「朝までそれ正解」と「おちこぼれフルーツタルト」をミックスしてみた

  • まえがき

この記事は「朝までそれ正解」と「おちこぼれフルーツタルト」のマッシュアップによって生まれたSSを書く記事である。なお、「朝までそれ正解」と「おちこぼれフルーツタルト」の説明は下記を参照

「朝までそれ正解」

バラエティ番組「リンカーン」のコーナーのひとつ。リンカーンのメンバーである、ダウンタウンさまぁ〜ずキャイ〜ン雨上がり決死隊が、「○で始まる××なものといえば?」というお題に答え、全会一致制で正解を出すコーナー。幕間的に高頻度で放送されていた。

 

「おちこぼれフルーツタルト」

まんがタイムきららキャラットで連載されている漫画で、2020年冬期アニメにもなった作品。主人公たちが落ちこぼれアイドルからの脱却を目指す。

主要登場人物の名前が「いろはにほへと…」から取られたのになぞらえて、アニメのサブタイトルも1話から順に「いろはにほへと…」になぞらえられている。

 

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天の声「い、で始まるまんがタイムきららの名作マンガと言えば?」

松本「これですね、いってきますヒガコ」

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三村「そんなのありましたっけ?」

松本「これはねぇ〜、名作ですよねぇ〜…多分」

天野「多分!?」

浜田「ちゃんとやれや〜!」

松本「いや、でもこんなんあったと思うで、読み切りかもしれないけど」

天野「じゃあ名作じゃないでしょう!」

松本「いや、名作かどうかわからないからね、いってきますヒガコ!ないんやから!」

三村「言っちゃったよ!」

浜田「ないやないか!」

 

 

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天の声「ろ、で始まる学校行事といえば?」

ウド「これ、ありましたよね!ろっくなしんがっき!」

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浜田「はぁ!?」

宮迫「何言うてんの?」

松本「新学期ってロックやないし…そもそも新学期って行事ちゃうし!」

 

 

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天の声「は、で始まる緊張する出来事といえば?」

蛍原「はじめてのライブ、ですね」

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浜田「ハァ!?」

蛍原「いやいやいや!みなさんもねえ、緊張したでしょう!初めてのライブ」

宮迫「初めてって大体そうやから、初めてって大体緊張するもんやから」

松本「だからもう、出すとしたら、ら、やから。ら、で始まる緊張することは?でライブ、ならわかるけど、こんなん許されんねやったら俺も、『はじめての(自主規制音)』とか答えるし!」

 

 

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天の声「に、で始まるTV番組を長く続けるために必要なこととは?」

三村「これねえ、僕いいの出たと思うんですよ。にゅーふぇいす、ですね。」

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一同「あ〜…」

三村「あれ?何ですか?この感じ」

松本「う〜ん、大体ニューフェイス入れた番組って終わってるけどね!終わりそうになかったら、ニューフェイスなんて入れなくていいんやから!実際リンカーンニューフェイスが入ってないわけやから!いかにこの番組が人気番組か!」

浜田「うるさいなぁ」

松本「あと、にゅーふぇいすって平仮名なんも腹立つわ〜」

浜田「それは別にええやろ」

 

 

 

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天の声「ほ、で始まる軽犯罪と言えば?」

大竹「これはあれですね、ほんのりストーカーですね」

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松本「はい、罰ゲーム。」

大竹「いやいやいやいやいや、たしかにね、ただのストーカーだったら犯罪ですけど、ほんのりですからね?」

天野「基準はどこなんだよ!?ほんのりの!」

大竹「え〜、例えば、ある女性がいますよね?その後ろを200m先くらいからつけているとか…」

三村「距離!?」

 

 

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天の声「へ、で始まる夏休みのできごとといえば?」

大竹「へんたいあらわる、ですね」

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浜田「ちゃんとやれよ〜!」

三村「夏休み関係ねえだろ!」

大竹「いや、夏休みでね、気温が高い方が、変態って出やすいですから!だから夏休みといえば、変態現る、ですよ。寒かったら変態も…」

浜田「はい、次三村〜!」

 


天の声「と、で始まるアイドルとして大切なことは?」

(中略)

天野「これでね、出してない方が一人いるんですよ」

浜田「僕はねぇ、別に出さんでも…」

一同「いやいやいやいやいや」

浜田「まあ、じゃあ、出しますよ?とります!おといれ?」

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宮迫「はぁ?」

浜田「いや…その…音入れのときに言うんちゃうの?『録りまぁす!』言うて……………はい、正解は『トーク力』ぅぅぅぅぅ!!!!」

松本「うわ!汚っ!」

 

 

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天の声「ち、で始まる女子高生が好きな食べ物といえば?」

蛍原「ちょーすごいカレー、ですね」

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浜田「ハァ?」

蛍原「いやいやいや、女子高生とかねえ、結構『ちょーすごい』とか言うでしょう!ねえ!」

松本「あの〜、前も言うた気がするけどぉ、これは『か』の時に出さないと!」

天野「初めての、の時のやつだ!」

 

 

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天の声「り、で始まるまんがタイムきららのサブタイトルになりそうな言葉は?」

大竹「りにょうさよう、ですね」

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浜田「ちゃんとやれよ!!」

松本「これは酷い!これはもう…逆バンジーですよ」

大竹「意外とね?意外と…『りにょうさよう』ってタイトルあるでしょ?意外とね?」

 

 

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天の声「ぬ、で始まるアイドルにとって必要なことといえば?」

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浜田「ぬめぬめおどれ!」

天野「ぬめぬめって…」

松本「うちの相方がすいません…もう毎日五反田行ってるから…週9で五反田で(自主規制音)してもらってるから…」

浜田「してもらってるかあ!変なこと言うな!」

三村「あと、何で命令形なんですか!?」

松本「それはもう、普段、五反田で言ってるからですよ…ぬめぬめおどれ、って」

三村「注文ですか!?」

 

 

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天の声「る、で始まるサラッと言えたらカッコいい一言といえば?」

松本「これですよ、るっくあっとあす」

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一同「………」

松本「ほら決まった!よっし!一人勝ちや!」

宮迫「いやいやいや、こっち全員、ピンと来てないです」

松本「え〜〜〜〜〜!!!!????いやいやいやいや、ルックアットアス、絶対カッコええで!うちのオカン絶対言わんもん!」

天野「何なんですかそのオカン基準!」

 

 

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天の声「お、で始まる優秀な生徒の条件といえば?」

三村「これですね、おちこぼれそつぎょう」

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浜田「はぁ?」

松本「落ちこぼれてるやん」

三村「いや、落ちこぼれ卒業ですから!落ちこぼれてないですから!」

松本「いやいや、落ちこぼれ卒業ってことは、一回落ちこぼれてるからね!一回も落ちこぼれない方が優秀やからね!」

天野「いや、酷いですよ。本当にこの回答」

逃げ恥新春スペシャル良かったよなあ、良かったよなあ、なあって!!!!

どうも、こんばんは、オルソンです。

 

 

 

このところ、感想文しか書いてませんね。というわけで感想文特有の性質として、逃げ恥新春スペシャルのネタバレ2兆%でお送りしますので、まだ見てない人は逃げてください。恥だが役に立つので。

 

 

 

 

 

というわけで、逃げ恥新春スペシャル良かったですね。少々コメディの手数が少なくなっていましたが、このドラマは急に社会風刺ドラマになったのではなく、言ってしまえば元々こういうドラマでしたよ、ええ。

 

言いたいこと終わったんで帰ってもいいのだが……まあ、もっと書けるのがTwitterと比べたときのブログのメリットなのでもっと書く。私がこのドラマを見たのは緊急事態宣言により配信された「ムズキュン特別編」からであった。当時はスルーしてしまった*1が、一挙配信のチャンスを利用して見ることに。

 

みくりと平匡、双方の極端なはずなのにどこか筋道の通った会話や心の声にドハマりしたしかし、一回もムズキュンすることはなかった。元々、ムズキュンするようなドラマだったらドハマりしないのもあるが、これでムズキュンする人は囲碁将棋の漫才を見てもムズキュンすると思う。いやまあ、そういう嗜好を否定するつもりはないですし、囲碁将棋の漫才を見てムズキュンしない側である自分がマイノリティの可能性もあるわけですが。

 

そんな逃げ恥は、通常回でも「家事の負担を労働に置き換えると304万1000円」だの「雇用のグローバル化が国の産業を衰退させる」だの言っていた。元から逃げ恥は社会派ドラマだったのである。しかし、通常回ではコメディタッチで描くことと脚本の脅威のバランス感覚で、新春特別編では脚本の脅威のバランス感覚で乗り切っている。新春特別編の方が武器が貧弱になっているが…まあ、尺の都合を考えたら致し方ないでしょう。それでも、ねぽりんはぽりんや行く年くる年のパロディを筆頭に、コメディ要素を出していますが……ただ、まあ、コメディの手数はさすがに後半失速してたかなあ…。というわけで、ここからは、新春特別編の脅威のバランス感覚を見ていこう。

 

OP直前のみくりが「サポート」という言葉に引っかかるシーン。このシーンは、平匡とみくりのキャラクターを魅せる上でも、脚本のバランス感覚としても、逃げ恥の真骨頂である。こういうのって、ある面じゃ言葉狩りですよ?ある面じゃ、ね…?ただ、男女間の意識の差異で狩られるべき言葉ってこういうことなんですよ!こういうのじゃない例として、コンビニの惣菜のブランドを何食堂にするかとか、妻と嫁とカミさんと、どの言い方がアカンかったっけ?とかですよ。そう言うところじゃなくて、子育てを「サポート」だと思うか「一緒にやる」と思うか、男女間の意識の差異で出てくる言葉ってこういうところから出てくるんですよ!

 


また、灰原さんが人に言われたら傷つくことを平気で言っているヤバい奴だと分かったときのシーンも、女性のみならず男性もセクハラを主張するというバランス感覚。男も、職場でセクキャバの話バラ撒かれたら嫌よね、っていう。だからこそ、終盤に灰原さんが善人になってしまうのは…尺ゆえの粗さかな、と思ったり。

 


みくりと平匡が育休を取るシーンも凄いですよ。みくりと平匡が育休を取る時のセリフ覚えてます?「仕事を休めないって、異常ですよね」ですよ?彼らが主張している権利って「子育ては大変なんだから、育休取らせろ」ということではないんです。「休みたい、休むべきときに休ませろ」ということなんですね。その後、沼田さんが「例えばね、突然の事故、家族の病気介護、自分の体調が崩れる時もあるよね?育休でも他の長い休みでも同じ」とこの意見は補強される。ここからもわかるように、「休みたい、休むべきときに休む権利」というのは男だろうと女だろうと結婚や子育てをする予定があろうとなかろうと関係なく、全ての労働者が主張・行使できる権利なんですよ!

 


ほかにも、「男らしくあろうとするっていうのも呪いかもね〜」「男も女も辛いときは辛いですよね」と言ったセリフが、男性に対する男女平等をも火の玉ストレートで主張しているんですよね。結論を言うと、男も女も結婚する気があろうとなかろうとボサッとしてたらイカン!!!主張できる権利は主張していかないと問題は解決しないぞ!!!!という気迫に満ちた作品なのだ。それでいて、具体的な日程は出せないが、明るい未来を想起させて終わるというんだから抜かりのないドラマである。

 

 

ブコメの皮を被った社会派ドラマから、普通の社会派ドラマとなってしまった逃げ恥。これは進化なのか?それはまだわからない。個人的には、年に一回、平匡みくり夫妻が社会の変化に合わせて立ち回りながら子供を育てるドラマとして放送してくれると嬉しい限りだが………でも、一年経っても、コロナが収束せず、選択的夫婦別姓も議論が先伸ばされて、再放送みたいなものが仕上がってたら………どうしよう?

 

 

 

*1:ドラマって1話スルーしたら終わりですよね。TV番組配信が当たり前になった今でもアニメと違って1話と2話が同時に配信される期間も6話と11話来た時に一挙配信される機関も存在しないから品定めしにくいんだよ!

M-1グランプリ2020感想文

どうも、あけましておめでとうございます、オルソンです。この記事ではシャレにならないくらいM-1グランプリ2020のネタバレをしているので、録画をまだ見ていない人はさっさとブラウザバックしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

M-1当日は夜勤だったので、敗者復活戦のみリアタイというスーパートリッキーなプレイ。投票したのは、男女コンビでしかできない設定ながら、男女コンビとか関係なく普通に設定が面白いゆにばーす、前にTV(にちチャプだったかな?)で見た時より明らかに進化したヨーグルトネタを持ってきたうえに、「ご覧の皆さんの投票でリベンジさせてほしい来年ではなく今年の決勝で」と頼まれてしまっては入れないわけないは行かなかったキュウ、ある意味誰もやっていないWボケWツッコミを敢行し、テンションとボケの質で違和感をかき消したコウテイに投票。

キュウはマジでネタの面白さ以上の票が入るかと思ったら、意外と低い順位でしたね。あんなに頼んでたんだからもっと他の国民も入れてあげようよ!!!!!

他に好きだったコンビは「確認しようってめっちゃ言うやつが一番確認していない」という「こういう人いるなあ」感がたまらないロングコートダディ、「九九に変換したやん」など意味不明な記憶の実態が少しずつ明らかになるカベポスター、「誰が新鮮なマグロに火ぃ通すねん!」「え?じゃあマグロ生でって、どうやって食べるん?」「俺ずっと醤油持ってんねん!」など、よじょうのボケのわかりにくさとそれをリードする奥田の感覚が心地よかった学天即。キュウに頼まれてなかったら、ここからどれか一組入れてたなあ…。はっきり言って、和牛が敗者復活戦でハンバーグ作るネタやった回の方が2組しか考えなくて済むので迷いませんでしたね!!!!

それじゃあ、決勝戦の感想から。総評は……インディアンスにまとめてあります。

 

  • インディアンス

「ヤンキー」きむが昔ワルだった話をする横で田渕が延々とボケる…という漫才。ネタパレなど多くのネタ番組でやっていたという意味でも彼らの代表作だが、見る時期によってボケが少しずつ増えているネタでもある。

今年のM-1M-1ならではのピリピリ感がなかった。上沼恵美子がいつになく妙に優しかったのもあるが、トップバッターが敗者復活組だったことや、その敗者復活がインディアンスだったところが大きいと思う。

なにしろ、ネタ入って開口一番「急にあったかくなって痒いですね」と、アドリブをかまし、「シュウペイでーす!!!」と人のギャグを堂々と引用する。去年のような緊張などもなく、底抜けに楽しくやっていた。敗者復活戦と見比べると、「嘲笑」のところだけ順番が入れ替わっており、きむが上手くフォローしている。

 

 

 

「謎解き」ショーゴが謎解きパズルを持ってきた…が、全部おかしい。

「分かりにくい」と評されていたネタ。「ツッコミで分からせる効果」もあったが、意外と「分かりにくい」のは事実。と、いうのも一問目からやや謎解きとしてマジなやつだった。それこそ、最後の「タ抜き」くらいベタな謎解きが一問目だと良かったと思うが…でも、それだと、あの「い〜や……………」も最初になってしまうという…。構成とボケの面白さの両立って難しいのでは?(今更気づくな)

 

  • ニューヨーク

「爆笑エピソード」。嶋佐が話す爆笑エピソードがコンプライアンス的にアウトで…。ニューヨークはよく漫才とコントの二刀流と言われる(M-1でも言われてた)が、コントほど自由にできていない印象も否めなかった。でも、このネタは凄かった!「逃走中リタイアしただけで炎上する世の中やぞ!」「(もう時効ですよとか)そんなん言うな!」「人妻とメダルゲームだけはすなよ!」「古悪いことしてる!」のような、嶋佐ごと他の誰かを斬る屋敷のツッコミ!これがニューヨークの持ち味よ!

軽犯罪がネタの主軸なので重いボケというかあまりに大嘘は入れづらいと言う問題も、「休みの日の両津勘吉」をキーにボケるという捻りと「犬のウンコ」で解決していたように見えた。別のネタ番組でもそうだったけど、ちょいちょい「ウンコ」に全幅の信頼寄せるよねこのコンビ。

 

  • 見取り図

「マネージャー」売れたら個別にマネージャーがつくのに憧れる。見取り図がM-1で漫才コントをかけるのは初。結構しゃべくり漫才だと話が飛び飛びになるコンビなので、漫才コントになると筋が通って見やすい。………実は移動しまくっているので話は飛んでいるのだが、移動中も「晒し首」「車ないんか!」とボケているので飽きも飛躍も感じない。いつになく強めの暴力多めで強力なネタだった。

 

  • おいでやすこが

「カラオケ」こがけんがカラオケで歌うネタがイマイチ盛り上がらないらしい。今年のM-1の「軽さ」「お祭り感」を出した2組目のコンビ。「寝て起きたら漫才しか残ってませんでした」と、つかみでR-1をイジり、本ネタはこがけんの「知らん曲」をおいでやすが「大声でツッコミ入れる」というピン芸人2人の「1+1=2」みたいなネタ。このお祭り感においでやす小田の大声ツッコミがバシッとハマるという…。「前奏しらんけど歌入ったら知ってるやつ」、「さくらんぼかと思ったら違うと思ったらさくらんぼ」、「普通に小田和正歌うだけ」と「知らん曲」の一本道にはならないように構成してある上で、なのは言うまでもないが、ボケもツッコミも面白かった!

 

 

 

「フレンチ」高級フレンチに行くことになった野田がマナーを教わる。せり上がり正座→「どうしても笑わせたい人がいる男でーす」のコンボはどうしたって笑ってしまう。この上沼恵美子との対立構造も、今年のM-1の「軽さ」を作る要因となったか。

2018年の敗者復活戦(や、その前の予選)でやっていたネタなので初見ではなかったが、村上がかかってたなあ…「違う!違う!」声出てたなあ…。このコンビは、野田のマイムが上手いのか村上のツッコミが上手いのか分からないくらい両者が凄い技を持っているのが良い。

 

 

  • オズワルド

「改名」畠中が改名したいらしい。…というぶっ飛んだ話を伊藤が肯定しすぎずに受け止めるスタイル。「静かに見たかった」という松本人志のコメントは分からんでもないが、オズワルド伊藤の凄さは、「意外と決めるところで大声で決められるところ」だと思っているので………。「えーらばれちゃった!」「俺にビビりすぎて畠中のことひてぃにきって言うようになってんだけど〜!」…など。

あと、やっぱり話が飛ばずに一個のストーリーとして紡がれていく感覚が気持ち良すぎるんだよな…ABCの時もそうだったけどツカミを本ネタに活用するのが巧いし、「お前ず〜っと口開けてんなあ!」ももちろん巧いし…。

 

  • アキナ

「楽屋」単独ライブの楽屋にある女性を連れてこようとしている山名。「好きなん!?」

何がいかんのか明確に見えにくいが……でも、確かにM-1決勝では一番笑わんかったネタ(相対比だけど)。いや、でも絶対ちゃんと面白いはずなんだよなあ…前回の「大人びた赤ちゃん」のネタはトップバッターでガッチリハマったが、今回は後半戦なのにベタ過ぎたのはあったか。ただただネタ順の問題な気がするな、これは。

 

 

  • 錦鯉

「パチンコ」長谷川がパチンコ台になりたいからなってみる。2700の「キリンスマッシュ」のような賭博を題材にした天丼ネタ。もちろん「レーズンパンは見た目で損してる」がハマらないとおしまいなのは言うまでもないが、そのギャグはあくまで軸程度にとどめて「それは高知だ」「7!7!7!リーチ!」などの小ボケを充実させている。そこが「キリンスマッシュ」や「ナカジマックス」などと圧倒的に違う。こんなトリッキーな隠し球持ってたんだなあ。

 

 

「恋愛」………これでタイトルいいんか?松本人志も言っていた通り「何漫才なのか分からなかった」ぞ。………とは思うが、ウエストランドは井口がどんどん話をとっ散らかしていくサマが魅力だと思う。今更ウエストランドに「筋道を立てた漫才」を求める方がおかしい。おかしいのだが、M-1で評価されるかというと…ねえ?「可愛くて性格のいい子はいない」「偏見じゃない!これは統計だから偏見じゃない!」「お笑い好きな女の子が好きなのは仲良しコント師なんだよ!」「自覚があっても自我が勝つから!」「サッカー部でベンチだったうえに、ベンチから色々言ってベンチから退場になってるんだぞ!」「お笑いは何もできなかったやつの復讐なんだよ!」などエピソードやツッコミを乱射し、ほとんど出し切ったんじゃないかと思わせるようなハチャメチャなネタだった。

あとは河本のヤバさが伝わる時間がもっとあれば………CM行く前に事務所が同じでもないガッテンガッテンをしていた河本の……事務所の飲み会で太田光をぶっ叩いてからSNSを禁止された河本のヤバさが…もっと伝われば…。

あと、これはそんなに気にしなくてもいいかもしれないけど、上戸彩抜きすぎじゃない?

 

 

 

  • 見取り図

「故郷」2本目はしゃべくり漫才できた見取り図。昨年同様の形式で、「ただの暴力やから!」「どこが合戦やねん!見取り図が明石で待ち合わせしてるだけやから!」など、ボケツッコミは面白いけど、話の飛び飛びぶりがどうしても気になってしまう。………いや、普段の雑談も話が飛び飛びである以上、一番「漫才」なのか…!?やはりM-1で優勝すべきだったコンビって………何でもないです。

 

 

「電車」電車で絶対に吊り革につかまりたくない、が、電車がとにかく揺れている。

「電車がとにかく揺れる」というその一点突破のネタ。一本目のようにコントから出ることもない。何だこれは、何なんだ。初めて見た時は「漫才でも何でもねえだろ」と思って余計に笑ってしまったが、「電車」という設定含め、意外とコントでは表現のしようがないネタである。そういう意味でこれは間違いなく漫才なのである。このコンビの場合、コントでできる、コントでしかできないネタならコントでやるもんな。「シャドウ」とか「おじさんの傘」とかな。いやー、漫才王おめでとう!

 

 

  • おいでやすこが

「誕生日の歌」誕生日の歌を少し変えるだけで盛り上がる歌にできるというこがけんこがけんの長い歌においでやすがツッコミを入れ続け、歌が止まることはないという点でマヂラブと被っている構成が惜しいところ。現役漫才師に勝てない点である「掛け合い」を、「掛け合いを減らす」ことで解決するメソッドが裏目に出るとは。構成は違えど感想は一本目と似ている。一番好きだったのは「ケーキは別のやつに持ってこさせえ!お前の負担デカすぎるやろ!」この期に及んでこがけんを心配してるのが面白かったな。

優先順位をつけて「まえせつ!」を楽しもう

どうも、こんばんは、世界に4人くらいしかいない「まえせつ!」を1〜11話まで通しで見た人間の一人こと、オルソンです。

 

 

 

「まえせつ!」とは、よしもとクリエイティブ・エージェンシーが企画協力しているお笑いが題材のアニメで、真っ当にいいアニメでもないが、チャー研のような突き抜けもないため、マジで誰も見ないアニメ界のエアポケットでもある。しかし、チャー研のような突き抜けがないということはチャー研よりは面白い!………ということで、見なくてもいい話を切り落とし、面白い回だけ見れるように情報をまとめるのがこの記事の役目である。別に見たところで得をするわけではないし、「安達としまむら」や「おちこぼれフルーツタルト」も一挙配信されているので、そちらも見ていないなら、そっちを優先しよう。そして、見たところで得をするわけではないが、不必要な話を見て損はしないようにしよう。それがこの記事の目的だから………

 

え?M-1の感想?書く気はあるけど、M-1決勝は1/31まで配信されとるのに、まえせつ!は1/11に11話一挙配信終わる時点で優先順位どっちが上かは明らかでしょ。

 

  • 優先度:高

・4話→5話

以前の記事*1で解説済み。タレント名鑑の「田舎でモノマネ芸人、バレる?バレない?クイズ」を彷彿とさせる地方営業の観客のリテラシーの低さを巧妙にイジった怪作であり、このアニメがクソアニメとして捨てられてはいけないことを確信させた一作。無論、以前の記事で語り尽くしたので今更言うことはないが…一つ補足しておくと、4話は5話へのフリなので、最悪見なくても良い。

 

・7話

大阪旅行回。旅行というイベントが噛むことによる面白さが引き出されているのはもちろんだが、吉本の本丸に突撃とあって、主人公たちがNGKの開演前にNGKの舞台の構造に触れるなど、吉本興業の宣伝臭は最高潮に達し、さながら進研ゼミから来るDMのアニメ化の様相を見せている。主人公が発する「間違いない…子供の時に見たあの人たち…(ネタバレ自粛)さんだったんだ…」というセリフは、他のアニメじゃ絶対に聞けないと断言できる超名シーンで、3分くらいずっと笑った。座王の左下でしか見たことないのよ、その人。

また、全編にわたって「サブリミナルスパイク」という存在しない演出が用いられており、そちらも必見である。

 

・8話

大阪旅行回後編。よしもとクリエイティブ・エージェンシーCOOL JAPAN PARK OSAKAを宣伝するための回なので、7話同様のCM臭さをキープ。面白さで見ると「優先度:高」と言うほどでもないのだが、松浦景子とスパイクの独占インタビュー映像があるため、そういうのが好きな人は必見である。このアニメは何なんだ、何を内包してくれてるんだ。

また、後述の9話につながる回でもあるので、そういう意味でこの回の視聴は必須。

 

 

・9話

「まえせつ!」史上最大級の大どんでん返し回。もちろん「まえせつ!」史上最大級の神回であり、第9話だけにナインティナインを彷彿とせずにはいらないが、大どんでん返し回なので他の回を見ずに手をつけることは許されない回でもある。……でも、4→5→7→8→9とたどっていけば結構なんとかなっている気もする。

 

  • 優先度:中

・10話

優先度は「高」と「中」の間くらい。要するに余力があったら押さえておきたい回。冒頭のヤンキー車のディテールを筆頭に宣伝臭などではなくまっすぐ面白い展開が多く、七福神巡りでの記念写真の見せ方はなんだかんだ言ってよしもとクリエイティブ・エージェンシーここに在りと言った感じである。9話のどんでん返し後とあって、ある登場人物のエンジンがかかっているのも素晴らしい。

この絵柄、この感じで、意外と平和に収まらない展開があるのも、他のアニメと一線を画していて好き。

 

・3話

主人公たちが無限大ホールへ行く回。急にディテールが細かくなり、宣伝臭が立ち込めてくる回だが、のちの7→8話に比べるとそういう実在人物イジりお笑いはだいぶこじんまりしていたような気がしてきた。全く面白くないわけではないが、9話の前に見ておくとフリが溜まるだけの、見る必要が特にない回。

多分、無限大ホールに行ったことある人なら、もっと楽しめる気がするので、無限大ホールへ行ったことある人は見た方がいいかと。

 

・2話

優先度「中」と「低」の間くらい。面白さで言うと大したことない反面、まえせつ!がどういうことをしたいアニメかを説明・紹介している回なので、見ておくべきか(でも、時間がなければ、公式サイトのあらすじで済ませてしまっても良い)。

1話のカスすぎる縦軸とは打って変わって、漫才のクオリティが悪くなく、今後このアニメが悪くないものとなるであろうという期待に満ち溢れている回だが、別にアニメは順番に見ないといけないなんて決まりはないんだから、順番に見なくていい。

 

・11話

優先度「中」と「低」の間くらいその2。このアニメは旅行に行かないと面白くならないという致命的な性質がありますな。

マジで見ても見なくても、あってもなくても良いような回。というか、後半の尺の使い方が絶対に「違う」んだよ!!!

 

  • 優先度:低

見ると大損する回。つまらなさすぎて大声で泣いてしまった回

・第1話

OPで「ツカミは大成功」って言ってるけど、ツカミで大失敗しとるがなwwwというアニメ全体の屋台骨を犠牲にした面白ギャグのための回。要するに、本当につまらない回。おそらく、国民全体を見渡しても25分見通せる人の方が少ないと思われるゴミカス回である。

まあ、そういうウケ方のギャグがあるってのは芸人のエピソードとしてはあるあるなのでそこを縦軸に1話完成させてしまうのは、チャレンジングではあるが、でもやっぱりチャレンジしすぎというか、チャレンジという名の放り投げだと思う。

こんな回だが、9話の大どんでん返しへのフリとしての機能が意外にあるので、そこは評価できる気もする。

 

・第6話

9話の大どんでん返しへのフリとしても機能しない点で1話よりも劣るゴミカス回。元々、主人公ではない漫才コンビに注目したスピンオフ的な回であり、横道に逸れているのであってもなくてもいい回のくせに内容はガッツリ重いという救いようのない回。9話へのフリになることもほぼないので、6話以外全部見て、なおも余力があるなら、見るのを止めないくらいの回である。1話完結ではないのだが、6話についてはすっ飛ばしてもどうにでもなります。

 

  • 総括

「まえせつ!」の見どころは9話だが、9話だけを見ても仕方ないので1〜8話はできる限り多く見ること。ただし、1話と6話は積極的に捨てる。逆に、5話と7→8話はしっかり見る。こうなると残るのは2〜4話だが、この3つは配信期限と相談。なお、4話は5話へも9話へもフリになっている回なので、2〜4話のうちでは最も見ておきたい回と言える。

コース分けは…

5→7→8→9

4→5→7→8→9

3→4→5→7→8→9

2→3→4→5→7→8→9

を配信期限に合わせて。個人的オススメは4→5→7→8→9

9話まで見てしまえば、残りは2話。そこは、まあ、時系列順でいいんじゃないの?と思うが、11話に期待しすぎないこと。11話は意外と捨ててOK回です。

 

それではみなさん、超絶ハッピーなまえせつ!ライフを!!

(おしまい)

駿台模試のふざけ方が悔しすぎたから、俺も大学入試共通テスト予想問題作り直した

  • まえがき

以前私はこんな記事を書いた。

 

 

のちに、こんなツイートがバズった

https://twitter.com/mie0213_tigers/status/1334840791282282496?s=21
これは悔しい。私は「大学入試共通テストに会話文を書くのは、もう、会話じゃなくて文だから」と思っていた。あと、大学入試共通テストは嫌いだがお笑いは好きだ。しかも、会話文にするならするで、名前はどういう基準!?と本気で思っていた。私は本気だった。なのに、なぜ、このふざけ方が思い付かなかったのか!というわけで、今日はこのふざけ方をします!このふざけ方をしたいから、予想問題作ります!

 

なお、数学IAのみなうえに、図が面倒な統計と設定を考えるのが面倒な

 

  • 第1問

たけし「いやー、世の中ね、興奮すること色々ありますけどね、一番興奮するのは命題が必要条件か十分条件必要十分条件か見分ける時だね」

みきお「間違いないね」

みきお「あれ?昨日まで何もなかったのに、こんなところで命題を必要条件か十分条件必要十分条件か見分ける店ができてる、興奮してきたな」

たけし「いらっしゃいませ、こんにちは。いらっしゃいませ、こんにちは。いらっしゃいませ、こんにちは。」

みきお「ブックオフか!」

みきお「あれ?ここ、命題を必要条件か十分条件必要十分条件か見分ける店だろ?メニューねえじゃん」

たけし「お客さん、踏んでますよ」

みきお「何で床にあんだよ!えー、メニューが

p:3つの内角が全て異なる

q:直角三角形でない

r:45°の内角が一つもない

か…」

たけし「えー、じゃあまずは、『pまたはqならば、rである』つまり『3つの内角が全て異なるか直角三角形でないならば、45°の内角が一つもない』真か偽か」

みきお「ややこしいわ!『【ア】』って言えばいいだろ!そっちでも真偽一致するんだから!」

たけし「ということで、『pまたはqならばrである』こちら、真ということでよろしかったですか?」

みきお「おい、待て待て待て。俺その言い方嫌いなんだよ。ちゃんと言い直せ」

たけし「すいません、『p or qならば…』」

みきお「そこじゃねえよ!なに、pやqの発音よくしてんだよ!『よろしかったですか』の方だろ!」

たけし「あ、ですか?の方ですか?」

みきお「うるせえな!」

たけし「で、『pまたはqならばr』の方は真ということで…」

みきお「そんなわけねえだろ!【イ】とか【ウ】とか反例あんじゃねえかよ!」

たけし「というわけで『pまたはq』は『r』の何条件でしょうか?」

みきお「【エ】だろ」

たけし「正解です!おめでとうございます!」

みきお「正解したぞ、何か貰えるのか?」

たけし「ホタテですね」

みきお「ホタテ!!!!」

 

(1)空欄【ア】に当てはまる言葉を選べ

 

 

(2)空欄【イ】、【ウ】に当てはまる言葉を選べ。

1、直角二等辺三角形

2、内角が30°、45°、105°の三角形

3、正三角形

4、三辺の長さが3、4、5の三角形

5、頂角が45°の二等辺三角形

 

(3)空欄【エ】に当てはまる言葉を選べ。

1、必要十分条件である

2、必要条件であるが十分条件でない

3、十分条件であるが必要条件でない

4、必要条件でも十分条件でもない

 

 

 

  • 第2問

ひとし「あのー、この前ね、コントライブをしたんですよ」

まさとし「あー、何かやってたなあ!」

ひとし「チケット料金10000円でライブしたんですけども」

まさとし「高すぎるやろ!誰もけえへんやろ!」

ひとし「来たわ!来てくれたわ!来てくれた人おんねん!」

まさとし「まあまあまあ…」

ひとし「まあまあまあ…やないねん!謝れ!来てくれた人に!いや、来てくださった人に!」

まさとし「それはすいませんでした。ちなみに何人来たん?」

ひとし「60人くらいやね*1

まさとし「少なっ!全然来てないやん」

ひとし「来てるわ!来てくださってるわ!謝れ!来ていただいた方に!1万円払ってくださった方に!謝れぇ!」

まさとし「うるさいなあ…でも、実際、もうちょっと値下げしたら売れたんちゃうん?」

ひとし「いや、1万円でやるってのが…このライブの醍醐味やから」

まさとし「たとえば、10000円から値段をx %引いたら、観客が0.5x %増えるとしたらさ…」

ひとし「まあ売り上げをy円として、yをxで表したら…y=【ア】円にはなるよねえ」

まさとし「じゃあ、yの最大値いくつやねん」

ひとし「x=【イ】のとき、y=【ウ】になるよねえ」

まさとし「金額も人数も自然数に決まってるやろ!」

ひとし「痛っ!え!?何でこんな計算したのに叩かれなアカンの!?」

まさとし「まあ、だから【エ】円でライブしたら売り上げ最大だったんちゃうん?」

ひとし「それでライブしておもろいか?【エ】円のライブっておもろいか?10000円だからおもろいって言ったよなあ?」

まさとし「ンハハハハ」

ひとし「あと、x %値下げしたらx/2%くるっていう仮定も何やねん!?根拠がないやん!」

まさとし「ンハハハハハハ」

ひとし「10000円まで値上げしたからおもろいねん!何回言うたらわかんの!?」

まさとし「ンハハハハハハ」

 

(1)【ア】に入るxの式および、【イ】〜【エ】にはいる値を求めよ

 

  • 第3問

ひろゆき「この写真見てよ」

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ひろし「秋山とパンのオープニングだね」

ひろゆき「この写真の秋山とパンを見たらさ、この映像がどこで撮られたか分かると思うんだよね」

ひろし「なるほど、秋山の身長を175cm、フランスパンの長さを70cm、東京タワーの高さを333mとして考えてみよう」

ひろゆき「それだけじゃ不十分じゃない?【ア】の長さも必要だよ」

ひろし「確かにそうだね、でもそれは【イ】写真を見れば、54.7cmくらいだと分かるよ」

ひろゆき「なるほど、じゃあ、身長と目の高さは大体同じかつ、秋山から見て、フランスパンの先端と東京タワーの先端がちょうど重なっているとすると、目線の角度はだいたい【ウ】度ということが三角関数表(省略)からわかるね。」

ひろし「ということは、東京タワーと秋山の距離は【エ】mになるね」

 

(1)【ア】、【イ】に当てはまる語句を考えて入れよ

(2)【ウ】、【エ】に入る値を求めよ

 

  • 第4問

あきお「37x-9y=1っていう不定方程式があるよね?」

あきお「これは不定方程式だけど、xとyが自然数だとしたら、多少は定まるんだよね。yが最小のものだったら(x,y)=(【ア】,【イ】)だよね?そして整数kを用いたら(x,y)=(【ウ】k+【エ】,【オ】k+【カ】)と表せるんだ」

あきお「ということは、37の倍数と9の倍数の差が1になる最小の自然数は【キ】と【ク】になるんだよ」

あきお「いい?ここから話は急展開を迎えるからね?フリーメイソンの悪魔の数字666を素因数分解すると、666=【キ】になるよね?」

あきお「さらに、任意の自然数nについてnとn+1の最大公約数は【ク】であり、n(n+1)が【ケ】の倍数である」

あきお「ということはn(n+1)が666の倍数になる最小のnはn=【コ】のときでそのときn(n+1)=【サ】になるんだよ」

あきお「そして、n(n+1)を2で割ると、1からnまでの自然数の和になるから、666は1から【シ】までの自然数の和、すなわち小さい方から【シ】番目の『三角数』なんだよね?繋がったよね?」

あきお「信じるか信じないかはあなた次第です」

 

(1)【ア】〜【シ】に入る自然数を求めよ

 

*1:この文章は「寸止め海峡(仮題)とは無関係です。なぜなら、実際の人数が分からなかったので…

THE W審査システム「勝ち残りノックアウト方式」を徹底考察

どうも、こんばんは、オルソンです。

 

 

この記事はTHE Wのネタバレ925%でお送りしておりますので、危ない人は避けてください

 

 

 

女性芸人限定賞レース「THE W」。2017年に始まったこの大会は、色々とアレな演出や運営などにより、某深夜番組で「もちろん毎年めちゃくちゃ面白い」などと大皮肉をかまされていたのも今は昔、今年は某プライムタイム番組が「はなしょーさんTHE W決勝進出おめでとうございます」と素直に祝福するような賞レースとなった。

そんな賞レースでも悪い面がないわけではない、それが審査システムこと「勝ち残りノックアウトシステム」である。1人目はネタ披露後すぐに2人目がネタを披露するが、2人目のネタ披露後に1人目と2人目で勝敗を決め、買った方が3人目のネタと戦い、勝った方が…を繰り返すという、キングオブコント2014最終決戦と全く同じシステムだが、「審査員ごとの順位がわからない」「欲を言えば審査員の点数が見たい」「ネタ順によって最終決戦進出者が変わるのでは?」「勝ち残りノックアウトシステムっていう名前がダサい。こんなダサい固有名詞は『高輪ゲートウェイ』以来」「あ、そうだ。ダサい、と言えば出囃子でネタを披露するショータイムの前に小声で『ショータイム!』って囁いてるのも超ダサいっすよ」などという声が上がっている。

 

しかし、本当に順位は分からないのだろうか?パズルっぽい感じでアレをアレしたら順位は分かるのではないか?という思いで、今この記事を書いている。早速本題へ、とその前に…

 

 

パズルっぽい感じでアレしたらぱぱっと順位がわかるシステム、通称「PPAPシステム」の説明をしてからにしよう

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まず、これはWikipediaを丸写しにした、各審査員がどっちに入れたかを表す表である。「表す表」ってBKBみたいですね、ブンブン!

PPAPシステムの肝はこの表をよりわかりやすくすることにある。と言うわけでまず

 

1、どの審査員の順位を知りたいか決める

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というわけで、まずは決めないと始まらんのです。オンバトラテ欄のようになってますが、これは、Aブロックの視聴者の投票結果を不等式に直したものです。この不等式に直すということがPPAPシステムの肝なのです。

 

2、不等式を一本にしようとする

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これをな、

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こうじゃ!

簡単に言うと、「A<B、B<Cのとき、A<B<C」ということです。

これにより、順位が分かるところは分かるけど、分からないところは分からないという千鳥の漫才のような状態になります。

 

3、全てのパターンを考える

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分からないところは分からない、とは言っても、にぼし<バナナより、にぼしはバナナより上に来ないことがわかります。これにより、順位が確定できずとも、絞ることができるということです。

へ?ターリーターキー?

えー…その…

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すいません、順位が分かるとか言ってすいませんでした。ターリーターキーは全然分かりませんでした。でも、紅しょうがより上には来ないのは確定、つまり視聴者1位は「紅しょうが」で確定ということです。

経験者なら分かると思いますが、SPIという就活用の知能テスト的なやつはこんなんばっかりです。俺のSPIでの経験が火を噴くぜ!

 

  • Aブロック

まずは、Aブロックから。

「嫌な女あるある」というTHE Wのトップバッターにふさわしい題材を持ってきつつも、それを「シンデレラの新解釈」という要素に落とし込み、さらに「人は勝算があるのに挑戦できない時に涙を流す」と言った小難しい話をしっかりとトーンの強弱で聴かせる山田と、そんな山田の術中にハマったりハマらなかったりして、適切なスピードで漫才を引っ張る藤本のコンビネーションが「単なるトップバッター」以上のトップバッターだったTEAM BANANA。そこに「監禁している女にオードブルとハムスターと拳銃が廻っているベッドメリーを見せるコント」をぶつけたオダウエダ。感情が爆発して縄が切れてからの展開は「理」が1ミクロンも入る隙間がない、まさに「立入禁止の不条理空間」であった。自分はめちゃくちゃ笑ったけど、家族はポカンでした。回転しているオードブルを見て笑わない父母から回転しているオードブルを見て笑う息子が生まれることはあるらしいです。その後のにぼしいわしは…「もうええわ」などではなく「あれバリきしょいよな」で終わる部分や、「こうやって追い込むのやめて!」と言いながら雲梯で前後にしか逃げないところは面白かったが、正直去年のが好きだったかなあ…オダウエダ直後だったのもあるかもだけど。その後の紅しょうがは、「〇〇ですよね?」というシステムや間に技術は感じたが、個人的にはあんまりだったので、満票はめちゃくちゃ意外だった。その後のターリーターキー。地味に「何かムズくて」っていうワード好きだった。捻ったのもいいけど、こういう直球も笑っちゃうんだよな。良い感じのベタさが良かったが、これに勝ったスパイクのネタも見たくなっちゃうな、オイ!

そんな、Aブロック。*1視聴者の審査結果は前述の通りなので次はヒロミから…と、言いたいところだが、実は視聴者とヒロミの審査結果は全く同じである。もちろん順位も全く同じ。ヒロミは6名の審査員の中で、最も視聴者目線を持っているのである。

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そんな、視聴者とヒロミの審査結果を見てみると、オダウエダとにぼしいわしが下位で、紅しょうがとTEAM BANANAが上位という「ザ視聴者」な結果。え?私ですか?視聴者ですよ?お笑い好きは「視聴者」をどこか舐めてる。よくないという自覚はある。

さて、続いては久本と田中の審査(ここも、全く同じ審査結果だったので)。

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後半は「紅しょうが」を高く評価し、最終決戦に導くも、序盤は上位を決めかね続けており…
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直してみると、久本・田中両氏の支持も虚しく惜敗したオダウエダが1位かもしれないという結果に。オダウエダファンの皆様は「久本雅美田中卓志の1位はオダウエダだったのかもしれない」という希望を胸に生きてください。こういうのって、絶対都合が良い方を信じた方がいいと思うので…。

続いて、川島の審査

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不等式を一本化する前から、TEAM BANANAをめちゃくちゃ推していることが分かる不等式ですが…
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直してみたところ、川島の1位はTEAM BANANAで確定しました。この答えを自分で導き出した時は「ヒッ」と細悲鳴が出ましたが、落ち着いて考えると、誰も何も悪いことしてませんでした。なお、TEAM BANANAへの支持が熱すぎるため、1位以外の順位は一切確定しません。

続いて、リンゴの審査

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まあ見ての通り…
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にぼし<バナナ<しょうがラインがしっかりと。こちらは紅しょうが1位確定である。他の順位も気になるところだが…。こちらも2位以下は闇の中である。

続いて、哲夫の審査だが…

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紙が狭くなってしまった。一人で膝を抱え泣いている少年よ、わしらが笑顔にするぜ!紙が狭い!
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そんな、哲夫の審査、なんと言ってもオダウエダ一位確定!!!!あの「99点」の件は小ボケでも何でもなく大マジだったことがハッキリ伝わった。これは激アツでは。なお、実際に最終決戦に進出した紅しょうがは3位以下確定。何というか、独特の審査をする人である…知ってたけど。

 

  • Bブロック

続いて、Bブロック。

トップバッターからAマッソがTHE Wでしかできないネタこと映像漫才を披露。「ピーターパン認可書めっちゃ書いてんで」などを分かりやすくするためにも映像が効果的に働いており、新しくて面白くて2本目が見たいっていう最高の極致のようなネタだったが……意外と「20秒で10個ボケるのが村上ではない」とか新しさゆえの穴もあったかも……いや、でも…あんな呆気なくゆりやんレトリィバァに制されるかね…???ゆりやんの「カツオ」はオールザッツ漫才のネタとネタの間で見たことがあったが…うーん…見たことがあったからということではなく、自分が芸人のネタに「オールザッツ漫才のネタとネタの間みたいなユルさ」を求めていないのかもしれません。だから、平場などはともかくネタのゆりやんで笑った記憶があまりないんですね。もっとカッチリを求めてしまっている。じゃあ何で回転するオードブルで笑ってたのかよく分からんのですけども。うーん。吉住は一本目はもちろん、やっぱり二本目が………一本目のが初見で、二本目のが見たことあったんですが、最後の「友達から?」の追加で支店長も大概ヤバいというかなり味わい深いネタになっていたので驚いた。もちろん「支店長と吉沢亮ってどっちがイケメンかなあ?」「私たちに明日が来る保証なんてどこにもないんだよ」「すぐ撃つじゃん…」なども好きだった。一本目は、「仕事と恋愛の両立」というテーマで最近見たアンナチュラルの1話の終盤を思い出したものですが、ラスト感動させといて「セーフ!」で持っていくのはある種二本目と対極の戦略なんだよなあ…。その後のはなしょーは、2人とも色々なキャラ演じられるのが本当に強い!セリフ面での印象が薄いものの、いや、逆に言えばセリフ面での印象が薄くともコントを見た満足感がしっかりしている!しかし、「お手玉」といい、「プレシオサウルス」といい、なんではなしょーの伏線回収はこんなにあざとくないんだろうか。ぼる塾は田邊さんがかかりすぎてるのが気になる以外は普通の……と思いきや、「いつも以上」を用意せず決勝来るわけはなかったですね。それを用意してるってだけで嬉しいし…実際面白いじゃん…。

そんな、Bブロックの審査。まずは視聴者から…

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Aマッソが視聴者審査では勝利。久々にちゃんと審査に不満が出ましたね。あそこまでやって勝てないのはどうすれば良いんだ。
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そんなわけで、視聴者審査を並び替えると、ゆりやんが最下位確定というわけで、視聴者は知名度でものを選んでいないと結論づけるのは、大きな思い違いをしているんでしょうか?吉住が3位以下なのでそうなのかもしれません。Aマッソの順位がわからず「1位かもしれない」で止まっているのはめちゃくちゃ不満です。まあ、仕方ないか。

続いて、ヒロミと田中と哲夫の審査。田中の審査は誰かとかぶる宿命らしい。

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3名とも、吉住の支持が相当に分厚い。1位が誰なのかは見なくても…

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はい、吉住1位確定。3名から支持を受けたら、そりゃ納得の最終決戦でしょう。なお、Aマッソの順位は低く、ヘタすりゃ最下位である。もしかして、この3名……Aマッソの例の件をまだ許していないのか?????

続いては久本の審査

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ゆりやんと吉住を高く評価しているが…果たして…
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何と、まさかのゆりやん1位演出。後半の吉住は妥協の吉住だったようだ。いや、でも、まさかなことないか。久本が好きそうなイメージ全然ないネタではないか。うん。

続いて川島の審査

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Aブロック同様、極端に吉住を推した審査が目立ちますね。直すと、もちろん…
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吉住1位確定ロードにAマッソ登場。Aマッソと吉住にしか票を入れていないため、誰の順位も確定しない波乱の展開に。川島の中でAマッソ1位説は推しておきたいところです。審査コメントめっちゃ良かったし。

最後にリンゴの審査

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いや、吉住の評価低いな!これは逆にどんな不等号が出来上がるか…
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案の定吉住最下位演出。真実を暴くことが本当に正しいのかよくわからなくなってしまいました。いや、よく優勝したなあ、まあ3名の支持があるから当然っちゃ当然か。

 

  • 結果

今回の結果から1位かもしれないリストを作るとこのようになった

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興味深いのはAブロックの「オダウエダ」の多さである。もちろん、「かもしれない」止まりながら、実はオダウエダにとって最も都合のいい択の元ではオダウエダと紅しょうがは引き分けなのである。BブロックはAマッソが推定の中ではそこそこ健闘しているが…それにしたって吉住が強い。ということで、吉住の優勝は自然の摂理であり、あまりにも納得の結果だったのである。吉住、おめでとう!

(おしまい)

 

*1:ここまで読めば分かると思いますが、オルソンはTHE Wの感想記事をこれと別に書く気など毛頭ありません

「下手な歌手の歌より沁みる芸人の歌」があるから、お笑いはやめられない

2020年11月28日放送のゴッドタンを配信で見る。

 

 

この日の企画は「マジ歌オーディション」。普段はゴリゴリド深夜のバラエティであるゴッドタンが、年末年始になるとプライム帯と深夜の境目にやってくる。その時の企画が「マジ歌選手権」。芸人が歌ネタではなく、しっかりマジな歌を持ってくると言う企画なのだが……………

 

歌ネタではない、とは言いながらも歌詞で笑いを取っていく曲が多いのは事実で、そう考えると歌ネタではあるかもしれない。とはいえ、この日の出演者は、マセキ公式チャンネルのコントより、個人チャンネルの歌の上手さがバズっているパーパーのほしのディスコを筆頭に、歌唱力はしっかり高い芸人ばかり。そんで、歌詞はこの記事のタイトル通り、「下手な歌手の歌より沁みる」のである。そんなわけがない、と思うかもしれないが、そんなわけはある。ものの例えとかでもなく、沁みる。なぜか。理由は二つある。

 

一つは、「業の肯定」ということである。業の肯定、とは立川談志が落語のことを評した言葉である。業とは、人間のズレ、間違い、悪意といったものであり、その存在を認知させるものが、落語(お笑い全般でもある)ということである………というか、要は「共感」のことと、個人的には解釈している。

 

そういう点でいうと、トップバッターのヒコロヒーの歌は秀逸だった。自身についてくる厄介な出待ちのおっさんが「ニッチェは神対応」などと、ニッチェを引き合いに出してくることに気付いてしまい、「ニッチェさんのせいだよ」と半ば八つ当たり気味に結論づけるこの歌は、優しさが時にどこかで人を傷つけるという人間の業を肯定したマジな名曲ではないかと思う。

 

その後も、義兄がとんでもない有名人になってしまった芸人の情けなさをヒップホップにしたオッパショ石、ヤバいTVスタッフのヤバさを歌うだけのラランドサーヤ、相方との不仲を歌にしたパーパーほしのと、いずれも「俺の靴下あいつのお下がり」「EXITと同じマンションという変な自慢」「慣れてきたんだねクズなこの僕に嫌い続けることに飽きたのかな」と、いずれも感情の機微を、そして「業」を汲んだ名曲揃い。しかし、これだけで芸人の歌を「下手な歌手より沁みる」と言い切るのはさすがに本職に失礼であり………

 

というわけで、お笑いが歌手に勝る点がもう一点ある。それは、お笑いの「何でもアリ」さである。今や、お笑いにもコンプライアンスの波が押し寄せていると言われているが、それでも、こうして歌手のマジ歌と芸人のマジ歌を並べると、お笑いはまだまだ自由がある。「廊下で霜降りとベタベタ(中略)フワちゃんと仲良いアピール見せつけられるのキツい」などと、無限に裏方に悪態をつき続ける曲を出せる歌手がいるか?「コンビを組んだ時は女として見てた」と、相方への大セクハラを自首できる歌手がいるか?そんな曲をメジャー歌手がリリースしたら、大騒ぎも大騒ぎだろう。特に、今や歌手もコンプライアンスの波が押し寄せ一やらかし一アウトだろうから。

 

お笑いというのは「笑い」さえあればいい、その手段は実質無限、そんな「何でもアリ」ぶりが、自分がお笑いが好きな理由だったなあ、と、芸人たちのマジ名曲を聴きながら改めて思い出した、そんな回でした。年末特番も楽しみです。