焼酎をいろんなもので割ってみよう

どうも、こんばんは、オルソンです。

 

 

突然だが皆さんは「焼酎」という液体をご存知だろうか?

焼酎というのは以前も弊ブログに出演したことがある*1が、入れると何でも酒になる魔法の液体である(詳しい定義や製法は各自調べてください)。この焼酎をいろんなジュースで割ったものが居酒屋で売られているわけだが、今回はさらに色々な液体を割って色々な酒を作った。その実験結果である。

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なお、今回はローソンのPBである、こちらの焼酎を使用した。

 

  • 魔剤

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まず、今回の企画のきっかけはサークル合宿の時に「焼酎の魔剤割りは旨い」という話を聞いたからであった。そういえばサークルとはちょっと前も会う機会あったのにサークル合宿を記事にする認可を取り忘れましたね、ワハハハハ。

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見た目はこんな感じ。以前の記事にも書いたように焼酎は透明なので何かで割ったとて色が変わることはない。

味は、魔剤が好きではなかったので気が進まなかったのだが、焼酎が入ることによって焼酎のクセと魔剤のクセが衝突し、調和し、甘みと炭酸でグビグビイケる酒になる。味は85点。

ただし、魔剤中のカフェインの興奮作用と焼酎中のアルコールの鎮静作用が拮抗するため、アルコール摂取量が過剰になりがちになって危ないので気をつけよう、てか飲むな。

 

  • 絶倫無双キング

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いわゆる精力剤ですな。弊サークルには合宿にこういうものを持ち込む輩がいます。

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これが、絶倫無双キング割り焼酎。飲むTENGAに色味は近い。飲んでみるとこれまた甘味が焼酎とマッチしていい感じ。

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なぜかと思ったら蜂蜜や果糖などがいっぱい入っていた。なるほどな。精力剤も魔剤とまた違ったピリピリ感というか独特の味があるのだが、それを焼酎が上手く調和させている。甘味と炭酸と焼酎は全てを受け止める。80点。

 

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健康といえば健康のための飲料、アクエリアス。魔剤割りが旨いとなると期待できるが果たして…。

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見た目は薄いアクエリアス。味は…甘味はともかく、アクエリアス特有の塩味やケミカルさが焼酎と合わない。人によっては好きかもしれないけど、個人的にはない。最近ネクターやカルピスなど市販ジュース割りの甘い缶チューハイがあるが、あれにケミカル要素がプラスされた状態。プラスすんな。72点。

 

  • 飲むヨーグルト

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ヨーグルトのお酒やカルーアミルクのような感じへの変化が期待できますね。

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こちらが飲むヨーグルト割り焼酎。見た目に変化あるわけないよな。飲んでみると…焼酎のクセとヨーグルトの酸味があるだけ。混ぜても混ぜても混ざらない。何だこれ。飲めなくはないけど、何だこれ。65点。

 

以前、バズっていたが、龍角散のど飴をペットボトルの水に入れ溶かすと、喉に優しい龍角散ジュースができる。合宿中、今年初めて花粉症になったのでどこから来るのかわからなかったから、喉が痛いのも花粉のせいだと思っていたら、風邪だった私は龍角散ジュースを作っていた。

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その際、私は高い代わりにハーブが多いこちらの龍角散を使用したが、マイルドミルク仕立てになっていたため、完成した龍角散ジュースは黄色がかった白濁液となり、同行者を気持ち悪がらせた。その時はなぜそこまで彼らが気持ち悪がったのかわからなかったが、黄色がかった白濁液って完全に精液である。そら気持ち悪がらますわ。あの時は申し訳ございませんでした。この場を借りてお詫び申し上げます。

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 あの場を借りてお詫び申し上げたのに、精液焼酎を作ってしまっては反省の色なしと言われても仕方ないのでこちらのハーブが少ないがマイルドミルクゼロのスタンダード龍角散を使用。上写真のように焼酎に龍角散のど飴を適量沈めて、一晩待つ。梅酒と全く同じ作り方ですね。

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こちらが完成品。透明な龍角散色になりましたね。味は、ハーブの薬臭さと焼酎の酒臭さが戦って口の中が戦争になります。でも、甘さもアクエリアスより上なので、アクエリアス割りよりスルスル飲める、飲めるぞ…!さっきから甘味に甘えてばかりだな、甘味だけに。74点。

 

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実は日本発祥でお馴染み、カップヌードルカップヌードルと焼酎、日本人の心に沁みるもの同士のコラボレーション。

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普通にカップヌードルミニを作った 一旦麺をある程度食べてから焼酎割りを作っていく。すると…クッソ不味い。何と、焼酎をある程度しか入れないとカップヌードル味にしかならないのに、それを超えると焼酎の味しかしなくなる。なぜ?どうして?原理はわからないが、25点。これをやる唯一のメリットは「エビやコロチャーなどおつまみが酒と一体化してつまみやすくなること」のみ。

 

  • シーフードヌードル

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もう、日本人の心もクソもない結果になると薄々感づいてないと言ったら嘘になるが、もうやるしかない。ものつくり大国日本の威信にかけてシーフードヌードル割りを作るしかない。

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前回の反省を生かし、チビチビと焼酎を入れていく。…が、先ほど同様焼酎をある程度しか入れないとシーフードヌードル味にしかならないのに、それを超えると焼酎の味しかしなくなるという中和滴定ゲームに。ちなみにラーメンが焼酎味になっても麺も卵も全然合いません。15点。

 

  • MAXコーヒー 

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千葉県民の血液ことMAXコーヒー。本当にMAXコーヒーが血液だったら血糖値クロちゃん超え達成するね。これこそカルーアミルクができそう。なお、MAXコーヒーもコーヒーである以上カフェインが入っているため、魔剤割りの反省が1ナノも生かされていない。

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焼酎の量を調整するため先ほどのカップヌードルのカップを洗わずに流用。思いっきり油が浮いてしまった。ワインだったら最悪のマナーである。味は…飲むヨーグルト同様全然融合しねえ、混ぜても混ぜても焼酎を入れても入れても全然融合しねえ…。ただ、焼酎を結構な量入れても甘味の暴力で焼酎の味もほぼせずスルスル飲めるので、スーパーフリーやクライスなどの方々にオススメです。というかそれ以外用途がないです。つまりこの酒に正義はない。70点。

 

総評:焼酎は甘味と合うが、酸味とは混ざり合わず、塩味とは絶望的に合わない。

 

(おしまい)