緊急事態宣言下だからこそ、食事のテイクアウトを楽しもう

春だ!

 

 

花見だ!!!

 

 

 

 

GWだ!!!!!

 

 

 

でもコロナだ…

トホホホホ…

 

どうも、オルソンです。一億二千万人の国民を総合した愚痴を吐露させていただきました。

ご存知の通り、巷は新型コロナウィルスとやらが溢れかえっているらしく、濃厚接触や不要不急の外出の自粛要請が出され、ほとんどの店舗や会社は運用停止を余儀なくされた。

そんな状況下では、外出できないなら一生TVでも見る引きこもりになるしかない、と意気込んでいたら、バラエティもアニメも在庫が切れ、多くの春アニメが3話くらいで終わる始末…初回放送できてるだけ一部のドラマよりマシってか、やかましいわ!

こんな時でも開いている店舗、それは救世主(メシヤ)しかないのです。もちろん、メシヤの店内で飯を食べるとクラスターが発生しうるところですが、個人経営はともかく(本当にどうなるんだろ…)チェーン店に関してはそこに抜かりはない!そう、テイクアウトをやっているからねえ!ありがとうメシヤ、母なるメシヤ、メシヤは母、母はメシヤ。確か、上田航平さんという方もそんなことをおっしゃっていた。

さて、チェーンメシヤの飯をテイクアウトできるとなれば、我々は何を楽しめるか?税率も定価もいつもよりメシが安くなってる喜びを噛みしめる?店内じゃないところでメシヤのメシを食べる非日常感を味わう?メシヤの店員に「俺はコロナだ!」と叫びながら咳と唾をかけて留置所でテイクアウトできないカツ丼を食べる?

まあ、今の例も2/3くらい正しいですけどね!それが一番ではないでしょうよ!オルソンブログ読者なら分かるでしょ!

 

 

ちょい足しですよ、ちょい足し!

※ちょい足し…確か、お願い!ランキング!がシルシルミシル同様の工場見学番組になる前に流行らせた単語。既存の食品に調味料などを少し入れて味を変えるという、ズボラレシピとすら呼べないレシピ

 

二郎にちょい足しするためにセブンの二郎を買い続けた男の話 - オルソンブログ http://orsonblog.hatenablog.com/entry/2019/07/10/191730

 

なお、上記の記事は「セブンイレブンで二郎系ラーメンが売り出されたのを、『二郎系ラーメンのテイクアウトだ〜!!!!』と喜び叫んで踊りまくりながら二郎系ラーメンに色々なものをちょい足しし、味の感想を書き、あとがきすら書いていない」という内容・構成ともにストロングな記事。

というわけで、普段メシヤの店内にない…いや、もっと言えばあるはずもない調味料を入れて店内で食べれない味を作る!それがちょい足しの醍醐味やろがい!!!!

 

というわけで、全てのちょい足し実験が終わっていないなか、アイディア共有のために記事を先行公開する。こういうのは拡散した方がいい。ウィルスは拡散しない方がいい。

今回のちょい足しターゲットはカプリチョーザの「トマトとニンニクのスパゲッティ」これを選んだ理由は、職場に近いから、テイクアウトを始めるのが早かったから、普段は970円もするので千葉県生まれ千葉県育ちイタリアンな料理は大体サイゼな自分が常食することはなかったはずが、500円にまで値下がったから。石油は0円を下回り、カプリチョーザのパスタがサイゼの一番高いパスタ並の値段になり、551は通販を始める*1。コロナの影響が起きた世の中、何がどうなるかなんて誰にも分からない。

 

というわけで、カプリチョーザのニンニクとトマトのパスタに以下のものをぶち込んでいく!(※現在、すべてのちょい足しが完了したわけではありません)

・キュウリのキューちゃん

ステーキ宮のタレ

・コンミート

・パインアップル缶詰

・スーパーで単品で売られているラーメンのスープ(豚骨)

・スーパーで単品で売られているつけ麺のつけ汁(魚介醤油)

・アンチョビ

・生姜

 

皆さんもいろんなものにいろんなものをちょい足ししてみてくださいね!私は今年5月末まで緊急事態宣言が長引き、それに伴い、サイゼリヤのテイクアウト実施が延長されたらサイゼのイカスミパスタでちょい足し記事を書こうと思っています。

 

  • キューちゃん

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まずは家系ラーメン屋になぜかあることでおなじみのキューちゃん。でも開けてみたら、家系ラーメン屋にあるやつと違う!調べてみたら案の定合成着色料不使用だったぜ!

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そんなきゅうりのキューちゃん、パスタに入れたらオリーブみたいになった。人間の視覚っていい加減ですね。

味は………双方が一切混ざり合わない…。味もそうなんだけど、パスタに漬物のポリポリ食感が邪魔という食感の面でもマイナス。うーん、テキトーに買ったのが仇となったとしか言いようなく、これは酷いな。もっと根底から味をひっくり返しに行かないと、ニンニクとトマトのパスタに勝てないな………。

 

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ここからはキューちゃんの教訓を生かし、調味料をゴリゴリと召喚していく。まずはステーキ宮のタレ!

ニンニクとトマトのパスタにはわずかに甘みがあるのが特徴で、隠し味にハチミツが入っているとも言われている。そんな、甘みのあるタレといえばステーキ宮である。ステーキ宮のタレ、ステーキには甘すぎて合わないと個人的に思っている(ので1度しか食べたことない)が、カプリチョーザとの相性は果たしてどうなるか!どうやら加熱しないと玉ねぎが甘くならない「生タイプ」らしいが気にせずGO!GO!GO!

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というわけで、シャッキシャキの玉ねぎに覆われたニンニクとトマトのパスタ。味は…旨い。醤油が隠し味的になるのが美味しいが、玉ねぎの味もよ〜く味わうとほんのり現れる。まさに隠し味。ベースはカプリチョーザでしかない気はするが、美味しい。でも、やっぱりトマトパスタに玉ねぎが入ったのでミートを使わずミートソースに近づいただけな気もする。

 

  • コンミート

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続いてはコンミート。缶の開け方においては世間に迎合したことでTwitterを賑わせていたが、その味わいは唯一無二…のはず。ちなみにコンビーフではない。なぜならコンビーフは高いから。

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ゴロンと塊を入れてオルソンブログ映えを狙ったのですが、読者の皆さんが真似をする場合はある程度ほぐしてから入れてください。熱で脂が溶けたらほぐれるんだけど、だったらなおのことある程度大まかにほぐしておいた方がいい。

え?味ですか?まあ、あの、ステーキ宮の時にミートソースが生まれた段階からずっとそうなんだろうな、と思っていたんだけど、これ「完全なミートソース」ですね。ガツンとニンニクが効いていて、それでいて上品さもある点は保てているけど、そこに繊維状に引いた肉入れたらそれはもうミートソースパスタなんだよな。

ニンニク片とコンミートも非常によく合います。肉とニンニクなんか、僕らが生まれてくるずっとずっと前にはもう合うんだよ。この街がまだジャングルだった頃から変わらない愛の形って肉と一緒にスライスかカケラのニンニク焼くことなんだから。

 

  • パイナップル缶詰

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ただのパイナップルではなく、パイナップル缶詰。ふざけてはいません!ステーキ宮のタレの項目にも書いた通り、このパスタはニンニクがゴロゴロ入っているのに少し甘いんです!というわけで、パイナップル缶詰の汁で甘味をプラスしたら…………コンミートの失敗も生かしてパイナップルをほぐして入れるぞ!

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………めっちゃ毒があるので触るのすらやめた方がいいカエルみたいになっちゃった…。はりきって缶詰の蜜全部入れちゃったもん…。どうすんだよこれ…。もともとハチミツ入ってるのに、こんなに蜜入れたら小池百合子ブチギレ不可避じゃん…。パインは4切れ全部入れる予定が3切れでストップ。ストップしないパターンがないだろこんなの…。

で、食べてみると、美味いんかい!4切れ入りのパイン缶丸々一缶ぶんも蜜を入れたにも関わらず、甘くなりすぎて名古屋で登山した気分になるかと思いきや、隠し味程度にとどまるギリギリのバランスで甘みが引き立っている!これすごいな!思い切っといて良かった〜!

パイナップル本体は……まあ、どっちでもいいんだけど3切れってのは完全に入れすぎて最後にパインばっかり残って失敗だったが、ニンニク一緒に食べるとトロピカルガーリックという意味の分からない状態をトマトソースがまとめてくれるので、そこを楽しめるならアリです。僕は楽しめました。

 

  • とんこつスープ

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この日から店員が「ご注文は?」ではなく「ニンニクですか?」と聞くようになってきました。期せずしてオモコロ杯で優勝したビスコの記事と被っている。

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そんな、店員に「ニンニク」と呼ばれている俺のちょい足しはこれや!

味は…トマトの味の強さがほぼそのまま包容力につながっているこのパスタは美味い。こいつ、包容力の高さでカレーとライバル関係なのか?泥とか入れない限り不味い方のリアクションは出ないのか?とさすがに感づく。

そして、これ、どこかで食べたことが………そうだ!TOKYO豚骨BASEで食べたトマトのやつだ!!!!いやー、全然先行研究でしたね…まいったな…

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TOKYO豚骨BASEとは、JR東日本フーズの配下に入った一風堂のこと。画像は2年前の一風堂のものであるため、発売期間も全然違う。

しかも、何の調合もしてないちょい足しなので最終的に塩辛さで喉が渇きました。食べてる時はここまで喉が渇くとは思わなかったので、皆さんも、ニンニクとトマトのパスタのソースに豚骨スープが入ったものが出てくる泉を砂漠で見つけたとしても、絶対に飲まないようお気をつけください。

 

  • マックポテト

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続いてちょい足ししたのはマックポテト。トマトとポテトで合うでしょう!

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と思ってかけたらアメリカの二郎になっちゃった。洋風の二郎、洋二郎。RADWIMPSのボーカルか?

まあ、パスタ食べきる前にポテト入れなくても良かったなとは思っていたんですが、案の定その通りで、でも味は当然のようにケチャップよりもポテトに合って、でもパスタにポテトなんかつけるから腹がパンッパンになるので、美味い割にオススメはできない。想像通り美味いけど想像通りだし。

 

  • つけ麺の汁

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続いてはつけ麺の汁(魚介醤油)。これもスーパーで40円。駄菓子並みの値段でスープは買える。

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赤潮の海で座礁したタンカーみたいになったパスタをいざ実食!美味い!!!!!

やはり魚介出汁って旨味っていうだけあって旨いんですね。どおりで浜の真砂は尽きるとも世に魚介醤油系のつけ麺屋は尽きまじなわけだ。トマトとニンニクと魚介と醤油が混ざったハーモニーがとてもよい。これはオススメ。

 

  • アンチョビ

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アンチョビ、カタクチイワシを油と塩に漬けることで、魚の旨味と塩の塩気をギュギュッと凝縮したもの。カタクチイワシ丸々1尾使って作っても大した量にならないこともあって意外と高い。しかし、今や100円ローソンなどでは108円でアンチョビ缶詰が売られている。ありがとう100円ローソン、ありがとうオモコロブロス((あああ)))。

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こちらが108円のアンチョビ缶詰。「アンチョビ」の後付け感が輸入食品らしくて、グローバルの風を感じさせる。

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そんなアンチョビを切って入れたパスタがこれ。実際に食べてみると、うーん。アンチョビの塩辛さとニンニクやトマトやパスタは合うけど、切って入れてもアンチョビが均一に馴染まない。もっと細かく切れば…いや、セブンイレブンで売ってる「アンチョビキャベツの素」を買えば良かった…。味はいいけど、意外と…というか、置きに行く要因だったんだけどな!アンチョビは!

 

  • 松茸のお吸い物の素

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永谷園の「松茸のお吸い物の素」、日本で一番安く手に入る松茸の香りであり、「香り松茸味しめじ」と言われるように、高級食材な割にはしめじにすら味が追いついていない松茸の香りを楽しめる。あと、出汁として旨味たっぷり。

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そんなお吸い物の素、不安なので2袋入れてしまったら、トマトが死にかけてしまった。あとで1袋だけ入れて食べるとちゃんと旨い。旨いというか和の松茸風味出汁と洋のトマトソースが混ざり合って不思議な味に。「混ざり合って1つの味になった」というより、「ちょい足しされた分だけ味が1種類増えた」という感じ。この感覚は「魚介醤油つけ麺の汁」の時にも似ている。

 

  • 生姜

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チューブ生姜。二郎の一部にはニンニクのみならず生姜も付けられる店舗がある。このことから、ニンニクと生姜は似ている。そう、似ているのだ。というわけで…

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丸々一本インしたものがこちらになります。自分でやったことなのに、悪ふざけにしか見えないぜ!では、いただきます!

………何でしょう?生姜のビリビリ感はかなりありつつも、あれほど入れた割にはトマトもニンニクも死んでいない。そもそも生姜は他の味を殺せるようにはできていない…。何か「実は隠し味で生姜を入れてるんだ!」と他人に言われたら「あ〜!」って言っちゃうレベル。チューブ半本だったらもう少しちょうどよかったんだろうけど…でも、何か生姜の辛味に任せてグイグイ食欲が湧いてくる味…。生姜特有のグイグイ体温を上げてくる感じは、このご時世では「無駄に心配になる」という点でマイナスながら「免疫力アップ」という点ではむしろプラス。

栄養価はさておき美味いか不味いかだと、「不思議な味、わからん」としか答えようがないので気になる人は各自やってみてください。

 

(To be continued…)

*1:なので、通販購入可能な環境下にあれば551肉まんちょい足しレシピの考案と実験が関西人以外でも可能に!