キングオブコント2021感想文

どうも、こんばんは、オルソンです。

 

 

今回は、キングオブコント2021の感想文です。世界最遅なので大丈夫でしょうが、キングオブコント2021のネタバレしか含まないので気をつけてください。

 

 

 

というわけで、感想です。

 

「研究所」研究所からアンドロイドが逃走し…蛙亭って、イワクラのセンスやキャラに目がいくところですが、実は中野がめちゃくちゃ声を筆頭にめちゃくちゃポップという武器があるんですよね。何を言っても面白くなるというか、ストーリーありきとはいえ「オムライスを食べたいんです!」をあんなに面白く言える人、そうはいないですよ。

そこへ行くと、中野演じるホムンクルスは、めちゃくちゃ突飛な「そういう人」であって、ある面じゃ全然ボケてないという。「お母さん!」も間違ってはないし、「キツいな〜」「めちゃくちゃホムンクルスじゃないですか」も、言い方やワードチョイスが普通すぎてホムンクルスらしくない、ということはある意味普通のことしか言ってない。かの名作、「喋れるようになたよ」に近いものがあります。ポップな中野だからこそ、思いっきり気持ち悪くしてみるという逆転の発想が光ったネタだった。

もちろん、イワクラ演じる研究員が随所で見方をサポートしていくから成立していることを忘れてはいけない。「ちょっと可愛い…」「凄い!もう語呂合わせができるの!」「ウヒャ〜…ごめんなさい、そんなつもりじゃなくて…」

 

 

 

「幼馴染」転校の手続きのため居残りしていると、強烈なキャラのカップルが…

「漫画でよく見る幼馴染の男女」を、かみちぃとアタック西本の強烈な見た目に置き換えたコント………だが、序盤の裁判の件からして、このコントはさらなる深淵へ向かっている…というのも、この幼馴染の言動、意外と「どの漫画にもない」のである。

また、「見た目体育教師じゃん!」からは、こちらも「体育教師が甘えてるようにしか見えなくなる」という強烈な効果を残しに来ていた。そういう意味ではさらにもっとウケていいところだったが…

初見のときは、「面白さにストーリー盛り込んできた蛙亭」に対して、「面白さだけだったジェラードン」に物足りなさを感じてしまったが…当たり前のように細かい所作まで練り上がったコントでした。

 

 

ボトルメールボトルメールを拾い、文通を繰り返して会うことになった女性は…

関西コテコテのキャラクターは一辺倒で、「浦井が関西コテコテ女をどう見ているか?」を変えている。このシステムがまず素晴らしい。また、終盤の「夢オチ→本当にそう」の2段落ちは世にも奇妙な物語のホラー回でよく見るパターンだが…コントでやったのは史上初なんじゃないかな?オチ含めて暗転が「言うてる場合か」の直後にしか来ないようにする、見方のガイドラインを含めてかなり仕上がったコントだった…。

 

 

 

「迷子センター」前半は、「迷子センターに変な人がくる」というベーシックなコント。うるブギのコントには「八木が笑ってしまう」という設定のコントがいくつかあり、M-1予選に漫才も出していたが、やっぱりこの「迷子センター」が圧倒的に一番面白い!

ツッコミにワードセンスはなく、ただただ「思わず笑ってしまう」で面白さを出していくという半ば反則なスタイル。このコントはかつて、菅家さんが一記事書いていたことが全てで…後半は何かを回収しているようで、何も回収してないんだよな。終盤の、「トヨタトヨタ!」「ちょっとお父さん、やめてくださいよ!」が素晴らしい。いつまですれ違ってんだよ!

「SF的でなく日常的な設定」で「多様性の受け入れられなさ」を描いたネタという意味で、図らずも、蛙亭のコントと真逆と言えるかもしれません。そして、「時代のアップデート」などと言われるからこそ、今お笑いが最も存在を肯定すべき人間の業なのかもしれません、「多様性の受け入れられなさ」。

 

 

「勝手に教えるために付き纏ってくる厄介なおじさん」に、プラスアルファを入れたコント。この、プラスアルファによって「付き纏い」の厄介さが違う方へ成長していく。まさにニッポンの社長のネタに見える「天丼」のベタさと、軸の「不条理」が入り乱れたコント。「カードがなくなった」と言っても付き纏ってくる。「向こう行っててください」といっても付き纏ってくる…。

オチも良かった。善意100%だったと思うと、余計に怖いし面白い。

 

 

 

  • そいつどいつ

「パック」パックしている彼女の顔が怖い…の一本で行っているコント。

パックあるあるとして見たらベタで弱々しいはずだが、そこは、ワインをこぼす→拭くときの動き、包丁→研ぐ→音、など構成と演技がしっかりしている。特に、松本竹馬の「少し気だるそうな彼氏」の演技が個人的にめちゃくちゃツボなんだよな…。このくらいの関係のカップルコントってなかった気がするから…。

 

 

  • ニューヨーク

「結婚式」結婚式の前日の段取りを確認してみると、前日にもかかわらず…。

嶋佐が演じる「デキる人っぽい店員」という悪意も、「デキる人っぽい店員がポンコツ」という設定もありがち。ボケ1つ1つも極めてベタ。

だからこそ、嶋佐の演技力、そして屋敷のツッコミの力強さが素晴らしい。「何がオッケーやねん!」「白!!!」「それは知ってる!!!」「結婚はもうしてます!」その勢いそのままの採点後コメント。

ある意味チャレンジ精神をビンビンに感じたが…まあ、そのチャレンジでキングオブコント決勝の順位がどうなるかっていうと…うーん。

 

 

  • ザ・マミィ

「道案内」街にいる変なおっさん…に道を聞く若者が現れ…

変なおっさんのコントだが、「変なおっさんに道案内を頼む人」がボケという設定の新鮮さ!濃いキャラが濃いツッコミを見せるコントはあったが、「変なおっさん」というのは…そして、「変なおっさんにまともに絡もうとする男」がボケとは…

「(初対面の人に)2万でいいんで貸してください!」という「純粋」で括れない若者の純粋さからも、「おら、人と話したの2、30年ぶりだぞ!」や「人に信じられたのって初めてかもな」と言った哀しいセリフを持つおじさんからも、とてつもなさを感じさせるコントだった。

 

 

「火事」火災が発生!その場所はなんと…

まずツカミが速すぎる。「火災報知器の音鳴らせば火災のコントになる」のをあんなに巧く使うとは…。そのあとも、「社交ダンス教室」「私は警察官だ!」「窓への呼びかけ」と展開が濃密で……もちろんその合間に入る「心配ありません!Mですから!」「私は山崎だ!いや、崎山だ!」なども笑った…が、一番笑ったのは「ストッキング引っ張られるもぐら」だった。あれはズルい。あんなのキングオブコント決勝でやる種類のお笑いじゃない。

 

こっくりさん」お化けはいるのかいないのか?いないなら合わせ鏡しようがこっくりさんしようが出てくるはずはない…?

午前4:44にトンネルで合わせ鏡しながら、こっくりさんをするとどうなるか?という絶妙な「ありそう」さ。微妙に共感を入れてくるのが良い。

野田の動きに村上がツッコミを入れていく前半は、「吊り革」に限らず、多くのマヂラブの漫才で見られる…が、まさか中盤にして死んでしまうとは…死んだうえで10円玉と展開していくとは…、このサプライズは、漫才では表現できないものでしょう。「タイムリープ」といい「シャドウ」といい、彼らのコントは漫才で見れないものを見せてくれる…が、今年は特にコント師の壁が分厚くて分厚くて…。

 

ここからファイナルステージ

 

 

「レジ袋」レジ袋をケチって大量の菓子を抱えている男。

先ほどは、千原兄弟がコントする時の女装した千原ジュニアにしか見えなかった平井の挙動不審な演技・キャラクターが魅力。あれだけ買ってレジ袋をケチる人間の挙動不審さに納得させざるを得ない。ソウドリでも見たネタだが、後半はソウドリでは出なかったパート。そうか…そういう展開か…そういう展開でも「レジ袋」がついて回ってくる展開はさすがの一言。

また、平井の挙動不審というか独特な言語感覚の数々!「忙しなくさせてしまった。ランチタイムの忙しなさ」、「はからずもスクワットをさせてしまった」、「友達認定の判を押した」

 

 

  • ザ・マミィ

「社長室」ドラマっぽいやり取りをして遊ぶ社長と社員。何かありそうで何も起きない。いい意味での空っぽぶりがたまらない。2人とも緊張も緩和も秀逸な演技を見せており、良きバカコントだった。

ただ、ザブングルの「なんてな」を思い出したのは自分だけではないはず。

 

 

「コンセプトカフェ」小学生の時に自由帳に書いた漫画のコンセプトカフェという設定がもう最高。こんなバカバカしいネタもできるんだよなあ。

暗転が甘いとうっすら見えるリスクを負ってまで、「雨宿り」という喫茶店から出れない理由づけをしているところから「コント師」のこだわりを感じる。

また、喫茶店の店員もあくまで「コンセプトカフェの店員」として行動している。「このブラックホールの湧き水というのがそれに近いであろう!」…話進まないと困るのは店員もそうだもんなあ…。

その後の「豆にはこだわっております…」も好き。湧き水じゃなかったのかよ!通貨の件など、店員が妙に甘いって設定もたまらなかったですね…。

 

 

  • 総評

いや、今さらながら、今年のキングオブコントはレベル高かった!もちろん、決勝進出者のレベルが上がっているんでしょうけど、審査員の審査コメントのレベルも上がっているのが良かった。審査コメントがしっかりしていると、敗退者が出ても(敗退者が出るのは当たり前なのだが…)納得できるものですねえ…。

今年は例年以上に審査コメントしにくかったはずですが、それでもしっかりしたコメントができるあたり来年も再来年も審査員はこの布陣でお願いしたい!

ニューヨークが最下位、というのは(ネタの中身も含め)意外でしたが、売れてない人より売れてる人が最下位になる方が圧倒的に悲壮感が小さいので良いことだと思っております。こんな場で、物怖じしない人って面白いですよ。一部炎上していたようですし、わからんでもないですが、そういう人はFODお試し入会して、「脱力タイムズにニューヨーク屋敷が出た回」を見ていただけると嬉しいです。態度が悪い人って面白いですよ。ええ。

最後に、一応触れておくと「優しい笑い」と言われていたことについて…これはなんというか…うるとらブギーズのコントはわかりやすく「受容しきれなさ」を笑いにしていましたけど、男性ブランコやザ・マミィの1本目も「(関西コテコテやヤバいおじさんを)過剰に受容している人」を笑っているわけで…そう思うと巧妙な変化球になっただけじゃないかな、と思います。一時期は「見た目イジリで炎上とは何だ!」という時期もあったけど、その風潮が拡大して「ストレートな見た目イジリはウケないからやらない」となっただけというか。しかも、変化球は結局残ってるんだよなあ、とモヤモヤしているし、改めてモヤモヤし直しています。なんだかなあ。

 

なんだかなあ、で終わりです。文句あるか?

(おしまい)

 

 

 

 

はんつ遠藤さんの文章が読みにくいという声があったので、読みやすくしてみた。

どうも、こんばんは、オルソンです。

 

 

今回扱うテーマはこちら

【独自インタビュー】梅澤愛優香さん激白「ラーメン評論家たち」のメチャクチャな言動 https://news.careerconnection.jp/news/social/125328/

そう、AKBからラーメン屋店主に転身した女性、梅澤愛優香さんのラーメン店がラーメン評論家を出禁にしたというトピック、そして

梅澤愛優香さんに対する、はんつ遠藤の意見 : ブログbyフードジャーナリスト はんつ遠藤 http://hants.livedoor.biz/archives/52184019.html

それに対する本人直筆の反論記事である。

どちらが、正しいかはさておき(すっとぼけ)、この記事はどういうわけか(すっとぼけ)読みにくいという声が大きい。

まあ、私は読みやすい文章を心がけていますが(すっとぼけ)、人の振り見て我が振り直せとか他山の石とかそんなことわざもあるわけで、今回、この文章をいかにバイアスかけずに読みやすくできるかに挑戦した記事を作成することにした。この記事を通して、みなさんも文体が気持ち悪いなどという食わず嫌いをせず、もっと文章の本質にせまっていただけたら幸いです。

なお、この記事は挑戦記事なので、もし本当にはんつ遠藤さんの反論に興味があるなら、反論本体を読むべきなのは言うまでもないことである。

では、以下本文です。

 

 

フードジャーナリスト、はんつ遠藤です。梅澤愛優香さんが出禁にした、ラーメン評論家Hさんとは私のことです。で、ここで色々言っても言い訳みたいになるんで、言わない予定だったんですが、TVとかのメディアに色々質問されるんで、「ここ見てよ」って形で反論置いといた方が楽なので、それを置いておきます。なお、その反論自体を週刊誌とかの別メディアに書いて原稿料いただく手も考えたんですけど、そう言うメディア挟むとバイアスがかかりそうなので、自分のブログで公開することにしました。

あと、「ラーメン評論家が怒られてるけど、今、はんつ遠藤がきちんと何か言わないと、他のラーメン評論家に迷惑がかかるだろ!!」と友人何人かに言われたのも、公開を先伸ばさなかった理由の1つです。まあ、ラーメン評論家じゃなくてフードジャーナリストなんですけど。ラーメン特化じゃなくてフード全般イケる口なんですけど。

 

で、本題。まず梅澤さんに写真撮影などを強引に迫ったりしたことについてですが、これは私が酒を飲むと30分くらいで泥酔して人格破綻者になってしまうので、これは本当です。何なら、叩けばもっとホコリが出ると思いますよ。他の女性に対して、もっと酷かったこともあるので。

ちなみに、「人妻シリーズ」ってのは、Facebookの友達限定で投稿している、「調査員をしている人妻と、付き合っている風な文章で食レポをあげる」というものです。

それで、この「人妻シリーズ」のために梅澤さんの写真を撮ろうとしたんでしょう。まあ、泥酔してたんで覚えてないけど。

ただ、不思議なのは、自分は、業者の人に「梅澤さんが会いたいって言ってるから来てください」って言われて、梅澤さんが経営する店に行ったので、店主の写真くらい撮れると思ったんですが…不思議ですねえ…

そのあと、梅澤さんの写真ですが、梅澤さんは人妻じゃないので、「人妻シリーズ」には使っていません。しばらくしたら、削除請求が来たので、すぐ削除しました。

 

次に

ここ(梅澤さんのラーメン屋)、ヤバい会社だけど地元の某業者にお金払わなくて、そこもヤバくて、さらにヤバい人が加わったりしてすごいことになっちゃって、ボクは両者知り合いだったりして、さすがに仕事では絡めないラーメン屋。。

の、書き込みについて。これは翻訳すると

梅澤さんのラーメン屋が内装屋に内装の工事代金払ってなくて、それを知り合いのラーメン屋経由で相談されている。

ということです。これは、誹謗中傷の意図はなくて、本当に内装屋が「梅澤さんの店が工事代金を払ってくれない」という相談を、知り合いのラーメン屋に相談して、それを自分に相談されたということです。まあ、店で色々したあとにこういう書き込みをしたら、誹謗中傷と捉えられるのはやむを得ないのは分かりますが…。

あと、グッドモーニング!ではこれを「ブログ」と紹介していたけど、これは「Facebook 」の友達限定の書き込みなので、間違っています。あと、なんで、Facebookの友達限定の投稿が梅澤さんの元まで流れてんねん!!!!おい!!!!と、いうわけで、現在はFacebookの友達申請の受付を停止しております。

というわけで、個人的には不思議というか、要するにこっちの聞いた事実と向こうから見た事実が食い違って捻れてるところがあるのかな、と思います。この度は、ラーメン評論家さん全体にご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。また、これをもとに梅澤さんを攻撃しないようお願いします。とりあえず、このままで良いんです。

あと、自分はラーメン評論家ではなく、フードジャーナリストなので、美味しいものを美味しいと伝えるのみです。肯定や賞賛、あるいは否定や助言のような「評論」は食事に対しては行えないので、行ってません。

というわけで、「TRAICY」の方でC級ホテル評論家としてコラムを書いているので、そちらの方の評論もよろしくお願いします。

というわけで、メディアの方は、この記事*1を筆者の意見として使ってください。

お疲れ様でした。

 

(おしまい)

 

ここに何を書いてもバイアスになるので、この記事はこれにて終了します。

 

 

*1:断っておくが、オルソンブログのことではなく原典の方

秋の臨時列車を調べてるはずが謎のマラソン大会を調べていた話

どうも、こんばんは、オルソンです。

 

 

 

みなさ〜ん、撮り鉄、していますか?

 

 

 

………

 

 

 

地獄に堕ちろ!!!

 

 

 

というわけで、未だ世間はコロナ禍でございまして、なかなかおいそれと出かけられない状態が続いている。

 

が、まあ、感染対策しっかりしておけば、多少の旅行・お出かけの強行開催はせざるを得ないわけで、私は「秋の臨時列車情報」を調べていた。そこで、気になったのが、この発表。

https://www.jreast.co.jp/press/2021/mito/20210903_mt01.pdf

JR東日本 水戸支社

臨時列車の運休について

(※pdf注意、あとすぐ下で要点を引用するので無理に開かなくていいです)

臨時列車には、イベント開催に伴うものも多く、そのイベントがご時世の影響で消し飛ぶと臨時列車も運休となる。それ自体は珍しくない………が、その理由たるイベントが…

10月31日(日)「第6回水戸黄門漫遊マラソン」に合わせて臨時列車の運転を予定していま したが、「第6回水戸黄門漫遊マラソン」のオンライン開催への移行に伴い、以下の臨時列車の運転を取りやめます。

(※先述のpdfより引用)

おいおいおい、今「マラソンのオンライン開催への移行」って聞こえたぜ?????(copyright by オズワルド)

ということで、このブログ記事のここより下は、第6回水戸黄門漫遊マラソンのオンライン開催の実態の記事となります。

とは言っても、こういう情報って公式サイトで一撃なんですよね。というわけでこちら。

https://mitokomon-manyu-marathon.com/topics/archives/857

一応、一つずつ抜粋していきますか。

【開催期間】
10月18日(月)0時00分~10月31日(日)23時59分

なっげ。もちろん、読み進めていくと、2週間ずっと走るという、24時間テレビ14年分のデスレースではないことがわかる。

【制限時間】
なし(開催期間内に,累計で42.195km以上走行すれば完走となります。)

累計で42.195km走れば何でもいいらしい。茨城県内での密を避けるための措置なので仕方ないが、水戸黄門でも漫遊でもないし、何ならマラソンかどうかも怪しい。なお、14日で42kmということは、表定速度は日速3km、時速に直すと、125m/hとなる。

しかし、累積42.195kmの走りをどうやって管理するのか?その答えは、さらに、読み進めればわかる。

【参加対象】
第6回水戸黄門漫遊マラソンにエントリーしている方(ふるさと納税寄附金枠でエントリーされた方を除く)
スマートフォンアプリ「TATTA」がインストールされており,「RUNNET」アカウントと連携がされていること。エントリー等の手続きは不要。

すいません、分かりませんでした。知らないアプリが突然2つも登場するとは。TATTAって何ですか?ゆずが歌ってためちゃイケのエンディングですか?

まあ、わからん単語は調べるに限るわな。

ということで、TATTAApp Storeなどで調べたところ、RUNNET連動GPSレーニングアプリということがわかりました。進展ゼロかよ。

ということで、RUNNETを検索。こちらはAppではなく、ウェブサイトのようで…

https://runnet.jp/smp/

※こちらが、「RUNNET」のトップページ。

ラソン全般の情報を扱うサイトのようだ。臨時列車の情報を含めた鉄道全般の情報が掲載されているサイト「鉄道コム」に雰囲気がどことなく似ている。

https://www.tetsudo.com

※こちらは「鉄道コム」のトップページ

ただ、「RUNNET」はアカウント作成ができ、それによって自分の体調や走った距離などの情報を登録・管理できるらしい。

なんとなくRUNNETがわかった気がするところで、満を持して、TATTA」をインストールする。概要を読むだけではいまひとつ、要領を得ないからだ。というわけで、以下、TATTA使用報告スタート

というわけで、早速TATTAの注意点なんですけども、

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このような登録フォームが、初めて起動したときに出てくるので、入力してください。なお、上画像のようにふざけた身長・体重を入力すると…

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ちゃんと注意されるので気をつけてくだい。というわけで、

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真面目に正直に入力したら、TATTAに登録完了!

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TATTAでは、ラソンイベント情報を自動的に収集してくれたり、

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タイアップ企業(スポーツ用品屋とかね)のクーポン情報が来たりする。

ちなみに、上画面は「1ヶ月で100km走るとアミノバイタルプロが安くなる」というこの世で最もコスパの悪い労働への誘い。

なお、「マラソンイベント情報」は3つあったので読んでみたところ、3つ中3つが、オンラインマラソンでした。コロナ禍になって色々なことが変わっており、まだまだ自分が知らない世界があるようです。

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そして、もちろん走った時間を測る機能も搭載。一見すると、iPhoneにデフォルトでついているストップウォッチのようだが、消費カロリーや速度や標高差などまで記録できる点が特徴。

さらに、地図機能もついており、走っているコースも記録することができる。

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モザイクがかかっている部分はコースの地図です。実際は無修正です。

というわけで、私もランニングしてみました!早速、2128kcalも消費しちゃいました!やった〜!痩せた〜!ランニング最高〜!

まあ、なぜか歩数の記録がないこと、4分で4km走って2128kcalなんて速すぎること、そして何より

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このスクショを見ていただければ、トリックはバレバレだと思うのですが…。

あれ?でも、データセーブできちゃったぞ?これを水戸黄門漫遊マラソンにデータ送信すれば…????

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と思いきや、このアクティビティは不正なデータを含んでいるため、ランキングなどには利用できないんだってさ〜〜〜〜〜!!!!!(copyright by オズワルド)

「計測中に車や電車などに乗ってしまってないかをご確認」したほうがいいそうです。電車などに乗ってしまったって意外と初めて聞く文章ですね。「マラソンしてたと思ったら〜電車に乗ってしまってました〜!チクショー!!!」って嘘をつくとき以外使い道ないだろ。

というわけで、オンラインマラソン管理アプリTATTA、このくらいベタな不正をブロックする程度のことはできるようです。まあ、そうしないとマラソン大会がめちゃくちゃになるのはもちろん、1ヶ月で100km電車に乗るだけでアミノバイタルプロがめちゃ安になっちゃうので当然か。

しかし、こちら、歩数計測がスマホを縦に振ればカウントされるというポケモンハートゴールドソウルシルバー世代にはたまらない仕掛けが施されている。もっとも、家の中でスマホを振ったところで歩数があっても距離が0.00kmというシュールな結果が出るだけであり、そもそもオンラインマラソンで歩数が重視されることはあまりないので使い物にならない。

いや…待てよ?もし、電車の中でスマホを振ったら…????めっちゃ速く走ってる人として、第6回水戸黄門漫遊マラソン優勝できるのでは????

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というわけでやってみたのがこちらのデータだ。1分37秒で1.74km走る表定速度約64.5kmの瞬足、163歩で1.74kmを走る平均約10.7mの超大股。俺がマラソンナンバーワンじゃい!!!!!

 

 

まあ、もちろん

 

 

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めっちゃバレたんですけどね。

 

 

というわけで、話が散らかったのでまとめると…

Q、オンラインマラソン大会って何?

A、GPSで走ったコースを記録し、距離の計算はもちろん、標高差・歩数・速度およびそれらから消費カロリーを導くハイテクアプリ「TATTA」によって、ある日数の間に特定の距離を走ったタイムなどを競い、ネットゲームのように全世界と戦えるマラソン大会のこと。

なお、第6回水戸黄門漫遊マラソンについては、あくまでもエントリー済の方への救済措置としてオンラインマラソンをしており、新規エントリーの受付は終わっていることおよび、エントリー料は「RUNNET」の通販で使えるポイント「RUNPO」(江戸川ではない)の形で返金されること*1は第6回水戸黄門漫遊マラソンの名誉のために説明しておく。

なお、「TATTA」には尿検査機能はないため、オンラインマラソンではいくらでもドーピングできそうだが、少なくとも第6回水戸黄門漫遊マラソンの場合、「参加賞」「完走賞」および、「抽選で水戸の特産品が当たる特典」しかないため、くれぐれも無駄なドーピングをしないよう気をつけよう。

(おしまい)

ピクトグラムのデザイン代が3000万円は絶対におかしい!!!!ふざけぼったくり企業電通は潰れろ潰れろ!!!二度と東京で五輪なんかやるな!!!!(と思ったので、ピクトグラムで東京五輪開会式のピクトグラム再現してみた)

どうも、東京五輪反対派です。

 

 

東京五輪が始まり、そして終わりました。感染者が増えまくっとります。個人的にテレワークはやりたくない業種なので勘弁してくれ東京五輪。そんな、東京五輪の開会式&閉会式には電通が絡み、違う意味で勘弁してくれと言いたくなる内容でした。そんなオリンピック開会式&閉会式を通して最も評判の良かったピクトグラムのデザイン費用が3258万円であることが発覚しました。

https://gtimg.tokyo2020.org/image/upload/production/urvxw95keew2oxefieql.pdf

はっきり言います。いくらなんでも高すぎです。高すぎて高杉晋作になりそうです。奇兵隊作っちゃいそうです。50個のピクトグラムに3000万円、つまりピクトグラム1個65万円、OP映像込みでも7分程度のパフォーマンスに3258万円、つまり1分465万円ってのは、高すぎるでしょう。

 

もっとも、ピクトグラムそのものが3258万円なのではなく、イデアやデザインを生み出すための費用を考慮・勘案する必要があるのは当然ですが、それでも、東京五輪の5000兆倍盛り上がると言われているM-1グランプリ*1でさえ、マイク1本、1000万円であることを考えたら高いですし、あれが3000万円なら仮装大賞に30回くらい出ている「〇〇でGO!」のおっさんが巨万の富を得ていないとおかしいでしょう?

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NHK公式Youtubeチャンネルより、電通がボッタクリにボッタクリを重ねている、あるいは仮装大賞の「〇〇でGO!」のおっさんが個人的に金閣寺を17棟以上所有していることを示す動かぬ証拠

もっとも、仮装大賞に30回くらい出ている「〇〇でGO!」のおっさんが、大豪邸………もとい、大GO!邸*2を建てている可能性もありますが、それにしたってピクトグラム50個3000万円ってのは高いでしょう…………

 

だって、ピクトグラムってすでにあるじゃん!!!!!

 

ピクトグラムという人型の絵が何かを表すためにその動きをするというデザインはすでに1964年に確立されたアイデアであり、そのアイデアをもとに、今日では多くのピクトグラムが生み出されています。なのに、なぜ、今さらピクトグラムで3000万円動かせるんだよ、電通よ。あれか?電通そのものが、巨大な仮装大賞っていう風刺か?風刺に3000万か?そういえば、開閉会式自体が仮装大賞みたいだったしなあ!!!!ハーッハッハッハッハハッ!!!!

 

というわけで、東京五輪開会式ピクトグラムパロディではおそらく史上初、ピクトグラムピクトグラムを再現します。

 

あ〜、「電通は潰れろ」「二度と東京で五輪なんかやるな」っていうタイトルで、目を引いたはいいけど、普通に「ピクトグラム東京五輪開会式ピクトグラム再現してみた」でタイトルよかったな〜。というか、あのタイトルじゃ、目を引くというより、シンプルにドン引きリムブロコースも全然あるぞ…。どうすんだよこれ…でも、「そういう目の引き方でフっておく」っていうパターンの奴も捨てがたいし………そもそも、「なぜピクトグラムピクトグラム再現するか」に至ったか書いてないのも気持ち悪いよな………あ、そうか。両方書いておけば良いのか。両国駅みたいな感じで。両国駅って言っても、JRじゃなくて大江戸線の方の。「両国(江戸東京博物館前)」みたいな感じで両方書いておけばいいか。そういえば、JRと大江戸線両国駅っていつまで同じ駅名乗ってんの?五輪で外国人いっぱい来るはずだったなら、なおさらそういうの直そうよ。「さくらトラム」とか言ってる場合じゃないんだよ。上手い出口から上手い出口へは近いとはいえ、あの感じで同じ駅名乗ってるのめちゃくちゃヤバいぞ。何なのあれ?同音異義の交錯?同音異議の交錯なの?あれも小林賢太郎演出なの?だったら、開会式前日に解任した時点で何か手を打たないとダメだろ。

 

 

それでは、ピクトグラムによるピクトグラムパフォーマンスです。一気に行きましょう。

 

1、陸上競技*3

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走るといえば、このピクトグラムでしょう。屋内感が強すぎるので周りを切り取っても良かった?まあいいか。俺には1銭も入らんし。

 

2、ハンドボール

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3、ソフトボール

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実を言わなくても、これは野球のピクトグラムです。五輪関連ではないソフトボールピクトグラムは見つからなかったので。

 

4、ラグビー

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日本ラグビー協会のロゴです。困ったら協会のロゴという手があることに4手めで気づきました。

 

5、サッカー

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実はこれも、フットサルのピクトグラムだったりします。

 

6、バレーボール

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7、ビーチバレー

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ネットの低さと、石垣島スポーツ用品店の看板であることから、おそらくビーチバレー。

 

8、重量挙げ

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時々、実態とかけ離れるのは許してね。何しろ作ってないので…

 

9、バドミントン

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ラケットを使ってないので、唯一のミスも心配なし

 

10、テニス

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いや、お前はラケット使うんかい

 

11、スポーツクライミング

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時には、読者の心眼に頼ることも大事。

 

12、トランポリン

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禁止事項のピクトグラムを使う勇気。ちょいちょい出てきます。

 

13、飛び込み

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ちょいちょい、というより早速出ましたね。

 

14、体操

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たたみかけますね。

 

15、水泳

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16、マラソンスイミング

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大丈夫?市民プールの非常口になってない?

 

17、テコンドー

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18、新体操

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競技のピクトグラムに人を映す必要はない。だから俺は、鳴門市のロゴを新体操のピクトグラムと言い張る。

 

19、フェンシング

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本当は何のピクトグラムか当ててみてください。

 

20、ホッケー

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IIHFが何の略かって?International Ice Hockey Federationだよ!!!!!

 

21、バスケットボール

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バレーボールと、ボールの縫い目で差別化した一品。

 

22、バスケ3on3

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23、スケートボード

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24、サーフィン

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25、セーリング

えーと、セーリング、ね…えーと、えーと…

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やべ!間違えて、やはり俺の青春ラブコメは間違っている、の画像貼っちった!

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こんなところ*4に。

 

26、馬術馬場馬術

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これが中山

 

27、馬術障害馬術

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これが船橋

 

28、馬術総合馬術

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これが川崎

 

29、カヌースプリント

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フリー素材のサイト行けば、いくらでも出る一方で、できれば頼りたくなさ。

 

30、カヌースラローム

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このように、フリー素材のサイト行けばいくらでも出ます。

 

31、ボート

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意外と公園のサイト見ても「ボートやカヌーのピクトグラム」ってないんですよね。実際に出向いたら違ったかもですけど。

 

32、水球

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「は?ピクトグラムアスキーアートは違うんだが?」と、言われたら、それはそう。

 

33、野球

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34、射撃

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石垣島スポーツ用品店の看板。ということは、石垣島では射撃が流行っている………素敵やん。

 

35、ゴルフ

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Wiiすら持ってないのにWii Sportsが浮かんだ時は天啓と感じずにはいられなかったですね。

 

36、卓球

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37、ボクシング

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Wii Sportsの天啓、これにて終了。

 

38、アーチェリー

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アーチェリーができる運動公園は神(企画が捗るので)

 

39、アーティスティックスイミング

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本家同様、画像を回転させるという技を使っていますが…技使ったのにイマイチなんかい。

 

40、空手組手

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前々から思ってたんですよね。「感電注意って、手から電気が出てるみたいだな」って。

 

41、空手型

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42、柔道

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いやだ!フリー素材に頼りたくない!!!!

 

43、レスリン

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頼りたくないの!!!!

 

44、自転車競技ロード

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45、自転車競技トラック

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本家同様、類似競技でも別ピクトグラムをなんとか探してます。

 

46、自転車競技マウンテンバイク

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「マウンテンバイクはバイクではない」ことを表すピクトグラム

 

47、自転車競技BMXレーシング

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48、自転車競技BMXフリースタイル

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49、トライアスロン

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申し訳ないが、画像を複合させる気力なんてものはない。

 

50、近代5種

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以上、ピクトグラムによるピクトグラムでした。ありがとうございました。

 

・引用

今回の記事で使用したピクトグラムは、フリーだったりフリーじゃなかったりする素材のものです。というわけで、引用元を全て書かせていただきます。

 

https://shisetsu.mizuno.jp/m-7628-02(船橋市運動公園公式サイト)

→野球、サッカー、バスケットボール、バスケットボール3on3、バレーボール、テニス、バドミントン、卓球、水泳、重量挙げ、ハンドボール、アーティスティックスイミング、水球ピクトグラムとして引用

https://www.urayasu-zaidan.or.jp/undo/(浦安市運動公園公式サイト)

→アーチェリー、スケートボードソフトボールピクトグラムとして引用

http://www.dc.ogb.go.jp/road/michiarekore/kurashimichi/picto/picto.html(みちのあれこれサイト)

→空手型、クライミング、フェンシングのピクトグラムとして引用

(※文字数の都合により、続編に続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:※個人の感想です

*2:このユーモアは0円です

*3:実際のトップバッターは近代5種ですが、近代5種はピクトグラムが5個揃えばクリアなので、最後に回します

*4:ここでは、稲毛海岸駅前のこと

続・ピクトグラムでピクトグラムを再現してみた

・引用

https://www.tokubetu.or.jp/anzenposter/hyoushiki.html(中小建設業特別教育協会)

→空手組み手、バスケットボール3on3のピクトグラムとして引用

https://www.freetemplate.jp/attention/(【無料・商用利用可能】注意書き・張り紙テンプレート【ポスター対応】)

陸上競技、飛び込み、BMXフリースタイル、体操、サーフィン、トランポリン、BMXフリースタイルのピクトグラムとして引用

国際アイスホッケー連盟ロゴマーク→ホッケーのピクトグラムとして引用

日本ラグビー連盟ロゴマークラグビーピクトグラムとして引用

道路標識→自転車競技ピクトグラムとして引用

鳴門市ロゴマーク→新体操のピクトグラムとして引用

マリンピアロゴマークセーリングピクトグラムとして引用

https://jp.123rf.com(123RF)

→ボートのロゴマークとして引用

https://www.digipot.net/?p=51934(フリー素材・無料素材digipot)

→柔道、カヌー、レスリングのピクトグラムとして引用

クニナカスポーツ看板→射撃、ビーチバレーのピクトグラムとして引用(元画像はGoogle Map)

大和市スポーツよかみどり財団ロゴマーク→テコンドーのピクトグラムとして引用

 

 

続・野球ってルール複雑じゃないですか?

前回の記事はこちら

野球ってルール複雑じゃないですか? - オルソンブログ https://orsonblog.hatenablog.com/entry/2021/08/07/235733

 

この記事では、野球という、実は複雑怪奇なルールのスポーツがどのように広まったか?を考えてみている。

なお、この記事は、野球を知らない自分と、もう一人の野球を知らん人とのzoom飲み会の会話を再編集して作られている。その辺を伏せながら、作成されたというのは、コナンだったらギリギリ殺しの動機になりうる。

 

なお、このような感想を頂いておりますが…本文に入れ忘れただけで、飲み会当時には、トリビアの泉のこの回についての話も出ておりました。あと、正岡子規、伝言ゲーム上手すぎ説も浮上しました。あんな複雑怪奇なルールを日本人に伝えられるなんて、伝言ゲーム上手すぎ人間に違いない。そういえば、ひもてはうすでも野球の複雑さに触れた回がありましたね。

 

そんな野球のルールの考察を、野球に詳しい人にzoom飲み会でぶつけるとどうなるか………というのが、今回の記事の趣旨である。

 

その結果得られたのは、野球はクリケットと密接な関係にある、ということである。クリケット!!!!これは思いつかんて。なにせ、知らないから。知らない人がいくら思考力を巡らしても、正しい結論に辿り着けるはずはないのである。大事なことなのでもう一度言います。知らない人がいくら思考力を巡らしても、正しい結論に辿り着けるはずはないのである。見てるか、大学入試共通テスト。

 

さらに、クリケット、野球、サッカー、ラグビーなどあらゆる球技の原型になったと言われているラシュールという競技があるという話も来た。ラシュールについては、Wikipediaの「野球の歴史」のページにも掲載されていた。

中世ヨーロッパでは、12世紀頃のフランスで、「ラ・シュール」が誕生した。2チームに分かれ、足や手、棒などを使い敵陣にある2本の杭の間にボールを通すゲームで、今日のあらゆる球技の原型とされるスポーツである。

そう、ラシュールは、多くのゴールにボールを入れる競技の原型と言えるのである。ラシュールからの進化をざっくり見ると

手でボールをゴールに入れる→バスケットボールとかラグビーとか

手ではなく足でボールをゴールに入れる→サッカー

素手ではなく棒でボールを飛ばす→野球

こうして見ると、ラシュールから野球への進化がいかに異常か、改めてわかることだろう。野球は、サッカーやバスケットボールとは異なり、陣地が1つで、ゴールに当たるホームベースもコート中に1つしかないのである。

 

しかし、その仲立ちにクリケットがいるとしたら………???たしかに、クリケットはボールを棒で打って飛ばすスポーツだが果たして………???というより、クリケットのルールって、何!?(クリケットルール坂46の冠番組)

 

というわけで、まずクリケットのルールをWikipediaなどで調べてまとめる。余談ですが、Wikipedia読者の98%は寄付をしてくださらず、ウィキペディアを使い続けます。地球上のすべての人が、平等に知識を得られる未来のために、¥300またはお支払いいただける額を、Wikipediaにお寄せください。

 

クリケットのルールについて、まとめると…

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ボウラー(野球で言うとピッチャー)はボールを投げてウィケット(野球で言うと塁のようなもの、だがキャッチャーに似ている側面もある)に当てる。バッツマン(野球で言うとバッターだが、何とボウラー側にもバッツマンはいる)はそれを防ぐためにバットでボールを打ち返す

バッツマンはバットでボールを打ち返したら、フィールダー(野球で言うと守備のようなもの)にボールを取られて、そのボールでウィケットを倒されるまで、2つのウィケットの間を走る。2人とも片道1本走るごとに1点。

→野球と異なり、同じバッツマンが何往復しても良い。野球では守備がどれほどまごついても一回のヒットで取れる点数は最高4点だが、クリケットでは一回のヒットで、ウィケットの間を100回走ったら100点手に入る。

・なお、フィールダーが打球をノーバウンドで取ったらアウト、打球がバウンダリーを超えたら4点(ノーバウンドで超えたら6点)という、野球の「アウト」や「ホームラン」に通じる概念もある。特に後者が設定されてないと、本当に無限に点を入れられかねない。

何と、クリケットにはサッカーのような自分のチームのゴールを守るという概念が生きている。それはウィケットである。ウィケットバッツマン(バッター)の後ろでボウラー(ピッチャー)の球を待つという意味ではキャッチャーであり、ウィケットまで走ると点になるという意味ではホームベースであり、また、サッカーやバスケットボールでいうと「守るべきゴール」なのである。余談だが、バッツマンがバットを振ったはずみでウィケットを倒すとアウトになるという、「オウンゴール」のようなルールもある。

 

野球が「ラシュール→クリケット→野球」と進化した可能性は高い。では、なぜ、クリケットは野球へ進化する必要があったのか?それは、学天即がクリケットのルールを題材に丸々一本の漫才を作ってしまうくらい、クリケットのルールに進化の余地があったからである。クリケットのルールの進化の余地とは…。

 

 

1、試合時間が長い

試合時間が丸3日かかり、試合中にランチタイムやティータイムがあるのが特徴。これは、学天即のみならず、ハマカーンもネタに取り入れてたなあ…。当然、みんながテレビで見るスポーツとしての国民的スポーツにはなりえない。なぜなら試合時間が丸3日だから。24時間テレビ3つ分、チャリティマラソン300km分、名探偵コナン144話ぶんに相当する*1から。

では、なぜ試合時間が長いのか。これは10アウト交代制、言い換えれば、10人のバッツマンが全員アウトになるまで交代しない。それでいて、バッツマンは無限にウィケット間を走ることができ、ウィケットを倒されるタイミングを見誤らなければ、まずアウトにはならない………あ、フィールダーがノーバウンドでキャッチしたら話は別か。普通の野球でも、それでアウトにする方が速いもんな。うん。

 

2、アウトになったバッツマンは二度と試合に出ない

見出し以上言うことはないが………10人のバッツマンをアウトにしたら交代という都合上、一度アウトになったバッツマンは二度と試合に出ない。これは、2021年現在の日本の地上波でテレビ放送されているスポーツとしては、千原ジュニアの座王でのみ採用されているルールである。そう「座王」を見たことある人ならわかるだろう。アウトになったバッツマンはそのあとめちゃくちゃ暇なのである。もちろん、一番打者となったバッツマンは、9人分暇になる宿命が託されている。というか、一番打者として意気揚々で乗り込んで、大した結果残せずすぐアウトになったら、あとのほぼ丸3日どう過ごせばいいんだ。一番打者として意気揚々で乗り込んで、一発目でうっかりウィケット倒してアウトになったら、どういう顔してランチタイムやティータイムに参加すればいいんだ。

 

こういった点を解消するために、クリケットから野球への進化、すなわち、バッツマン改めバッターが走る目標である「塁」を増やし、塁ごとにバッターが来るより早くボールを取って塁にいられたらアウトになる人が出てくることで、アウトになる可能性を増やして試合時間の増大を防止するとか、一回のヒットやホームランで一人の打者が回れる塁を一周までに限定することで、点数のインフレを抑えるとか、打者が走る塁間を直線状からダイヤモンド状にすることで、フィールドの周りの観客席から見やすくするとか、そういった形で、より見やすく、よりやりやすい競技に進化したのが「野球」だったということが分かった。

 

 

すいません、「ワン・オールド・キャット」だか、「オールド・ファッション・ドーナツ」だか言っていましたが、野球の原型はクリケットでした。そして、今まで野球の試合やその延長によって、見たい番組を潰されたことはありますが、*2クリケットに比べたら大した時間ではないということもわかりました。ルールは多少複雑ですが、それはクリケットから欠点を潰す形で洗練されていった結果なのです。

 

 

ちなみに、Wikipediaの「野球の歴史」のページを見ると、野球は町内会などで親睦を深めるスポーツとして進化していったということも掲載されています。まあ、町内会の親睦を深めるレクリエーションに丸3日はかけられないですから、クリケットが野球に進化するのはどの道自然ということでしょう。

 

(おしまい)

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:ちなみに名探偵コナン第144話は「上野発北斗星3号」という原作では22巻に収録されている回

*2:2001年のことだが、世にも奇妙な物語にもそういう回があったのはあまりに有名

野球ってルール複雑じゃないですか?

どうも、こんばんは、オルソンです。

 

 

本日は、野球は日本がアメリカに勝利し、金メダルということで。おめでとうございます。

 

野球というスポーツは、アメリカはもちろん、日本でも国民的スポーツとして広く認知されているスポーツである。しかし、よく考えてみてほしい。日本の常識として定着するには、あまりにルールが複雑すぎないか!?

 

野球のルール………の一部として、野球で一点を入れるには、敵が投げたボールを打ち返し、さらに一塁と二塁と三塁を経てホームベースまで戻るという複雑なもの。野球を知っている者にとっては当然だが、塁に走る前に自身が打ったボールが捕手に取られてしまったらアウトであるほかにも、「盗塁」など様々なルールが付随している。

 

そうなると、こんなゲームをまず誰が考えたん!?という話になってくる。どこから起源でこのゲームが生まれたのかさっぱりわからない。そもそも、サッカーもバスケットボールもゴルフも穴に入れたら勝ちななかで、なぜ野球だけあんなに複雑なのか!?その謎を解き明かすべく、我々はアマゾンの奥地へ向かった…と言いたいところだが、コロナ禍なので頭をフル回転させて考えることにした。

 

まず、野球が存在しないとして、すりごきとゴムまり*1があったら、どんなスポーツをしようとするか!?ここから突然ボールを打ったら塁を回って、ホームベースまで帰ってこれたら一点入るスポーツにはならないだろう。例えば、ボールをバットで打って、その飛距離を競うスポーツだったら考えつきうるだろう。

 

しかしそれでも、槍投げなどという槍を投げて槍が刺さった場所で飛距離を示し、槍を投げた飛距離を競う競技があるなかで、野球だけ変な進化を遂げているのは、はっきり言って異常だ。そして、考えるだけでは、この異常性を埋める方法は思いつかなかった。と、なると、Wikipedia 大先生に頼るほかない。

 

Wikipedia には「野球の歴史」という記事があった。それを調べたところ…

「ストリート・フットボール」となる。ボールに牛・豚の直腸や膀胱を使い、そのボールを敵陣内にあるゴールまで運ぶゲームである。しかし大英帝国の発展とともに、兵士が戦争や植民地支配へ駆り出されるようになる。すると、牛や豚を殺さないとボールが作れないストリート・フットボールの代わりに、石に草の茎や糸を巻き付けるだけで簡単にボールが作れるスポーツが流行るようになっていった。

そのうちの一つに「ラウンダーズ」というゲームがある。ペッカーやフィーダーと呼ばれる投手が小石を詰めた靴下などのボールを投げ、ストライカーと呼ばれる打者がそれを船の艪などのバットで打ち返し、杭や石でできた4つのベースを回るというものだった。

これを見ると、野球の起源に「ラウンダーズ」という競技が浮かび上がってくることはわかる。しかし、この文章には、なぜ「ラウンダーズ」を思いついたのか、言い換えれば何食ってたら「ボールを打って一塁二塁三塁を経てホームベースに戻ったら一点入るゲーム」なんか思いつくんだよ、という部分の説明が不十分である。

しかし、Wikipediaの「野球の歴史」の記事を読み進めていくと…

また「ワン・オールド・キャット」というゲームもあったが、こちらは、打者が棒で球を打ち、打球をノーバウンドまたはワンバウンドでキャッチした者が次の打者になる、というものだった。

これだ。と、思った。ワン・オールド・キャットこそ野球への進化の道である。と自分は考えた。ワン・オールド・キャットは、「打球を捕手に取られたらアウト」「アウトになったら、捕手が打手に交代する」と現在の野球を形作る要素を持っている一方で、野球を思いついていない人類が思いつきそうな原始的な要素も持ち合わせているという、極めてちょうどいい競技である。そして、ちょうどいい競技こと「ワン・オールド・キャット」が思いつきさえすれば、ここから野球を作るのは難しくない、というのがこの記事の結論である。

 

ワン・オールド・キャットの欠点、それは、打者にめちゃくちゃ近寄れば打球が取れるのは当たり前、ということである。

これを克服するには、捕手の位置を決める必要があった。これが「ファースト」、「セカンド」、「サード」、日本語で言うところの、一塁、二塁、三塁の誕生である。

塁という概念さえ生まれれば、こっちのものである。つまり、打球が捕手に取られるまで塁を走るルールが付随する、とか、ホームベースまで走りきれなかったたときに、次の打者が打ったら走れる、とか、そういったルールはいくらでも付随してくる。

 

ここまで来たら、野球はほぼ完成している、とすら言って良い。しかし、「ほぼ」完成、であるのもまた事実。ここから先は、ルールの穴をつついてくる選手をいかにして潰していくか、という話になってくる。例えば………???

 

打球をキャッチされるまで塁を走れるなら、飛距離はなくとも高く打ち上げれば良いのでは?

→捕手はボールを「ノーバウンド」あるいは「ワンバウンド」で取ったらアウト、とすれば、このルールでは点は稼げないでしょう。これを「フライ」と呼ぶようになるのはまた別のお話………

守備が打者に近づけないなら、いっそめちゃくちゃ飛ばない球を打てばよいのでは?
→これは「打者はボールを打ったら塁を走り、捕手がボールを捕るまでに間に合わせる」という要素を追加することで、ある程度の対策は可能。………だが、それでも強力すぎると判断された結果、「バントでは出塁できるがアウト」という折衷案が生まれたものと思われる。

「打者がボールを打ったら塁を走り、捕手がボールを取るまでに間に合わせる」だけだと、打者が打球を遠くに飛ばす意味がなくなってくるのでは???

→このため、捕手はただ取るだけでなく、各塁の内野手に送球してやっとアウトにできる、としたのであろう。また、あまりにも遠くへ飛ばした場合は、フィールド上にいる打者が全員ホームベースまで走って点を取るものとする「ホームラン」という概念も、この懸念を吹き飛ばせる。

 

と、いうわけで、野球という複雑なルールのゲームは「ワン・オールド・キャット」なるゲームによって進化を進められた、と結論づけることにした。1→100より、0→1で創作する方が難しいとされる中、野球の創作がどのように行われたのか?辿ってみると多分、こんな感じだと思われる。

(おしまい)

 

 

 

 

*1:パーマンで空き地の横にいるが外に出してもらえない子供が野球を「すりごきでゴムまりでひっぱたくやつでしょ」と評していたじことから