Go to 関西旅行

※この記事は、Go to キャンペーンとは一切関係ありません

 

どうも、オルソンです。

 

 

弊社の長期休暇はGWとお盆なのですが、皆さんご存知の通り、今年の上半期は自粛ムードが漂い、旅行に行くことは叶わなかったのである。

 

しかし、今は自粛ムードがあの時よりは緩みつつある。さらに、こっちが次のGWまで自粛している間に鉄道は変化を続けている。今年のGWは武庫川線も行く予定だったんだぞ!!!!!!!!行く予定だったんだからな!!!!!!!と、いうわけで、弊社の振替休みを利用して日帰り遠征を敢行した。これはその時の紀行文である。

 

というわけで、最終的に行き着く先を鶴橋に決めて、旅行スタート。鶴橋までの切符を買う………と、思ったら600kmまであと少しチャンスだったので、少し大阪市外へ区間を伸ばすと………600km割引適用成功!!!!やったね!!!!600kmチャンスは当日の朝気づきましたからね。いやー、我ながら当日の朝にこんな頭が回ったもんだ。

 

というわけで、まずは、朝早くの横浜を目指し、朝早くから移動を始める。あまりに真っ暗なので本当に夜が明けるか不安になったが、ちゃんと明けてきた。

 

さて、なぜ私はわざわざ朝早くの横浜駅にいるのか?それは、コイツを撮るためである。

f:id:EF_510_514:20201119010155j:plain

  そう、サンライズ瀬戸・出雲。「翌朝の新幹線で出るより早く東京(下りは岡山)に着く」ことをウリとして、今なお生きながらえる寝台特急だ。もっとも「寝台を某建設会社と共同開発したら、鉄道の耐火性などの兼ね合いで大揉めしたので、後継車は現れない」というウワサもあり、いつ消えるか油断ならない。

ちなみに、鉄道車両を撮るのも一年以上ぶりでぶっつけサンライズだったが、どうだろう?早打ちだったり、後ろがどれくらいまで入るかの見込みが甘かったりしたが、前からこんなもんくらいしか上手くなかった気もする。

 

撮り終わったら、新幹線で西を目指すべく、新横浜へ!横浜駅崎陽軒は7:00開店(コロナ禍前は6:00開店)と言うことで、つまみを調達!横浜線が横浜まで乗り入れるやつか乗り入れないやつかで迷いかけたが、それでも新横浜で酒を買う余裕はは見せつける!

というわけで、こちらが本日の朝食。崎陽軒横濱チャーハンは、シウマイ弁当より具(シウマイ含む)が減るけど、チャーハンで酒を進める荒技が取れるのが魅力である。というか、このチャーハンが普通に美味い。「オカンチャーハン」ではあるんだけど、只者じゃなさもある。

 

新幹線は名古屋に着く。ここでは名鉄を撮る。パノラマスーパーのオリジナル塗色はもういないらしいが……意外といるかもしれないし…あと、いろんな形式の晴れカット撮っておきたいし…

名鉄名古屋までなんとか辿り着くも「4両」」と「4番線」を見間違えて、名鉄の大迷宮で逆走しそうになったうえに、一本見送る。この後行く撮影地の最寄駅「西枇杷島」は各駅しか停まらないが、名鉄は各駅が極端に少ない。結局、東枇杷島まで行く各駅に乗って歩くことに。こんな解決法ありえないというか、電車に徒歩で勝つって、わしゃ農家になる前のTOKIOかよって思うんですが、どうでしょう名鉄

西枇杷島二ツ杁間の柵が低いところで撮影。一応、名古屋に近い分本数は多い、と言いたいところだが、東枇杷島西枇杷島の分岐点より岐阜寄りなので犬山線の列車は撮れない。そんな、実は言うほど本数なさげな撮影地で撮った写真がこちら!

f:id:EF_510_514:20201119010559j:plain

6000系

1976年から1985年に製造された通勤型車両。名鉄の現役車両としては最古参にあたるが、製造年数の長さもあって、しばらくは主力級の活躍が続く模様。

f:id:EF_510_514:20201119010725j:plain

6500系

こちらも通勤型。ではあるが、セミクロスシートを採用する余裕を見せつける。それでも2編成だけオールロングシート編成が存在するようだ。

f:id:EF_510_514:20201119010832j:plain

3100系

名鉄の特急は一般車+特別車という編成で、特別車のみ特急料金を取るという列車が多い。そして、この1800系はパノラマスーパーなどに一般車を増やすために生まれた列車である。だからパノラマスーパーと塗色も一緒………のはずが、この列車は真っ赤な普通列車に増結されているし、パノラマスーパーは前述のリニューアルによってこんな塗色ではなくなってしまった。何なんだコイツ。

f:id:EF_510_514:20201119010804j:plain

2000系

中部国際空港開業時に誕生。空港アクセスを担うことにもなった名鉄による全車特別車仕様の特急列車である。「ミュースカイ」と言う愛称で知られているため、撮影も乗車も時刻表さえ見れば大変容易である。

f:id:EF_510_514:20201119010322j:plain

2200系

ミュースカイの色違い………と思いきや、こちらは全車特別車ではない。こちらも中部国際空港開業時に製造された列車ではあるが、「ミュースカイ」的な愛称はない。

f:id:EF_510_514:20201119010434j:plain

2200系

この撮影で7回くらいきた。撮り飽きすぎて鳥山明になると、流し撮りに挑戦したくもなるもんである。

f:id:EF_510_514:20201119010529j:plain

1200系

パノラマスーパー。最後の最後でやっときた。ブラックフェイスを雑に取り入れて変にツルツルなのが特徴。前の方が絶対良かった。

名鉄本線にはあまりパノラマスーパー自体が来ない、と言うことがよくわかったところで撤退。なお、帰りも無駄な粘りで乗るべき列車を見逃し、西枇杷島まで歩いている。しかも、西枇杷島まで歩く途中、高校生の大群を見かけ、そのまま大密に巻き込まれるというゲームオーバーぶりを見せつける。しかし旅程は崩すことなく、名古屋では帳尻を合わせ、次行くべくは島本である。が………結論から言うと、この撮影地の訪問はハズレだった。

f:id:EF_510_514:20201119010930j:plain

まず、やってきたのはスーパーはくと。元々、線路が南西に伸びているので午後すぐに側面に日が回らないのだが、13時でもしっかり回ってない。

 f:id:EF_510_514:20201119011013j:plain

さらに、島本駅周辺のみを覆う謎の暗雲の襲来により全体的に日が回らなくなる。

f:id:EF_510_514:20201119011131j:plain

そして、よく考えたら223系しか撮ってない。思えば、特急はスーパーはくと以外自分で捨てたとして、221の列車線運用は前に来た時よりさらに減っていたのかもしれない。残念無念。

というわけで、最終目的地である鶴橋へ、さっさと移動。コリアンタウンとして知られ、焼肉屋がめちゃくちゃ多い…と相席食堂でやっていた鶴橋では、ただただ近鉄線のホームにいるだけで焼肉屋の匂いが凄い。あと、コンコースに駅そばみたいな感じで「焼肉ライク」って店があったぞ???撮影前にここで昼飯とする。全然、東京や千葉にもあるチェーン店らしいが、大盛況だった。というか、普通に美味かったぞ…。

近鉄鶴橋で撮影したのは以下の通り。近鉄は形式が難解なので、とりあえず来たやつは全部撮る(失敗することはある)。

f:id:EF_510_514:20201119011327j:plain

1220系

編成番号が「1026」なのに1220系で合ってるんだろうか、多分合ってないんだろうな。合ってないとしても直す気なし太郎なので悪しからず。バイビー。

f:id:EF_510_514:20201119011358j:plain

21020系

2002年に登場した、名古屋〜難波を結ぶ「アーバンライナー」の新型で、「アーバンライナーネクスト」と呼ばれる。「ゆりかご式シート」という新しい座席が採用されるなど、当時の新技術が盛り込まれている。

 

f:id:EF_510_514:20201119011539j:plain

80000系

特急「ひのとり」という列車だが、要するに「アーバンライナー」の後継。こんな豪華そうな列車(実際本革シートなど内装も豪華らしい)を、都市間移動の特急に使ってしまうという非常にワイルドな車両である。2020年3月デビューの最新型だ。

f:id:EF_510_514:20201119011638j:plain

阪神1000系

阪神本線近鉄大阪線は、阪神なんば線によって繋がれている。これにより、JRと競合する関西において弱点になりがちであった「乗り継ぎ・乗り換えが多い」という欠点を打破し、名古屋や奈良と難波までのみならず尼崎を経て神戸まで一つの線路で繋がっている。そんな近鉄線に、阪神から乗り入れてくる通勤型車両がこの1000系である。

f:id:EF_510_514:20201119011703j:plain

23000系

伊勢志摩ライナー」として、伊勢方面への観光特急として名古屋・難波・京都から出発する列車。1994年の志摩スペイン村の開業にあわせて生まれ、2013年の伊勢神宮遷宮に合わせてリニューアルされるという、伊勢志摩と運命を共にしている列車である。

f:id:EF_510_514:20201119011732j:plain

21000系

アーバンライナー」の車両の元祖。1989年に登場し、私鉄初の120km/hを実現。2003年に内装をリニューアルし、前述の21020系と内装を合わせ、「アーバンライナープラス」と改名された。

f:id:EF_510_514:20201119011803j:plain

撮影後は、駅を降りて焼肉屋へ向かう。ギッチリと店が詰まっているサマはアメ横を思い出させるが、アメ横よりはだいぶコリアンタウン化しており、チヂミ屋とキムチ屋が軒を連ねに連ねる。

そんな、相席食堂で亀田史郎が3150のロケをした場所をすり抜け、「鶴橋ホルモン本舗」なる石直球な店を発見。ホルモン盛り合わせをつまみに酒を飲むことに。

f:id:EF_510_514:20201117014434j:image

コリコリしていたり脂がジュワッと出たり楽しい食感。特に新発見だったのは「レバー」個人的に苦手だったのだが、レバー片をレアで焼くと弾力が楽しくなる。レバーってレアでいっていいのかは不明だが、今のところ体調不良がないので多分大丈夫だろう。

ホルモン盛り合わせは、メニューと盛り方が違うので、どれがどのホルモンかは全くわからなかった。が、美味しかったのでよしとする。

この頃になると外はもうすっかり暗くなり、撮れる鉄道写真などない。「じゃあ、もう帰れ」と言うことになるが………京都で新幹線に乗り換え、名古屋でひかりに乗り換え、浜松で下車した。ここで晩飯だ。鶴橋のホルモン?あれは………えーと、その……おやつです、はい、おやつ。

と、いうことで、浜松で私オルソンはめでたく、さわやか童貞を卒業する運びとなりました!!!イェイ!!!

f:id:EF_510_514:20201117015110j:image

さわやかの店内は、空間除菌のために緑茶ハイを噴霧しているので、安心して食事ができますね。

注文したのは「げんこつ倶楽部」というセットメニュー。げんこつハンバーグとライスとスープとドリンクのセットだが、キャンペーンにより普通にげんこつハンバーグとライスを単品で頼むより安い。

f:id:EF_510_514:20201117020015j:image

そりゃまあ、ドリンク付けるよねってことで、店内にいる横澤夏子をインストールしたフワちゃんのおっしゃる通り、カンパイからはじめることにした。一人だけど。

f:id:EF_510_514:20201117020502j:image

あと、ピリ辛ポテトってのを単品で追加したのだが、しっかりバカ辛かったので美味いけど気をつけましょう。酒どころか全然白米進むくらい辛い。

f:id:EF_510_514:20201117021340j:image

が、今回の主役はもちろん、げんこつハンバーグである。鶴橋で肉が焼けるサマを見たばかりでも、人は肉が焼けるサマを見ると興奮する。「あ、こんなところで肉焼けてんじゃん、興奮してきたな」とは伊達みきお氏の言葉である。

f:id:EF_510_514:20201117145329j:image

さわやかの特徴は、この「半生」ぶりである。自分も行くまで知らなかったが、げんこつハンバーグは球体のため、地球のコアの部分は生肉となる。それが、自分の机に来てから半球に切られ、鉄板で焼かれる。これにより、表面はこんがり焼けているが、生肉のフワッとした食感もまた楽しいという、「つくね」的な食感の変化の楽しさがある。しかし、生肉を味わわせると言う芸当、肉が新鮮でないのはもちろん、つなぎに小麦粉などを使っていたらできない芸当である。まさに牛100%の力を思い知った。

 

このあとは、東海道新幹線で帰宅。ひかり号だから新横浜までノンストップだぜ〜〜〜〜〜〜い!!!と思ったら、掛川駅で減速し、通過線上で停車。どうやら、三島駅で人が線路に侵入したらしい。参っちゃうね………。新幹線なので充電用コンセントはあるし、それに合わせて充電器はあるが、自分のiPhoneは充電しながらイヤホンを挿せないので………それでもリクライニングとコンセントと車販があるからギリギリ一泊くらいは凌げなくもない……でも、静岡まで出るだけだったらホームライナーの方が速かったのかな…………というか2時間遅れれば払い戻しだけど…2時間遅れたら終電がないな…結局損じゃん…損正義じゃん…と考えていたら1時間くらいで復活し、無事帰宅成功。いやー、世の中には松本伊代早見優みたいなやつがいるもんですね。

(おしまい)