雪が降ったので撮り鉄した話

どうも、こんばんは、オルソンです。

 

2018年1月22日、首都圏で大雪が降った。これは首都圏のニュースが全国区となるため日本全国誰もが知るところにあるだろう。東京都心で積雪20cm程度かそれ以上という規模の大雪は首都のインフラを殺したり殺さなかったりした。この雪は翌日も降ると言われていたが、実際は快晴となった。
さて、朝から快晴だが雪はまだまだ残っている首都圏でやることといえば一つ、そう雪の積もっている中を走る列車の撮影だ。私も昨日雪の降る中の列車を撮れなかった分を撮り返すべく、学校をサボって撮り鉄に向かった。これはその時の話である。


まずは小菅駅に向かった。小菅駅東武伊勢崎線の駅であるため、スペーシアりょうもうといった東武の花形特急から半蔵門線東急田園都市線の乗り入れまで幅広い車両が撮れる撮影地だ。

f:id:EF_510_514:20180123231429j:plain

 東武10000系。当初は東上線の地上用として製造されたが、ほどなく伊勢崎線にも導入され、東武の通勤型の標準型として8000系の後継となって活躍している。2007年にはリニューアル工事が行われた。

f:id:EF_510_514:20180123231906j:plain

東武100系。当初はオレンジ色だったが、東京スカイツリーの建設に伴いそのネオンの色になぞらえて「粋」という塗色になった。スカイツリーのネオンになぞらえた塗色では「粋」があるほか、リニューアル前の色に近い「サニーコーラルオレンジ」、特急と言えど列車として異例過ぎる金色の塗色である「日光詣」がある。

私鉄特急としては貴重な個室ありの車両であり、そのためにAVが撮られたこともある。

f:id:EF_510_514:20180123232455j:plain

東急8500系。1975年に登場して以来、40年以上東急の主力車両として活躍している。活躍するな。長野電鉄にも譲渡されたが、これはそれと関係なく雪の中を走行している。

f:id:EF_510_514:20180123232730j:plain

f:id:EF_510_514:20180123232756j:plain

東武200系。りょうもうという愛称がある。当初は急行型という扱いもあって、東武100系と比べるとシートピッチが200mm程度小さく、個室もない。上は標準塗装だが下は台湾鉄路普悠瑪号の塗装が施されている。

普悠瑪号塗装りょうもうを撮ったら小菅から撤収した。余談だが、雪の影響で特急も内側線の各駅停車もダイヤがガタガタだった。
午後からは千歳船橋に行った。雪で千歳船橋といえば、秒速5センチメートルだが、聖地巡礼が目的ではない。小田急線の撮影に向かったのだ。小田急線は定時で動いており、ロマンスカーも12:50新宿発から定時運行を開始した。対応が早く正確である。

 

そして、そのことを呟いたらバズった。小田急最高。ありがとう小田急

 

以下は千歳船橋で撮影した写真である。

f:id:EF_510_514:20180123233542j:plain

小田急8000系。1982年登場と古いが、2002年には床材と化粧板を全て張り替えるような大胆なリニューアルを行なっている。小田急最後の界磁チョッパ制御である。

f:id:EF_510_514:20180123233944j:plain

小田急1000系。小田急初のVVVFインバータ採用車両。箱根登山鉄道用塗色がいたり、各駅停車から快速急行まで幅広く充当されたりしており、4000系登場前は千代田線への直通運用もこなしていたオールラウンダー。秒速5センチメートルにも出演している。

f:id:EF_510_514:20180123233631j:plain

小田急60000系。白い雪に青い車体が映える。MSEという愛称で、地下鉄に入れる唯一のロマンスカーであると同時に、分割併合できるためさがみ&えのしまに充当されたり、20000系の後継としてあさぎりに導入されたりしている。いわば汎用型の特急。椅子が終わってることでも有名。

f:id:EF_510_514:20180123233708j:plain

小田急50000系。白い車体なので保護色みたいになるかと思いきやそんなことなく。雪のおかげでヨーロッパ特急感がより強くなったような。VSEという愛称があり、ロマンスカーの特徴たる展望席はもちろん、サルーン(個室)もある。かなり広幅の窓が採用される、座席が窓側に5°傾いているなど長めにこだわった観光特急である。

f:id:EF_510_514:20180123233743j:plain

東京メトロ16000系。千代田線の車両として2010年に登場し、2012年にはすべての6000系を置き換えた。LCDや出入口識別板など近年の車両に見合ったクオリティとなっている。なお、写真の列車は唐木田行だが2018年3月のダイヤ改正で千代田線の車両は多摩線への乗り入れをやめることが決まっている。

f:id:EF_510_514:20180123233812j:plain

E233系。JR常磐線の車両。そういや2016年3月から直通してたな。この直通のせいで常磐緩行線も遅延が増えたので三社直通というのも考えものである。

f:id:EF_510_514:20180123233843j:plain

小田急7000系ロマンスカー当初からのデザインを最も受け継いでいる車両であると同時に最古参。もうすでに2編成しかおらず、そろそろ撤退すると言われている。

f:id:EF_510_514:20180123234021j:plain

小田急3000系。工法こそ違うが、E231系と同様のガイドラインによって製造され、製造コストの低減に成功したため小田急では最多両数を誇る。貫通扉がないので千代田線には入れない。

f:id:EF_510_514:20180123234109j:plain

小田急30000系。EXEという愛称が付いている。通勤型として設計されたためロマンスカーでありながら展望席がなく、そのためかロマンスカーで唯一ブルーリボン賞を逃している。しかし、座席の評判はかなり良い。なお、2017年にはEXEαというリニューアル車が登場。見た目も変わっておりこの見た目も近々見られなくなるかもしれない。

 

 

このあと、市川旭氏とオフしようとしたら直前で電池が終わったり、新宿であったのに結局数分でオタクタウンに向かったりしたが、それはまた別のお話である。よいこのみんな、こんな学生にならないように気をつけよう!

 

 

 

 

明日は学校行きます…

(おしまい)