どうも、オルソンです。
2023年12月10日、小田急からVSEが引退した。VSEの撮影記は過去にも記事にしている
VSE、好きなんですよねえ。LSE、HiSE亡きあとの新たなるロマンスカーという風を感じさせてはくれましたが、いろいろあって風を感じさせてくれただけでしたねえ。
意外と短命だったため乗ることも叶いませんでしたが、12月10日の最終日にVSEを追いかけまわすことにした。
我が家から西船橋で東西線に乗り換え、最初の撮影地へ。その場所は、よみうりランド駅である。駅でありながら、アウトカーブがあんまり長くないレンズで撮れるのが嬉しい撮影地である。ホーム先には小さい子どもと母親がおり、小田急がファミリー層人気を獲得しているのがうかがえる。
1000系
1987年に登場した。小田急初のステンレス車両。ワイドドアが採用されたりされなかったりしている。2014年にリニューアルが施されている。
さて、写真を見ての通り、影が多いんですよね。冬だし駅前だから建物が多いのも仕方ない。仕方ないなりにいろいろ練習しながらVSEを待つことにした。
小さくて全面が明るいほう
大きくて前面が暗くてピントが甘いほう
AFの速さを過信した結果失敗してしまったが、切り替えていくことにする。VSEはこの日喜多見車両基地を経て多摩線に入ると分かっていたので、私は新百合ヶ丘で乗り換えついでに箱根そばを食べ、黒川駅へ向かった。ちなみに、新百合ヶ丘の箱根そばはキャッシュレス専用だった。黒川駅では唐木田行きも新宿行きも両方撮れる!はずだったのだが、唐木田行きは自分がシャッター切る寸前に、前にいた撮影者のひじが当たったためブレて終了。ホーム逆側に行って新宿行きを撮ることにした。
小田急8000系
それはさておき、背景墓場じゃんかよ。線路沿いかつ駅前に墓場って、東京マガジンの「噂の現場」じゃないんだからさ。
多摩丘陵のトンネルを抜ける多摩線らしい光景。多摩線にロマンスカーが存在した期間は2000年から2016年と長くはなく、通勤用なので朝晩の運行がほとんどで、しかも通勤用にあまりVSEは入らない。つまり何が言いたいかというとこの写真は相当レアということ。
前の撮影者の肩は写っているが、肩が電車に被っていないのでまあセーフ。このあとはトイレに行って一本電車をやり過ごしてから新宿へ向かう。新宿2号踏切のアウトカーブで撮るぞ!
と、新百合ヶ丘で快速急行に乗り換え、新宿駅で降りる。チャージ不足だったので、精算機に並ぶも、さすが利用客数日本一の新宿駅とあって精算機に数人並ぶ。そして、歩く方向を間違えたまま2分歩き引き返した結果、新宿1号踏切に到達。なんとか踏切を渡りきり………
なお間に合わん模様
ということで、VSEの最後の撮影は楽しいスナップ風になりました。悔しいけど、見送りが楽しかったからまあいいか、と。
このあとはせっかく東京来たので、昼飯や夕飯を東京で食べたのだが………まあ、それは後日別記事とします。引っ張ろうってわけじゃないんですけどね。
(おしまい)