どうも、こんばんは、オルソンです。
みなさ〜ん、撮り鉄、していますか?
………
地獄に堕ちろ!!!
というわけで、未だ世間はコロナ禍でございまして、なかなかおいそれと出かけられない状態が続いている。
が、まあ、感染対策しっかりしておけば、多少の旅行・お出かけの強行開催はせざるを得ないわけで、私は「秋の臨時列車情報」を調べていた。そこで、気になったのが、この発表。
https://www.jreast.co.jp/press/2021/mito/20210903_mt01.pdf
JR東日本 水戸支社
臨時列車の運休について
(※pdf注意、あとすぐ下で要点を引用するので無理に開かなくていいです)
臨時列車には、イベント開催に伴うものも多く、そのイベントがご時世の影響で消し飛ぶと臨時列車も運休となる。それ自体は珍しくない………が、その理由たるイベントが…
10月31日(日)「第6回水戸黄門漫遊マラソン」に合わせて臨時列車の運転を予定していま したが、「第6回水戸黄門漫遊マラソン」のオンライン開催への移行に伴い、以下の臨時列車の運転を取りやめます。
(※先述のpdfより引用)
おいおいおい、今「マラソンのオンライン開催への移行」って聞こえたぜ?????(copyright by オズワルド)
ということで、このブログ記事のここより下は、第6回水戸黄門漫遊マラソンのオンライン開催の実態の記事となります。
とは言っても、こういう情報って公式サイトで一撃なんですよね。というわけでこちら。
一応、一つずつ抜粋していきますか。
【開催期間】
10月18日(月)0時00分~10月31日(日)23時59分
なっげ。もちろん、読み進めていくと、2週間ずっと走るという、24時間テレビ14年分のデスレースではないことがわかる。
【制限時間】
なし(開催期間内に,累計で42.195km以上走行すれば完走となります。)
累計で42.195km走れば何でもいいらしい。茨城県内での密を避けるための措置なので仕方ないが、水戸黄門でも漫遊でもないし、何ならマラソンかどうかも怪しい。なお、14日で42kmということは、表定速度は日速3km、時速に直すと、125m/hとなる。
しかし、累積42.195kmの走りをどうやって管理するのか?その答えは、さらに、読み進めればわかる。
【参加対象】
第6回水戸黄門漫遊マラソンにエントリーしている方(ふるさと納税寄附金枠でエントリーされた方を除く)
スマートフォンアプリ「TATTA」がインストールされており,「RUNNET」アカウントと連携がされていること。エントリー等の手続きは不要。
すいません、分かりませんでした。知らないアプリが突然2つも登場するとは。TATTAって何ですか?ゆずが歌ってためちゃイケのエンディングですか?
まあ、わからん単語は調べるに限るわな。
ということで、TATTAをApp Storeなどで調べたところ、RUNNET連動GPSトレーニングアプリということがわかりました。進展ゼロかよ。
ということで、RUNNETを検索。こちらはAppではなく、ウェブサイトのようで…
※こちらが、「RUNNET」のトップページ。
マラソン全般の情報を扱うサイトのようだ。臨時列車の情報を含めた鉄道全般の情報が掲載されているサイト「鉄道コム」に雰囲気がどことなく似ている。
※こちらは「鉄道コム」のトップページ
ただ、「RUNNET」はアカウント作成ができ、それによって自分の体調や走った距離などの情報を登録・管理できるらしい。
なんとなくRUNNETがわかった気がするところで、満を持して、「TATTA」をインストールする。概要を読むだけではいまひとつ、要領を得ないからだ。というわけで、以下、TATTA使用報告スタート
というわけで、早速TATTAの注意点なんですけども、
このような登録フォームが、初めて起動したときに出てくるので、入力してください。なお、上画像のようにふざけた身長・体重を入力すると…
ちゃんと注意されるので気をつけてくだい。というわけで、
真面目に正直に入力したら、TATTAに登録完了!
TATTAでは、マラソンイベント情報を自動的に収集してくれたり、
タイアップ企業(スポーツ用品屋とかね)のクーポン情報が来たりする。
ちなみに、上画面は「1ヶ月で100km走るとアミノバイタルプロが安くなる」というこの世で最もコスパの悪い労働への誘い。
なお、「マラソンイベント情報」は3つあったので読んでみたところ、3つ中3つが、オンラインマラソンでした。コロナ禍になって色々なことが変わっており、まだまだ自分が知らない世界があるようです。
そして、もちろん走った時間を測る機能も搭載。一見すると、iPhoneにデフォルトでついているストップウォッチのようだが、消費カロリーや速度や標高差などまで記録できる点が特徴。
さらに、地図機能もついており、走っているコースも記録することができる。
モザイクがかかっている部分はコースの地図です。実際は無修正です。
というわけで、私もランニングしてみました!早速、2128kcalも消費しちゃいました!やった〜!痩せた〜!ランニング最高〜!
まあ、なぜか歩数の記録がないこと、4分で4km走って2128kcalなんて速すぎること、そして何より
このスクショを見ていただければ、トリックはバレバレだと思うのですが…。
あれ?でも、データセーブできちゃったぞ?これを水戸黄門漫遊マラソンにデータ送信すれば…????
と思いきや、このアクティビティは不正なデータを含んでいるため、ランキングなどには利用できないんだってさ〜〜〜〜〜!!!!!(copyright by オズワルド)
「計測中に車や電車などに乗ってしまってないかをご確認」したほうがいいそうです。電車などに乗ってしまったって意外と初めて聞く文章ですね。「マラソンしてたと思ったら〜電車に乗ってしまってました〜!チクショー!!!」って嘘をつくとき以外使い道ないだろ。
というわけで、オンラインマラソン管理アプリTATTA、このくらいベタな不正をブロックする程度のことはできるようです。まあ、そうしないとマラソン大会がめちゃくちゃになるのはもちろん、1ヶ月で100km電車に乗るだけでアミノバイタルプロがめちゃ安になっちゃうので当然か。
しかし、こちら、歩数計測がスマホを縦に振ればカウントされるというポケモンのハートゴールドソウルシルバー世代にはたまらない仕掛けが施されている。もっとも、家の中でスマホを振ったところで歩数があっても距離が0.00kmというシュールな結果が出るだけであり、そもそもオンラインマラソンで歩数が重視されることはあまりないので使い物にならない。
いや…待てよ?もし、電車の中でスマホを振ったら…????めっちゃ速く走ってる人として、第6回水戸黄門漫遊マラソン優勝できるのでは????
というわけでやってみたのがこちらのデータだ。1分37秒で1.74km走る表定速度約64.5kmの瞬足、163歩で1.74kmを走る平均約10.7mの超大股。俺がマラソンナンバーワンじゃい!!!!!
まあ、もちろん
めっちゃバレたんですけどね。
というわけで、話が散らかったのでまとめると…
Q、オンラインマラソン大会って何?
A、GPSで走ったコースを記録し、距離の計算はもちろん、標高差・歩数・速度およびそれらから消費カロリーを導くハイテクアプリ「TATTA」によって、ある日数の間に特定の距離を走ったタイムなどを競い、ネットゲームのように全世界と戦えるマラソン大会のこと。
なお、第6回水戸黄門漫遊マラソンについては、あくまでもエントリー済の方への救済措置としてオンラインマラソンをしており、新規エントリーの受付は終わっていることおよび、エントリー料は「RUNNET」の通販で使えるポイント「RUNPO」(江戸川ではない)の形で返金されること*1は第6回水戸黄門漫遊マラソンの名誉のために説明しておく。
なお、「TATTA」には尿検査機能はないため、オンラインマラソンではいくらでもドーピングできそうだが、少なくとも第6回水戸黄門漫遊マラソンの場合、「参加賞」「完走賞」および、「抽選で水戸の特産品が当たる特典」しかないため、くれぐれも無駄なドーピングをしないよう気をつけよう。
(おしまい)