りる。屋代駅から10-15分くらい歩いた踏切で、しなの鉄道リバイバル塗装のアツい115系を撮影をした。

115系台鉄色

2018年にしなの鉄道と台鉄双方に「田中駅」があったことから、友好協定が実現。そのために生まれた塗色である。

115系

「晴星」という愛称がつけられている。星空やパラボラアンテナなど宇宙・空を想起させるものが描かれている。

115系初代長野色

1989年の国鉄民営化後、1992年の長野色(青を基調とした色)になるまでの3年程度だけ長野を走っていた色のリバイバル

115系ろくもん

水戸岡鋭治がデザインしたジョイフルトレイン。水戸岡特有のレタリング英語と車内の木目がこの車両にもしっかりある。

115系

こちらがしなの鉄道のノーマルな塗色である。今や塗装の種類が多すぎて遭遇率が大して変わらなさそうではある。

SR1系

2020年運用開始。「しなのサンライズ」「しなのサンセット」に使えるようデュアルシートという座席が90度回転する座席が採用されている。Wi-fiもあるなど技術革新がなされている。

ろくもんの回送まで来たこともあり、湘南色以外全ての115系が撮れた。夕方になり、雲も出てきたので撤収した。湘南色が撮れていないという、大きな忘れ物をしながら…。

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屋代駅で電車を待っている間に「葛バー」初体験。こんにゃくゼリーを凍らせた…よりはアイスキャンデーっぽい硬さがあるが、溶けても葛餅に近くなっていくだけで、ボタボタ滴る心配がない。新感覚のスイーツだった。

このあとは、お土産を一通り買ったあと、昨日できなかった長野名物呑みのリベンジを果たすことにした。まず、「信州長屋酒場」を目指したが、やはり、予約で満席。ここは予約しないと無理っぽい。ではでは、と違う店を探すことにし、結局「美味門」というビジネスホテル併設居酒屋に行くことにした。
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ここでは、山賊焼きや野沢菜の天ぷら、さらに写真にはないが信州サーモン刺身と野沢菜わさび漬けも注文。昨日の雪辱を果たす。さらに、信州の地酒・地ワインも飲みまくった。
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〆には「みそ家」という味噌ラーメン屋で味噌ラーメンまでいただく。ここも行列ができており、実際美味しかったです。

このあとは、新幹線に乗って帰宅。
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新幹線では御布施堂の「生くりかん」という栗の水羊羹を食べました。こちら、全てのお土産で一番美味しいのでオススメです。

(おしまい)