こんにちは、オルソンです。
今回は、年度末に有休消化の指令が出たのを利用して、九州に行ってきたことを記事にさせていただきます。
- 一日目
さて、九州であるが、どうやっていくか?夜行バス、新幹線、LCCとあるが……まあ、LCCと夜行バスって早めに予約しないと大して安くないんでね。結局速さ重視でLCCを使うことにした。
福岡空港は、博多駅から地下鉄で5分という都会ど真ん中にあるのが特徴である。飛行機が高度を下げていくと、博多の街が少しずつ大きくなっていく。いろいろな路線の線路が見える。このまま飛行機が真下に落ちたらとんでもないことになるんだよなあ…そう思うと、人の作った安全システムってすげえよなあ…。さすがに空港周囲は開けてきたところで着陸。写真を撮っていなかったですが、福岡空港着陸はやってみるといいと思います。巨人になった気分になるので。
これは、帰りに撮ったので、突然写真が夕方になってしまったが、福岡空港の滑走路になっていない裏側から撮った写真。空港の周りがこんなに街中というのはなかなかない感覚。
さて、博多駅ですが、駅ホームに豚骨ラーメン屋がある。この豚骨ラーメン、写真は素ラーメンという一番安いラーメンなのだが、490円だが、素といいつつねぎは入っているし、紅ショウガと高菜は卓上だから入れられるし、何よりホームで食べれる麺類にしては美味しすぎるので結構オススメです。
さて、この時点で11:30。弥生が丘駅で撮影を行う。
1992年デビュー。奇抜なデザインで競合となるバスから乗客を奪おうというJR九州のデザイン戦略の最初期の作品。30年以上走っているとは思えないデザインではあると思う。
EF81貨物
九州は鉄道の架線が交流なので、関東とは貨物の機関車が異なる。EF81は交直両用の機関車である。
813系+305系
1994年デビュー。JR九州のデザイン戦略は通勤電車にも根付いていることがよくわかる赤く派手な列車が特徴。デザインからは古さを感じさせないが、金属光沢はもう失われている。
811系
青帯なので、リニューアル済みの車両である。811系は1989年デビューと、JRド初期の車両であるため、2016年からリニューアルが開始された。
キハ72形
博多〜湯布院を結ぶ特急「ゆふいんの森」に使われている車両。ハイデッカーで2階展望席があり、ラウンジなども備えているという、豪華めな車両。ちなみにデビューは1989年。
雲が多くなってきたので、ここで撤退。
博多駅に戻り、ここからは食事をしまくっていく。
博多駅の駅ビルにある「天神ホルモン」という店へ向かう。
ここで丸腸ホルモン定食を注文。丸腸とミックスホルモンが半々で入った定食である。めちゃくちゃ美味かったですが、ラヴィット!で紹介された飯なので、あとはこちらの記事をご覧ください。
【随時更新】ラヴィット!で出てきたもの買った、食べた - オルソンブログ https://orsonblog.hatenablog.com/entry/2024/01/02/002433
ちなみに、ラヴィット!でぼる塾が福岡のメシを紹介しまくるので、福岡のメシは大概ラヴィット!で事足ります。あと何回か、このリンクが出てくる覚悟はしておいてください。
このあとは、時間稼ぎと腹ごなしを兼ねて中洲川端付近をウロウロした。
具体的にはこういうのを見つけたりしていた。姫路駅にある揖保乃糸のやつとかこういうの好きなんですよねえ。懐かしさもあるし。
さて、今回行った屋台は「ともちゃん」である。2023年末「酒のつまみになる話」で松本人志も行きつけとして紹介したらしい。前回九州旅行したとき*1も行ったのですが、美味すぎるので博多行ったら行っちゃうね、しょうがないね。
そんな「ともちゃん」に開店30分前から並び、歩道でこんなことしていいのか、とお節介を言いたくなるほどに燃え盛る炭火を見ながら開店を待つようにしても一巡目に入れず、トータルで一時間くらい待った。また、屋台が狭いので座席を詰めに詰め、それでもということでリュックを屋根の上に乗せてから注文をした。屋根の上て。インドの電車じゃないんだぜ。
【随時更新】ラヴィット!で出てきたもの買った、食べた - オルソンブログ https://orsonblog.hatenablog.com/entry/2024/01/02/002433
そんな、大盛況すぎて俺の荷物がインドの電車状態になった屋台「ともちゃん」はラヴィット!で川島明行きつけの屋台として紹介されておりましたのでこの記事へのリンクをもって、「ともちゃん」の紹介は終わりとします。
ともちゃんで調子に乗って6000円くらい吹っ飛ばしてしまったので、このまま宿へ向かってもよかったのだが、もう一軒行くことにする。ただまたお腹いっぱいになったので、途中のブックオフに寄って腹ごなしをする。さて、ブックオフで少しディグったので目的の屋台へ向かい……あれ?肩が軽いぞ?リュックがない!どこへ……あ、そうか、インドの電車だ!ということで、ともちゃんに一回戻る。店主がわざわざ謝りながら荷物を下ろしてくれた。接客の温かさも、ともちゃんの魅力です。
そんなわけで、一回ともちゃんに戻ってから次なる屋台へ。
その屋台とは「雲仙」。この屋台も、ラヴィット!でぼる塾が紹介した店ですね。
【随時更新】ラヴィット!で出てきたもの買った、食べた - オルソンブログ https://orsonblog.hatenablog.com/entry/2024/01/02/002433
メシをラヴィット!に決めさせると楽ですねえ。しかも今のところハズレなしと来たもんだ。ケータイのメモに美味そうな店入れ続けよう。
このあと、ちょっと急げば間に合いそうなので、快活CLUBへ急ぎ、「水曜日のダウンタウン」をリアタイすることにした。楽しく見させてもらったが、その影響で1時間分宿泊料金が高くつき、4500円というビジネスホテルみたいな宿泊費になってしまったがまあよい。
- 二日目
天神を8時前に起床。早起きしないから宿泊費が嵩んだってのもありますね。そろそろ快活卒業かなあ。
朝食はソフトクリームで済ませて、水城へ向かう。水城は、鹿児島本線としては珍しく、線路が東西に走っており午前中に順光となる撮影地である。最初はめちゃくちゃ曇っていたが、10時になってから晴れてきた!いいぞ、いいぞ!
キハ72形
特急「ゆふいんの森」、この頃はまだ晴れていなかった。
通常の787系より黒く光るこの車両は「36ぷらす3」という全車グリーン車orグリーン個室で大正風の和洋折衷の内装になっている特急である。
特急「ゆふ」
2000年にデビューした、博多〜長崎を結ぶ「かもめ」と小倉〜大分を結ぶ「ソニック」に導入された。北九州を走る特急に充当されており、「かもめ」に充当されると「白いかもめ」、「みどり」に充当されると「白いみどり」と時刻表で呼ばれる。ちなみに、振り子式が導入されている。
783系
1988年導入。JR化初期からいる古株。扉が車両の真ん中にあるため、適度に個室感がある内装が特徴。九州初(日本でも2番目)の在来線130km/h運転を実現した車両である。その頃とは塗装も内装も大幅に変わっており、オレンジ色なのは、ハウステンボスへ向かう特急「ハウステンボス」の塗装である。ちなみに、後ろには特急「みどり」が連結されている。
811系
解説は先述したが、これは赤と青の帯なので、リニューアル前の車両。
813系
813系もリニューアル車があるが、それはバスくらい行き先の表示がデッカいので、これもリニューアル車ではない。
EF81 450番台
国鉄民営化のあとに作られたEF81である。
側面の光線が芳しくなくなってきたが、とにかく晴れた787系である。
このあとは、久留米へ向かった。久留米では鳥栖駅のかしわめしを売っていると聞いていたが、実際には売っていなかった!久留米駅に駅弁はないらしい!無念!
ということで、せめて悪あがきとして駅コンコースのファミマで福岡っぽいものを買い、昼食とした。資さんうどんの焼きうどんは確かに福岡風の柔らかうどんでタレが染みて美味しい。めんツナかんかんは辛口とあって、結構辛いが、ツナの隙間に明太子の粒を感じる。
さて、久留米駅では九州新幹線を撮影した。N700系を撮ったあと、5分後にやってくる800系を撮って難なく撤収する予定だったが、切り遅れてしまい、一時間待つハメになってしまった。こんなに800系の割合って小さくなっていたんですね。
N700系7000or8000番台
東海道新幹線に入ることがないN700系。2011年に九州新幹線が博多まで開通したときに、山陽新幹線と直通するために作られた車両。
800系
2004年に九州新幹線が部分開通したときに導入された。………20年選手!?
JR九州のデザイン戦略が「和風」になり始めたきっかけくらいの車両だった気がする。
このあとは、この時期に九州にやってきた最大の目的を撮るべく、羽犬塚に向かった。この九州旅行最大の目的………それは
SL人吉である。
SL人吉は、2024年3月23日に運転を終了するSL列車。SLは人気でも、メンテナンスが大変なんですって。3枚目は、久留米駅にあった地元高校生による看板。
久留米駅で新幹線を撮っていると見えた煙。一瞬マジで火事なのかと思ったが、下にSL人吉が止まったときの煙だった。よかった〜。
SL人吉を撮るために移動する前に久留米駅で撮れた「ゆふいんの森」。この記事で「ゆふいんの森」唯一の晴れカットである。晴れカット撮れました!激Vです!バンザーイ!
九州新幹線高架下を通るSLが撮れた。撮るものは撮ったのでもう撤収のみだが、寄り道はする。
まずは、鳥栖駅のホームにある「中央軒」のごぼう天うどんである。シャッキリ食感が暴力的な太いごぼう天と、どのうどんを頼んでも、柔らかく煮込まれて優しい味が染みたかしわがついてくる。ほぐされたかしわが柔らかいうどんと絡むし、鶏の旨みが少しずつ出汁に滲み出ていく。うっかり鳥栖駅で降りちゃうくらいには美味しいのでオススメです。
さて、鳥栖から博多に戻るときは、「最後くらいは」ということで特急に乗った。
やってきた特急は787系。JR初期車もどんどんなくなりつつあり、いつ無くなるか分かったもんじゃないですからね。
特急の中では、先ほどの中央軒で買った「かしわめし」と「缶ビール」をかます。かしわめし、先ほど紹介したかしわがご飯に載せられており、汁がない分本領が発揮されている。また、白米ではなく鶏の出汁で炊かれているので、ご飯にくまなく鶏の味がついている。一個だけついているシューマイもまた美味しい。こちらもオススメ。
博多駅ではお土産を購入した。
博多玉露まんじゅう
博多通りもんのメーカーである「明月堂」が作っている饅頭。歯で噛むのではなく、歯を当てると崩れる食感は通りもんそのままに、玉露の甘さと苦さと香りがブワッと鼻と口に広がる。通りもんより好きなのだが、福岡に玉露のイメージがないのと、通りもんより少し高い*2のとでなかなか広がらない。
このあとは、福岡空港から飛行機に乗って帰還した。搭乗する際「お座席、非常口になります」と言われ、何気なく聞き流してしまった。その結果、非常口なので窓がないとか自分の座席の前が逃走経路になるので荷物を全て上に置かなきゃいけないとかはあったが、まあいいかな、と思っていたが、「非常口のしおりをご一読ください」と言われて、ご一読してみると…
・キャビンクルーが非常口を完全に開放するまでの間、他のお客様を制止すること
・キャビンクルーの指示に従い、機外が安全であることを確認して、非常口ドアを操作し開放すること
・脱出スライドが膨らんだ後、他のお客様を速やかに脱出させること
・脱出スライド下において、後から脱出するお客様を援助すること
・速やかに機体から離れて遠くへ避難するよう声をかけること
いや、責任が大きすぎやしねえか〜!?
乗客のうちランダムで選んで抱えさせるにしては、
責任が大きすぎやしねえか〜!?
(おしまい)
*1:https://orsonblog.hatenablog.com/entry/2023/05/08/000458
*2:通りもんは1個140円で玉露まんじゅうは1個200円。1個60円差だと6個で360円差となり、6個入り1400円となる。6個入りで1000円くらいで博多土産となる菓子は通りもん以外にも結構あるので、なかなか競争に勝てないのだと思われる