【随時更新】ラヴィット!で出てきたもの買った、食べた

どうも、オルソンです。

 

 

毎日ラヴィット!を見ている。すると、美味そうなメシが多数出てくる。もちろん、美味そうなメシが目的ではないのだが、美味そうと思ってしまってはしょうがない。ということで、この記事ではラヴィット!で紹介されて、実際に食べたメシを紹介します。あと、メシ以外も紹介します。ちなみに順番は、スーパーアトランダムです。

 

  • 品川貝づくし

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オススメ度:★★★★☆

(わざわざ食べにくることはないが、東海道新幹線に乗るときのオススメ度は★★★★★★★★)

2022年3月10日放送。「オススメの新幹線に乗るときのオススメ」より、ニューヨーク屋敷が紹介。3種類ではなく5種類の貝が入っている。

右下の食べかけの部分に「アサリの山椒煮」があり、ピリッとした山椒と甘辛いアサリが混ざり合い、米も酒もガンガン進めてくれる。

駅弁としては破格の美味しさで、それでいて値段は1000円と駅弁にしては手頃まである価格。屋敷がプレゼンでおっしゃる通り、私も東海道新幹線乗るときの駅弁で迷う意味がなくなりました。なお、東海道新幹線改札内でしか買えないため、駅弁屋祭などでは売っていないことに注意しよう。

 

 

  • とり松

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オススメ度:★★★★☆

地味だけど美味しい、美味しいけど地味。

2022年3月10日放送、先述の品川貝づくしと同じ日にギャル曽根が紹介。こちらは京都駅前の高島屋で購入可能。錦糸卵と椎茸の甘辛煮とかまぼこという率直に言って地味なメンバーが散りばめられちらし寿司は、これまた食べかけの断面を見ての通り、サバのおぼろがご飯の上と間の二段構えで挟まれている。

このおぼろ二段構えを持ってしても絵面の地味さは拭えないのだが、全てが堅実にしっかり作られており、ちゃんと美味しい。ちらし寿司に入っている椎茸の甘辛煮って美味しいよなあ、おぼろもフワフワでサバの味も残ってていいよなあ、と「脇役しかいないのにこんなに美味い!」という縛りプレイ的な凄さではなく「名脇役が集まったからこんなに美味いんだ!」と言える、非常に魅力のあるちらし寿司です。

 

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オススメ度:★★★☆☆

うーん

2023年4月24日放送「私の自己ベスト」という循環論法のようなテーマで、ぼる塾はるかが紹介したのが進々堂のしば漬けカレーパン。捨てる直前の包み紙の写真しか撮っていなかったようですが、こちらも京都駅前の高島屋で購入して食べました。カレーパンの中にカレーのみならず打田漬物のしば漬けが入っているというのが特徴ですが、カレーとしば漬けを同時に食べることでの化学反応が意外なほど意外と起きていない………カレーパン食べてるときにしば漬けの食感来ても邪魔だし………。

と、なかなかになかなかなことを書いてしまいましたが、カレーパンもしば漬けも双方良いもの、美味いものであることは互いに混ざり合っていてもよくわかる。ここのカレーパンは普通にオススメです。それだけにこの出会い方が………。うん。

 

 

  • 豆狸

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オススメ度:★★★★★

店を見かけたら買った方がいい。1個100円程度だから。

2023年1月23日放送、「オススメの茶色いもの」で田辺さんが紹介したいなり寿司屋。のちに、2023年10月6日の「私におまかせしてほしいもの」で近藤千尋も紹介。しっかし、OPテーマの作風だいぶ変わったよね。

大阪梅田発祥だが東京駅にあるため、移動の多い吉本芸人には助かるとの発言がラヴィット!である一方で、上野、大宮、赤羽、蒲田、亀戸など割とどこの駅のエキュートにもあるので入手はしやすいはず。

ラヴィット!で紹介されていたのは「わさびいなり」は、酢飯にわさび菜が混ぜ込まれており、均一にツンとした辛味が行き渡っている。1個108円(1個から買える!)で細長い形なので非常に食べやすく、ゾロリが100個食べてもお腹を壊さないでしょう。ほかに明太いなり(明太子が均一に混ぜ込まれたいなり寿司)も食べたが、わさびいなりが圧倒的に美味しかったです。

 

  • えび千両ちらし

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オススメ度:★★★☆☆

駅弁にしては美味しいが…

2023年4月25日放送、ラヴィット!ランキング「東京駅の駅弁屋祭で買える駅弁」で一位を獲得。個人的には、それ以前にマツコの知らない世界で見かけたのをきっかけに食べたこともある駅弁。

大きな卵焼きをどけると4種の具が出てくるという仕様で、具や酢飯の酸っぱさもちょうどよいのだが、いかんせんこのご時世で緩やかに値上げしており、気づけば1500円となかなかになかなかな値段となっている。ただ、他の駅弁に手を出して、美味しくないと(やっぱりえび千両だったかなあ…)となる。東海道新幹線乗るときは品川貝づくし一択なのだが、それ以外の新幹線乗るときは何がいいんだろう???誰か助けてくれ〜!!!!

 

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オススメ度:★★★★☆

さすが専門店!

2022年6月23日放送「オススメのテクニシャン」で川島明が紹介した店。「カニチャーハンの店」は店名である。写真はカニ味噌チャーハン1030円。特筆すべきは、チャーハンに乗っかっているカニの量である。パラパラチャーハンとゴロゴロしたカニのほぐし身の食感がしっかり分かれているからこそ、カニもチャーハンもしっかり味わえる。カニ味噌もカニ味噌の味が濃密で嬉しい。

 

  • 天麩羅処ひらお

オススメ度:★★★★★

ありがとう、ラヴィット!

2022年9月5日放送の「オススメの驚いたもの」でぼる塾あんりが紹介した天ぷら屋。福岡県内に7店舗あり、うち5店舗は福岡市内という偏った展開をしているため福岡に行かないことには食べられない天ぷら屋。

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天ぷら定食を頼むと写真の通り、白米と天つゆとイカの塩辛とバットがくる*1。そして、バットの上にどんどん天ぷらが載せられていくため、常に揚げたてを食べることができるというシステムなのである。

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海老天イカ天の海鮮コンビ。エビの透けっぷりを見て分かる通り、衣は薄くてサックサク。それでいて太いエビが水分を保ってプリップリを通り越してブリンブリン。
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これは豚天である。トンカツではなく豚天である意味、それは衣が美味いことと、天ぷらを揚げる技術の賜物により美味い天ぷらになっていることである。
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巨大かつ肉厚なピーマン天。ここまで肉厚なピーマンの食感はシャキシャキしており、それでいてもちろん火も通っているし衣もサクサク。どれほど絶妙に計算された揚げ時間なのか…。

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変わり種であるカマンベール天ですら、サクサク衣とチーズのとろけぶり、伸びっぷりが最高!揚げ時間や揚げ方に技を感じずにはいられません。

 

  • 天神ホルモン

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オススメ度:★★★★★

注文待っている間も楽しい

2023年4月10日放送の「ささやかな喜びを感じるもの」でぼる塾あんりが紹介。写真は丸腸ホルモン定食。丸腸とミックスホルモンが半々くらいで入っている。

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なんと、ラヴィット!で紹介されなかったライフハックとして、定食メニューはすべて値段据え置きで米をハイボールに変更できる。そして、ご飯単品は200円なので、事実上200円で定食にハイボールをつけられる。

丸腸からはジュワっと脂が出てきて、プルプルの食感。まさにホルモンといった趣だが、硬いわけではない。さらに、ミックスホルモンも入っているので、食感の変化も楽しい。ホルモンを噛んで噛んで噛みまくって旨味と脂で口の中を満たし、ベタついた口の中を白米やハイボールでぶった斬る。当然のようにどちらにも合ってくれるのには感謝しかないですね。
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また、注文してから待つ間、自分のホルモンが焼かれていくところを見ることができるのも特徴。博多の駅ビル地下の店舗ですらこの形態でした。パツパツの丸腸やホルモンが鉄板の上で切られ、己から出る脂に沈んでいくサマはたまりませんな。

 

 

 

  • かかん

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オススメ度:★★★★★

マジで山椒痺れ系麻婆豆腐で一番美味しい。

2023年4月6日放送「オススメの金メダルをあげたいもの」で千鳥ノブが紹介していたお店。この店、あるフォロワーの方が「東京に行くので美味い飯を教えてほしい」という趣旨のツイートをしたのに対して「ラヴィット!でロコディ堂前が紹介した店」としてここをツイートしたのですが、今調べてみたら完全なる記憶違いでした(ロコディ堂前は別の日に別の店の麻婆豆腐を紹介していた)、この場を借りて深くお詫び申し上げます。

そんな、かかんは本店は鎌倉ですが、代々木公園付近にも支店がありまして、私はそっちへ行きました。上の写真は、左が「茄子の青山椒揚げ」で右が「麻婆豆腐」である。

麻婆豆腐は花山椒を使っているからか、舌がビリビリしながらもふわっと鼻に抜ける香りがあり、香りが抜ける頃にはビリビリ感が爽やかさに変わっているという、理想的すぎる四川麻婆豆腐でした。茄子の青山椒揚げも、衣サクサク、中の茄子トロトロ、山椒ビリビリの三位一体で最高です。

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紹興酒ピータン豆腐も頼みました。四川料理店なので「辛いのばっかりでしつこいのでは?」という懸念もあるでしょうし、実際、ピータン豆腐にラー油がかかっているので、その懸念自体は外れていないのですが、先述の通り辛さがしつこくないので、3品でも余裕でしたね。

 

  • 藤子F不二雄異色短編集

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オススメ度:★★★★★

買ええっ!!買えっ!!買えーっ!!買えーーっ!!!!

そんな、かかんからの帰り道、「リズム&ブックス」なる良すぎる雰囲気の古本屋に入り、1200円くらいだったので4巻まとめ買いしたのが、2022年6月30日放送、横田真悠の誕生日会でマヂラブ村上が横田真悠にプレゼントした藤子F不二雄異色短編集である。

あのドラえもんの作者が大人向けでブラックな作品を描いていた……ということは広く知られていることであろうが、それにしても秀逸で、これを読んだあと「あんな童心しかないドラえもんと同じ作者か……」となること間違いなし。逆にブラックな作品や背景知識の解説の多い作品絵柄がドラえもんなのでスイスイ読めてしまうという側面もあります。個人的に撮り鉄するとき、次の列車を待つまでに電気を使わない暇つぶしが欲しかったので本当にありがたい。横田真悠への誕生日プレゼントとして正しいかはよくわかりませんが、川島明も「未だに本棚の一番いいところに置いてる」らしいので、入手の機会があれば是非ともお手元に。以下、各巻ごとの紹介です。

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人と牛の立場が逆転した星の違和感に地球人が空しくツッコミを入れ続ける表題作「ミノタウロスの皿」や、科学的ではなくある種陰謀論じみた角度からできない理由を検証する「T・M(タイムマシン)は絶対に」、当時の価値観でも亭主関白では済まされないほどの暴君小説家の夫と静かに従う妻の生活を描いた「コロリころげた木の根っこ」など切れ味鋭くブラックな作品が多い。

有名どころでは、トリビアの泉で紹介された「劇画・オバQ」と、刑事のキャラと宇宙人のデザインのコミカルさに反してオチが怖いことで有名な「ヒョンヒョロ」はこの巻に収録。

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タイトル通り、気楽に殺人ができる以外にも様々な倫理観・価値観が歪んでいる世界で、おかしいのは世界か自分か苦悩する「気楽に殺ろうよ」の鋭さが印象的だが、他の作品は笑ゥせぇるすまんのような世界観がゆるーく描かれ、オチまでユルいことで笑ゥせぇるすまんとは違った味わいの「やすらぎの館」、タイトル通りとにかく人が入れ替わり混乱の渦に陥れる「換身」、描かれるストーリーのブラックさに反してタイトルとオチがあまりにもバカすぎる「ウルトラスーパーデラックスマン」など、ただ切れ味鋭いだけじゃない作品を多数収録。ただのブラックも面白いのだが、ストレート以外の見せ方が見れる作品集といえる。「気楽に殺ろうよ」のオチの見せ方が素晴らしいが、「やすらぎの館」と「定年退食」のオチのユルさは好きですねえ。

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表題作「箱舟はいっぱい」以外にも、ペルシアのカンビュセス2世の5万の軍勢の史実から描いた「カンビュセスの籤」、夢の中だけは前世であろうクレオパトラの体験を思い出せるさえない青年を描いた「クレオパトラだぞ」など輪廻や終末観などある種宗教観が垣間見える作品が多め。いや、それ自体は意外と2巻にも言えるが、エジプト要素が多いのは……藤子先生がエジプトにハマっていたのかもしれない。ほかにも、1巻とはまた違った角度からタイムマシンの実現可能性を探った「タイムマシンを作ろう」や、具体的なエピソードは一切明かされないがとにかく悲惨な男がタイムリープで過去を変えようとする「あのバカは荒野を目指す」なども秀逸。

有名どころでは「ノスタル爺」を収録。みんなも買ええっ!!買えっ!!買えーっ!!買えーーっ!!!!

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表題作の「パラレル同窓会」や、何かが変わった世界でも「女には売るものがある」、藤子F不二雄のSF(少し不思議)を体現した「鉄人をひろったよ」などは該当しないが、子供のジオラマ用のカメラが100万円!果たして父親は買ってしまうのか「コラージュ・カメラ」や、ドラえもんにも出たあのカメラを大人たちが使うと…「丑の刻禍冥羅」など、未来のカメラのセールスマンが現代でカメラを売るシリーズが3巻後半から始まっている。他の巻で「正義の暴走」を見せられると、コラージュ・カメラのオチは怖くもある。

有名どころでは、唐突すぎるし、伏線もないし、説得力もないことでお馴染みの「ある日」を収録。

 

 

  • マロリーポークステーキ

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オススメ度:★★★★★

トンテキの見方が変わる

2023年6月15日放送「オススメの頼りになるもの」でタイムマシーン3号山本が紹介していた店。豚肉のステーキ、いわゆるトンテキである。自由が丘、中目黒、横浜、そして難波などに店舗があるが、私が行ったのは大手町ホトリアというビルの地下にある店舗である。

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ちなみに、大手町ホトリアには2023年4月3日に浅田真央が紹介していた*2もうやんカレー」もありますので、行ってみてもいいのではないでしょうか。私はまだ行っていませんが。

上の写真は「高尾山(270g)」のもので、これで税込990円、ライスが別料金だがそれでも200円くらいなので、1200円しないくらいであんな大きな肉(チーソー牌の持ち合わせがなかったので大きさが伝わりにくいかもしれませんけど)が食べられます!

肝心の味ですが、なにやら低温調理など特別な手法が用いられているらしく、牛肉とは違う肉の繊維が完全に美味しく、「牛並みに美味い!」とかそういうことではなくしっかり豚肉である意義が感じられるトンテキとなっている。脂身も牛よりガツンとくるしプリプリ食感なのに、脂が口に残らずサラッとなくなる、これは豚肉の見方が大きく変わるぞ!

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ちなみに、ステーキは塩コショウ以上の味付けはされていませんが、卓上調味料は充実しております。マスタードは豚肉によく合うし、岩塩の後ろにあるかき醤油は、牡蠣の出汁が入っているため、弾力のある豚肉にかけて食べると豚肉が牡蠣になります。本当です。

 

  • 香川一福

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オススメ度:★★★★★

コシ≠硬さの意味がよくわかる、コシがあるのに硬くないうどん

2023年6月19日放送のぼる塾の自由時間の「アウトレット湘南平塚」のフードコートで、ゲストのRGが食べていたうどん屋ミシュランビブグルマン受賞ですってよ。

ミシュランビブグルマンといえば、私がこのツイートを私がした際、エアリプで4名くらいからご教授をいただけました。通常ミシュランよりハードル低め、価格帯安めのミシュランのことなんですって。この場を借りてお礼させていただきます。この場を借りないとお礼するタイミング完全に失ってましたからね。

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そんな香川一福は本店が神田にあり、恵比寿、みなとみらい、さらには名古屋にもある。私が行ったのは千葉駅の改札内にある店。ちなみに香川県にはない模様。改札内にある美味いうどん屋といえば、都内の駅に多数ある「親父の製麺所」ですが、それすらも超えてきましたね。駅構内にあるうどん屋って親父の製麺所超えていいのかよ、というのが率直な感想です。

店頭に「コシ≠硬さ」と書かれている通り、麺は柔らかいのにモッチリとでもいうべき噛みごたえ(まさしくコシ)があり、つゆも甘みと出汁の味が含まれ、大変美味しい。

RGが食べていたバター釜玉うどんも、変化球ながら美味しいのですが、個人的なオススメは「鳴門わかめ」。ちゃっちい細切れワカメではなく、大きくて厚みのあるワカメが何枚も出てくるので、うどんとまた違った噛みごたえと磯の香りが楽しめます。ワカメってあんな美味かったんだ(うどん屋の紹介がワカメで終わるなよ)。

 

  • 鬼金棒

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オススメ度:★★★★☆

美味しいけど、辛いの好きじゃない人は行かなくていい。

2023年1月11日放送の「コットンのカラデミー賞」の初回で紹介されたラーメン屋。大仁田厚に似たディレクターに圧力かけられたわけでもないので、スパイスを鬼マシすることもなく、全ての辛さを普通にしたのですが、それでもしっかり辛い!しっかり辛いが、唐辛子と山椒だけではなく、あまりにも多様なスパイスの味と香りが鼻と口に広がり、その奥には味噌ラーメンの味も感じられるという、ただテキトーに唐辛子増やして激辛にしただけのカップ麺とは月とすっぽん、いや、月と消しカスくらいの差があります。また、写真奥に浮かんでいるチャーシューは肉厚でトロトロの脂身多め。そして、スープとは異なる甘じょっぱ寄りの味付けがされています。ただこのチャーシューにもシナモンなどのスパイスが使われているようで複雑な味と香り。スパイスは日本語で「香辛料」といいますが、辛さだけでなく香りがあるのもスパイスなんだなあ、と感じさせてくれる一杯でした。

 

  • Nii

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★★★★☆

なぜ減点したのか、それは値段が高め(1100円)だから。それだけ。

2022年10月12日放送、「オススメの割れるもの」にて、や団のメンバーでラーメン好きとも知られる中嶋亨が紹介。バイト先でもあるらしい。

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こちらが、紹介された「のどぐろとふぐのつけ麺」。やってきた瞬間焼き魚のような匂いがする。濃厚魚介系とは違い、淡白な旨味がじんわりとくる唯一無二の味。

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実は麺は、つけ汁につける前から出汁に浸されており、最初は先ほどの写真で手前にあった塩を振って、つけ汁につけずに食べるのを推奨されている。そして、実際美味しい。麺は、見かけの細さの割に結構もちもちしていて満足感抜群。

ちなみに、つけ麺が「オススメの割れるもの」扱いなのは、スープ割りがあるから、なんですね。つけ汁をそのまま飲むとしょっぱさしかないのにスープ割りを頼んでスープを入れてもらうと、よりのどぐろなどの魚の香りが立って、一気に飲んでしまいましたね。

 

 

  • ともちゃん

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オススメ度:★★★★★

多品目なのにハズレなし、ゆえにハシゴする意味なし

2023年12月25日放送「川島明の冬休み」で、川島が最も好きな屋台として紹介していた店。私はフォロワーの村野玉露さんがたまたま私と同時期に博多に来ていたので会ってもらって呑んだお店であり、そういえば、村野さんが「アメトーークの福岡屋台大好き芸人で紹介されていて美味しそうだったのでこの店にした」「千鳥など吉本芸人が結構使うらしい」ということを話していた記憶があります。

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ともちゃんのメインはおでんと串焼き。2023年GWに行ったのち、2023年年末に紹介されたので、時空がねじれているというか食べてから知ったのですが昆布だしだけではなく、サバ、いりこ、カツオ出汁も混ぜているのだとか。そりゃそうか、そりゃ昆布だけでこんな複雑な味にならないか。屋台ということでずーっと煮込んでいるからか、練り物にも大根にも牛すじにも出汁が染みまくっており最高。1品から頼めて価格帯も160円からと、良心的なのがありがたいですね。

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写真は牛のサガリですね、ラヴィット!で紹介されていた牛タンなど、串焼きではない焼き物も多数あり、店には焼く前に串打ちされた材料が多数あります。この肉が屋台であることを忘れるくらい柔らかくて脂がほどよくて美味しい。食べ終わる頃には最終的に後ろの千切りキャベツも脂が沁みて美味しくなります。

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そういえば、2023年GWに行ったのですが店が開く前に村野さんが「屋台の中に焼く前の串がいっぱいあるんですけど、それを直接手に取って食べちゃダメですからね」と話されたのを思い出しました。…………当時一番新鮮な時事ネタだったんだからな!

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こちらは、そんな串焼きで、左から豚バラ、ぼんじり、豚軟骨ですね。特に、軟骨は「軟骨」といいつつ、結構しっかり肉付きもよく、美味しかったです。

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〆のラーメン。何というかあっさりしてるのに濃厚というか、濃厚豚骨ラーメンにありがちな臭みやベタつきが一切なく、ただただ豚骨の旨み100%!飲みの〆としてあまりに最高なので、飲みから〆までこの屋台で完結できてしまいます。

 

 

  • 雲仙

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オススメ度:★★★★☆

星4.5というか、5よりの4。

2023年10月2日放送、「私の夜のお楽しみ」というテーマでぼる塾あんりが紹介。この店とは関係ないですが、ノンアルコールビールがスタジオに登場し、あやうく最終回になりかけた回ですね。

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紹介されていたのは焼きラーメンでしたが、「明太子入り卵焼き」や「ニンニクの芽と軟骨炒め」など、ともちゃんにはないメニューもあり、やっぱりハシゴする意味大アリ。もちろん、「アッチにはないから」という消極的な理由にとどまらず、卵はふんわり、ニンニクの芽はホクホクで焼き加減炒め加減抜群!誰だ!ともちゃんの項でハシゴする意味なしとか言ってたやつは!

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こちらが、焼きラーメンですね。豚骨ラーメンがより濃厚になり、甘みの出たキャベツや、コリコリ食感のキクラゲと軟骨が入っており、おつまみになるような一品。というか、こっちにも軟骨入ってたら、ニンニクの芽と軟骨炒め頼まなくてよかったじゃん!ラヴィット!で確かに「軟骨も入っていて…」って言ってた気がするじゃん!これはヒューマンミス、いやヒューマニティーミス*3ですね。

 

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★★★★☆

和食ファミレスとしては突出して美味い

2022年6月17日放送のラヴィット!ランキングで紹介された茨城県のローカルチェーン。最近とんと見ませんが、金曜だけは一流シェフをローカルチェーンに連れ回してラヴィット!ランキングしてたんよね………

なお、茨城県ローカルチェーンですが、茨城県に47店舗中20店舗は茨城県外であり、7店舗が栃木県、7店舗が埼玉県、6店舗が千葉県にあります。ということで、私は千葉県の大網店に訪問。

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注文したのは、当時のラヴィット!ランキングで1位を獲得した「坂東味噌煮込みうどん」と3位を獲得した「天丼」のミニサイズ。

煮込みうどんは下に火のついた固形燃料のついた旅館スタイルで来るのでしばらく冷めない。煮込みうどんというと、うどんが煮込まれることで「コシ」という最大の武器を失い、デロンデロンになっておしまいになることもある品目だが………さすがのばんどう太郎は生地を1日寝かせるとか何とかでそれを回避。コシはないのだが、柔らかくもちもちとしており、博多うどんや伊勢うどんのような美味しさがある。

また、味噌味のスープもしょっぱさに一切尖りがなく、このままとしてもまろやかで美味しいが、ベースとしてみても完成度が高く「派生型の激辛味噌煮込みうどんとか白まるごま味噌煮込みうどんとかも美味しいだろうな」と思わせてくれる。

天丼はタレが染みているのに衣がサクサク、さらにほぼ素揚げみたいなナスを筆頭に衣による嵩増しとかいうセコい真似を一切感じさせない。確かに高い技術を感じる天丼である。

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あと、大網店だと、ラヴィット!カフェみたいなパネルがあって、坂東味噌煮込みうどんになることもできるので、坂東味噌煮込みうどんになりたい人にもオススメです。

 

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オススメ度:★★★★★

なぜなら良いスーパー銭湯は、最高なおかつ最高だから

2022年11月2日放送、今よりはまだもうちょっとまともな編集していた頃のオフロシュランにて紹介されたスーパー銭湯。埼玉県草加市にある。ちなみに、竜泉寺の湯はチェーン展開しており、2022年5月25日に紹介されたスパメッツァおおたかの森は竜泉寺の湯のブランド違いである。

スーパー銭湯はある程度似通った設備が多いが、ここはサウナがアツアツなのが特徴。冬に行くと、いわゆる交互浴がやりやすかったですねえ。あと泡風呂の泡の細かさなんかも気持ちよかったです。

あと、ラヴィット!で紹介されていた「ドラゴンラーメン」という辛いラーメンでさらに汗をかくとなお最高でした、マジで最高のスーパー銭湯。駅から遠いですが、草加駅・竹の塚駅からシャトルバスが出ているので風呂で流した汗そのままに帰れるのも嬉しいサービスですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:ラヴィット!ではイカの塩辛食べ放題と紹介されていましたが、私が行ったときはイカの不漁により食べ放題ナシになっていました。ゆずが効いた新感覚で美味しかったのにね

*2:ぼる塾3人も御用達って言っていた気がする…。うろ覚えなので記憶違いかもだけど。

*3:これ書いてるときは素面なんだぜ…