ネタパレに出てきたドリンクを作る〜4月号〜

どうも、こんばんは、オルソンです。

 

 

もう2度とないんじゃないかと思われた若手芸人向け週刊ネタ番組の新興が、今年4月からきております。「にちようチャップリン」という番組が毎週日曜22:00から放送されていまして、この番組「こそこそチャップリン」という深夜番組がゴールデンに昇格するカタチで始まったんですが、ゴールデン番組化にあたってゴールデン番組っぽい演出がされてしまったので第2回くらいで見るのを辞めたんですよね。いわゆる「深夜番組がゴールデンになると、深夜っぽい感じじゃなくなってきてつまらなくなる」っていうアレなんですが、それが2回で来るって史上初じゃないですか?ギネス申請すればよかったのに、と思って見るのをやめていたんですが、何と2018年4月から1年間ネタバトルする番組にシフトしまして。1年間ネタバトルっていうと大仰すぎて引くかもしれませんけど、ルールは違えどオンバトとやってること一緒ですからね。いやー、演出も悪くなくて(決してよくはない)、以前のにちようチャップリンの演出スタッフは歯車の上に寝そべってミンチになったのかな?なってないにしても、よいネタ番組が増え、若手芸人が売れる機会が増えるのはいいことです。ただ、にちようチャップリンというタイトルですが、水曜日のダウンタウンとは異なり、チャップリンは出ないので注意してください。1年間ネタバトルと言いつつ8月くらいに打ち切りになっちゃったらそれはそれでめちゃくちゃ笑うけど、そんなことにならないように皆さんも見て視聴率に貢献しましょう。僕は録画します。

 

すっかり、にちようチャップリンの話をしてしまったが、今月のネタパレに出てきたオススメドリンクはこれだ!!!!

 

  • 4月6日

年度の境目特有の特番ラッシュにより、ネタパレは消滅。ま、この次の日がENGEIトライアウト&ENGEIグランドスラムだったし多少はね?トライアウトはさらば青春の光の工場とかゆにばーすの水素水とかありネタというか過去にも賞レースでかけたネタやTVで見たことあるネタ多めな中、序盤から「ジャケットからちりめんじゃこが出てきた」などのワードセンスを匂わせつつも尺に合わせてブラッシュアップした結果「ラーメン屋になりたいという生徒に進路相談の説教するはずがなぜか女芸人の話になる先生」というネタが「女芸人になりたいという生徒に説教する進路相談の先生」という直球のメタネタに変わってしまっていたAマッソ、「面白い人」の話に芸人持って来るやつに長く言葉巧みにツッコミを入れるウエストランド辺りは最高だった。

グランドスラムは平場でもネタでも一貫してるあのキャラのちゃんとしたキャラコントという「正解」を持ってきたブルゾンちえみwith B、トライアウト勝利組で彼ららしいオチの台本以上にヤンキーを演じる二人の演技力の向上をうかがわせたアルコ&ピース、マジでしょーもないことしか言わないバッファロー吾郎Aもとい八公太郎、1回見たネタだがやっぱりオチが秀逸な東京03、「イチチチチ」以外ほぼボケなしなのに二人ともコミカルでずっと面白かったジャルジャル、斬新なシステムがすでに面白いのに斬新なシステムに則った言葉がちゃんと面白いので出オチになりそうなもんなのに全くダレない千原ジュニアめちゃイケ最終回が尾を引いた博多華丸・大吉あたりが印象的。

また別のネタ番組の話しちゃったね。ハイ次。

 

  • 4月13日

この日のネタパレは録画されていないというポカをやらかす。そのため、この日のゲストだった桜井日奈子がオープニングトークで「芸人さんのネタをYoutubeとかで見ます」と言っているのをYoutubeで見ることに。良い子はマネしないでね。

来年のM-1までにあのシステムというか独特なツッコミが消費されないかちょっと心配な一方、テンポを変えたりと試行錯誤も見える東京ホテイソンがトップバッター。生徒会選挙の48対2という結果に「貴乃花親方の負け方〜!」は笑う。キングオブコントで準優勝した時のネタながら映像がYoutube公式チャンネルのものになっていたチョコレートプラネット、あのネタ今見ても面白いけどなあ…。オススメ芸人枠から昇格したロングコートダディ、「大人びすぎた子供」というありがちな設定だが雰囲気とボケはどこか独特。永野は「餅を喉に詰まらせた森進一」という、「森進一のモノマネ」というやり尽くされたベタに永野の狂ったバカを載っけた「分かりやすく狂った永野」を魅せたいいネタ。ありゃマヂカルラブリー野田もTwitterにわざわざ書いて絶賛するわ。あのネタに関してはちょっと芸風も似てるし。オススメ芸人は3時のヒロイン。曲に合わせて一定の動きを繰り返すというコロチキっぽさの拭えぬネタ、でもツッコミやフリ方には技術を感じる。

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そんなこの日のオススメドリンクは「野菜とフルーツのコールドプレスジュース」。コールドプレスって言われても何のこっちゃわかりませんが、にんじん、りんご、オレンジをジューサーにかければ大元のジュースができるそうです。ジューサーなんか使うなバカ。あと先月もいったけど分量を書け。このジュースの場合、にんじんを他の奴に対してどれくらい入れるかってめちゃくちゃ大事だろ。

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文句はこの辺にして、さっさと作りますかね、濃縮還元ではなくストレートにこだわりつつも、この3本を混ぜるだけ、という非常に簡単な製法でお届けいたします。

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完成品がこちら。混ぜるだけの工程はカットしてやったぜ。ちなみに、目分量だけど1:1:1で混ぜ、振っています。

味は、人参の苦味を果物の甘味が抑えてるような、果物の甘ったるさを人参の苦味が抑えてるような…。1:1:1だと少し人参が弱いのでもう少し入れても良かったかもしれない。あと、味自体は全然違うけど、わざわざ高めのジュース3本も買うくらいなら充実野菜でよかったね。

 

この日のネタパレは70分スペシャル。そのためか、いわゆる「タブレットによる若手芸人紹介コーナー」などなく、瀬良社長や東京ホテイソン、きつねなど過去に好評だった若手や、バイきんぐやNON STYLEといった過去に賞レースで優勝した芸人らで固めたメンバー。

この日のゲストはきゃりーぱみゅぱみゅと、終始的外れなネタコメントを残し後半で「南原だけが肩を持つ」という扱い方を覚えた加藤一二三。この日ほどきゃりーぱみゅぱみゅが常人に見えたことはない。

トップバッターはトレンディエンジェル。いつも通りハイテンポの漫才を繰り広げる。バイきんぐは単独ライブだとちょこちょこやってるらしい、かなりクレイジーなネタ。いくらバイきんぐといえどあんなに乱射したら客によってはウケんぞ。NON STYLEは抜群の安定感。M-1の時と比べるとテンポがやや落ちて、わかりやすくなった感。ほぼ動きだけで笑わせる石田の技量は改めて凄い。いつものあるある言いたいに原曲PV風のアレンジをかましたレイザーラモンRG、安定したキャラと見せかけて最後に仕掛けた瀬良社長ことアルピー平子。スペシャル仕様だけど力み過ぎてはいないのが良い。ナイツは最後のM-1の敗者復活戦でかけたネタ。最初見た時は「ラストチャンスでこれ…?」と度肝を抜かれたが、その時より塙の粗暴なツッコミの粗暴さが増している。フル尺だったのとか、屋内と屋外の違いとかもあるんだろうけど。「何で見たことねえのに存在しってんだよ!」「電気ねえのに何でカラオケあるんだよ!」。東京ホテイソンはいい意味でも悪い意味(?)でもいつも通り。本当、M-1までに売れ過ぎて逆に上がれない感じにならない?大丈夫?きつね、もボケ方の幅の乏しさが気になるところです。レインボーは、また平和なコントを…。最初見たネタが「綺麗だ…」だったから印象アレだったけど、今の所「綺麗だ…」のネタ以外全部おもろいな…。いや、このネタも「綺麗だ…」に近いネタなんだけど。

野性爆弾くっきー&ガリットチュウ福島のドミノ中継。せっかく組んだドミノを破壊、「年上だぞ!」と言っておいて年下など意外にベタなボケが多め。でも、最後はしっかりぶちかます。マジで何なんだ。最後のガリットチュウ福島のモノマネの「ジュニアの福島越え」が最高。「IKKOが唯一心を開ける友人」がこの番組中で一番笑ったとこかも。

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放送時間2倍で演者が2倍ってことで感想も2倍だったが、おすすめドリンクは1杯で安心。ベリーベリーストロベリーという、イチゴ、牛乳、コンデンスミルクをミキサーにかけそこにイチゴジャムまでぶち込むというイチゴと乳しか入ってない一品。ジャムと生でイチゴを分けた意味、牛乳とコンデンスミルクで牛乳を分けた意味は何なんでしょうか?あとミキサーなんか実家にあるけど音がうるさいのでこっそり使えない調理器具を持ち出さないように!わかったね!

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まずこれが今回のジュースの原料のうちの乳担当。当然このまま入れる。

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イチゴというのは意外に単価が高く、イチゴ100%ジュースというのはジューサーバーやハニーズバーに行かないと手に入らない(しかも結構高い)。そこで、今回はあるスーパーで、イチゴを購入した。本来イチゴは潰れないようにパックに入れられて売られるのが普通で、こんな袋に入れて売られることなどありえないのだが、イチゴを潰してイチゴジュースを作りたい場合は、イチゴを袋に入れると良い。

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イチゴを5回くらい潰したところで袋に穴が開き、赤い汁が出た時は「あるかもと思ったけど早すぎるだろ」とウケてしまったので、皆さんが作る際は最初から2重袋にするといいと思います。

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これが出来上がったイチゴジュース、に「量が多すぎて牛乳などが入る余地がなくなったこと」と「固形分が意外に多かったこと」の2つの問題点を解決するために固形分を食べるという処理を施したもの。ビニール袋からジュースを出すときにもっと潰すつもりで押し出せば後者の問題は解決した気がする。まあいいか。

続いて、イチゴジャムも用意しなくてはならない。が、イチゴは単価が高く、しかも牛乳200mlパックのような「ちょうどいい量での販売」がほぼ行われていない。そこで、頭をひねった結果、イチゴジャムが適量入った食品を見つけてしまいました!!!!

 

 

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それがこちら!ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、ジャムパンはジャムを多量に含む食品であり、ジャムを効率よく摂取したい方にオススメなんです!

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おそらく、世界初、ジャムパンの解剖写真がこちら。下の方をよく見ればわかるように、最初はパンをかじって取り出そうとしたが、一かじりでジャムまで到達できないという、なぜか2chのコピペにされてしまった井上マーのすべらない話みたいになってしまったので上からこじ開ける解剖作戦でジャムを取り出した。

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※余ったパンには余った練乳をかけて、管理人が美味しくいただきました。

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肝心のジュース作りの方はランボー怒りの無慈悲カットをし、完成したのがこちら。TVで見る以上に固形分が多いですな。

味は…美味い。これまで、市販のジュースに例えてしまうことも少なくなかったこの企画のドリンクですが、イチゴのフレッシュな酸味と自然な甘味は市販されている無果汁or果汁1-2%程度のイチゴミルクとは全然違う味である。あんなもんばっか飲んでちゃダメよ、虫入ってるし。ちなみにイチゴジャムを入れるとイチゴの濃度を下げずに甘味をアップでき、練乳を入れると牛乳の濃度を下げずに甘味をアップできるわけです、考えられていますね。これは美味い。

 

 

  • 4月27日

この日のゲストは村上佳菜子。トップバッターのシソンヌ。「自宅にヘビが出ることに違和感を抱かない男と、その自宅に泊まる友達」という背景ごと魅せつつ、ヘビが死ぬ時に「ギューッ!」と泣くというシステマチックさも光るシソンヌらしいネタ。それにしても、何で村上佳菜子はゴリラの顔真似とヘビの断末魔のモノマネがあんなに巧かったんでしょうか?「前半に畳み掛けるな」というメタネタに「ポテチ、最初からガーッて行く?」や「俺、朝起きたらすぐ三食食べるから」などのわかりやすい例えや「藤井四段の顔マネすんな」の後にもう一オチ足したりした四千頭身。AI-TVも終わってしまった以上、この番組くらいしかフジテレビが四千頭身を売り込める場なんてないからねえ…四千頭身に限った話ではないけど。チョコレートプラネットのカレー屋のネタも以前見たときは「単位が他店とズレてる」という設定に沿ったネタだったのに、「ただの黄色い紙」「(ただの黄色い紙を)七夕の時に使っていただければ…」など、そのシステムから逸脱しすぎたボケが足されまくっていたような。「入っちゃってる、というのは〜?」の言い方だけであれだけ押せる松尾はやっぱり天才プレイヤー。私は彼らはもっともっと売れるべきだし、何ならキングオブコント2014準優勝した段階でもっともっともっと売れるべきだったと思っております。タブレット芸人から昇格した宮下草薙。草彅剛に似てる方が宮下なんですね、ややこしい。暗くてネガティブなキャラクターとか、本題のハワイ旅行とか以上に、香港のイメージがVISUALBUMの「マイクロフィルム」というコントのような、コテコテのイメージで止まっていて、それでいて描写が丁寧なのが最高。最後は、村上佳菜子にオススメするタブレット芸人、青色1号。細かい設定に細かいボケ、さらに細かいキャラクターが噛み合った傑作コント。別のネタも見たいなあ…。

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そんなこの日のオススメドリンクは「アイスほうじ茶スパイスラテ」。インスタ使ってないのにインスタのフィルターかけたみたいになったので、とうとうカメラにガタがきたか?と思ったんですがレンズ拭いたら直りました、じゃあ撮り直せって話なんですけどね、ハッハッハッハッ!(笑って誤魔化す)

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どうも!筋肉料理研究家のマグマオルソンです!まず皆さん自販機でほうじ茶ラテを買ってきてください!このままでは普通のほうじ茶ラテ!しかし、ここからがネタパレ流!

ミュージック、スタート!

https://www.youtube.com/watch?v=vx2u5uUu3DE&sns=tw

(0:26辺りから)

ドゥンドゥン!デレデデン、デン♪

 

ドゥンドゥン!デレデデン、デン♪

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ブシルソード、ロッキンハーディ♪(ガムシロップを投入します)

 

ドゥンドゥン!ドゥレデデン、デン♪

ドゥンドゥン!ドゥレデデン、デン♪

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アイモロギーチョアベスプターコロヒアマンシャウエッセン(生クリームを投入します。どこからどう見ても生クリームです。コーヒーフレッシュではありません。)

 

ドゥンドゥン!

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ヤーッ!!!(シナモンを投入したら完成!)

オチはシナモンをコップの横にこぼすのが正解なんでしょうけど、掃除が面倒なのでやめました、すみません。

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こちらが完成品。かき混ぜて、と…

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そういえば自分、高校の時に「海藻を黒焦げの炭にして、それを粉にして、その粉を水で煮出してヨウ素を取り出して、海藻中のヨウ素量を調べる実験」をした時、ビーカーに水を入れてから炭の粉を入れるのではなく、炭の粉をビーカーに入れてから水を入れないと沈まないよ、と化学の先生に注意された後、別の海藻で同じ操作する時にまた水に炭の粉を入れたのを化学の先生に注意されて…というのを3ループくらい繰り返したんですが、何と全く同じミスを繰り返してしまいました。無念。この記事をその時の化学の先生が見ていないことを祈ります。

味は…最初にほうじ茶ラテの味を知るために飲んだらほうじ茶の香ばしさがイソジンみたいな味になって襲ってきたのですが、シナモンを入れることでそれが全て消滅し、ほうじ茶と牛乳(とシナモン)の味だけが残る。そしてほうじ茶ラテとシナモンの相性が抜群!シナモンのベストパートナーは焼きリンゴだと思っていたが、ほうじ茶ラテは焼きリンゴ超えたね。焼きリンゴくんはほうじ茶ラテにシナモンをNTRされてしまいました。悲しい。というかなぜ、ポッカはほうじ茶ラテにシナモンを入れずに販売してしまったんでしょう。次回はネタパレを見習ってシナモンを入れるべきだと思います。と、ネタパレが若手芸人の育成や私たちの笑顔だけでなく、ポッカの商品開発にも貢献したところで今月のドリンクはおしまい!

(おわり)