いてもたってもいられず、桜撮り鉄を敢行してしまった話

  • まえがき

どうも、オルソンです。

 

 

今回は、撮り鉄紀行文である。

 

桜と鉄道、この2つが重なる写真は古くから撮られている。鉄道が外を走る限り、桜や海などの日本の風景と日本の鉄道が絡むことは少なくないわけであり、そういった写真は、鉄道写真の中でも一つのジャンルを築いている。

 

 

ただ、この「桜と鉄道」意外なほど意外と簡単に撮れる写真ではない。まず、場所が限られるというのがひとつある。例えば、ニュース番組でよく使われる桜の名所として「上野の山」があるが、上野の山には鉄道が通っていないため、桜と鉄道の写真は撮れない

 

…いや、上野の山に鉄道が通ってはいるか。上野の山の地下を京成が通って京成上野駅に着くもんな。こち亀にも載っている「博物館動物園駅」とかもろに上野の山の真下だもんな。でも、地下だから結局桜と鉄道の写真は撮れないじゃん、結論が合ってたら変な指摘しなくていいじゃん。ねえ?????

 

 

まあ、上野の山を例にしなきゃ良かったといったところで、桜と鉄道の難しさはもう一つある。

 

それは、桜が意外とすぐ散るということである。いかにも「4月の顔です」感を出しに出して出しまくっている桜であるが、実際には咲いてから一週間もすれば花は散り、あとには葉が残るのみである。

さらに、4月という時期がら天候は不安定であるため、「桜が咲く休日に晴れる可能性」すら運と確率の世界である。あと、せっかく満開になったあとに春の嵐が吹き荒れると、無惨にも桜が散る。

 

そんななか、2024年の桜はやや開花が遅かったこともあってか、春の嵐をしぶとく乗り切り、4/13、14の土日に快晴となった。このチャンスは無駄にできないということで、今回桜と鉄道を撮りに行く運びとなった

 

 

  • やっと本題なんだぜ

ということで、本題として何の鉄道を撮りに行くかというのもあるが…

 

 

 

秩父鉄道パレオエクスプレスとした。

この期間、パレオエクスプレスはSLに旧型客車を引き連れている。一度は「SL+旧客自体は高崎でいくらでも撮れるからなあ、というか撮ってるし」とスルーしていた秩父鉄道だが、沿線に桜並木があり、上記の条件が重なるとなると話は別である。こうして、私は秩父鉄道の桜並木を目指すことにした。

ただ、前日まで仕事だったこともあり、11時ごろ起床し、のんびり出発。熊谷行の方のみに絞ることでのんびり出発しようという魂胆である。

3月の九州旅行*1とGWの座席予約が重なり破産しそうになっているのを、休日おでかけパスで対応。往復だけでまあまあ元取れるからな。

まあ、道中は地味そのものです。千葉県から熊谷への道中なんか無風ですよ。無風なはずなのにいつの間にか、ローカル線に乗っており、1時間も待てばSLが来る。これが秩父鉄道の凄いところです。ということで、大麻生駅付近の桜並木で撮った写真をどうぞ。

7500系

東急から譲り受けた車両。秩父鉄道には東急から譲り受けた車両だけで3形式が走っているほか、都営三田線6000形が走っている。以前は元国鉄101系が走っていた時代もあった。

6000系

西武101系の車両に、西武元レッドアローの座席を取り付け、急行として走らせている列車。ところで、なんでこんなセピアがかっているんですか?光線が側面にもあんまり当たらなくなったのを、自動色調補正したからですか?

パレオエクスプレス

本番である、めちゃくちゃ煙出る前提の撮り方してしまっていて、恥ずかしい限りですね。昨日は出ていたらしいです。

桜並木自体はこんな感じである。桜と鉄道、2つを欲張らず桜だけ撮れば綺麗だったのかもしれない…。

桜と四種踏切。東京から1時間で、こんな風景が見れるとはねえ。

桜と大麻生駅

というより、桜関係なしに大麻生駅のポテンシャルが高すぎる。木造の屋根、色褪せたコカコーラの看板、ベンチの広告も色褪せている、ホーローの駅名標に電話ボックス。ちなみに、電話ボックスの貼り紙によると電話ボックスを破壊する犯罪が横行しているらしい。

 

 

このあと、熊谷駅まで来たということで…

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ぎょうざの満州に行った。ぎょうざの満州とは埼玉ローカルの美味すぎる中華屋である。ここで酒をいっちょ飲んで帰ることにした。

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メンマと塩茹で秘伝豆

ハッキリ黒い粒が見えるほどかけられたメンマと、塩味よりも豆本来の旨味が濃く、かみごたえもほどよい塩茹で秘伝豆。ともに180円……と言いたいところだが、写真はハーフサイズなので100円である。ただでさえ安いのにハーフサイズまであるのが嬉しい。

ちなみに、秘伝豆はラー油をかけるとコンビニで売ってる麻辣青豆みたいな味になる(食感は当然そのままで)。後半味変してみるのもオススメです。

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一口食べちゃったけど、キムチ。中華屋だがなぜかあるキムチ。アミの塩辛的な旨味が濃い…が辛さも同じくらい濃く、旨味と辛味がバチバチに争い、高めあうキムチ。これもハーフサイズ100円。安すぎる。

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水餃子と焼き餃子

ぎょうざの満州の餃子は野菜が多いので、かみごたえしっかりで、脂がくどくないのが特徴。あと、餃子が2種類あるのも嬉しい。さすが、ぎょうざの満州である。具を味わうなら水餃子だが、焼き餃子の厚い皮のパリっと感ももちろん捨てがたい。まあ、3個入りなら両方頼んでも500-600円程度なのだが。

 

 

ということで、最終的にぎょうざの満州ダイレクトマーケティングの記事になってしまったが、秩父鉄道は武骨な電気機関車がまだまだ現役だったり、撮り鉄のターゲットとしてまだまだ研究の余地がありそうであった。色々な撮影地を探ってみようと思う。あと、ぎょうざの満州は千葉県にも出店してください。お願いします。

(おしまい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:あああ