2024年8月撮り鉄紀行

どうも、オルソンです。

 

今年もお盆に撮り鉄行ってきました。今回のテーマは「最後の関西撮り鉄」です。関西にはもう来なくていいくらいあらゆるターゲットを一掃するぞ!

 

まあ、このお盆のあとに南海がリバイバル塗装するとか、ターゲットは増えることあるし、天候によっては一掃しきれないかもしれないし、そもそも撮り鉄じゃない用事では全然来るけどさ………。

 

  • 8月4日

この日は、まだお盆ではないので午前中のみ撮影へ向かった。そうです、この後の旅行とはひとつなぎになっていない。本当はひとつなぎにする予定だったのだが、ある理由でひとつなぎにするのを断念したのである。その理由は………もしかしたら、後述することになるかもしれない。

とにかく、この日は日曜ながら仕事だったので、午後には職場へ戻った。この日のターゲットは255系新宿わかしおである。以前、255系を撮ったときは新宿さざなみだったので内房線だったが、新宿わかしお外房線である。そこで私は安房鴨川へ向かった。内房線は上総湊や浜金谷にも海と絡められる撮影地があるが、外房線は意外といい場所がない。ということで、上総一ノ宮で2両編成の電車に乗り換えて安房鴨川へ向かう。どうでもいいけど、2両編成に乗り換えたら突然座れないくらいの混雑度になりましたけど?何なんだJR東日本千葉支社は。

そんなわけで、安房鴨川駅に到着。ここからタクシー課金をして撮影地へ向かう。安房天津から徒歩も考えたが、間に合わないリスクの回避を1000円で買った。家からだと早起きの限界だったのでしょうがない。

そんなわけで255系がやってきたので、撮影した。

外房線で編成とともに海を絡められる撮影地ってここしかないと思うんですよね。でも、万年逆光なんですよねこの撮影地も。

撮れたら即撤収。帰りは時間に余裕があるので、安房天津駅まで歩く。

途中、道の港まるたけという施設に寄る。が、イカの塩辛やインスタントのあおさ汁などがあるばかりで、メシはない。この日は出勤時間2分前の電車で出勤して職場にダッシュする予定なので、このままだとまともな昼飯がない。せめてイカの塩辛の試食だけ補給した。暑い中歩いてる時の塩分は沁みますね。

歩いている途中、海岸に出たので写真を撮った。電車の本数がないので、時間に余裕がある。職場ギリギリの電車なのに。皮肉なもんですね。

さて、安房天津駅に到着したが、それでもデイリーヤマザキしかない。そこでパンを買った。結果的に今日の昼飯はこれのみとなった。

出勤はギリギリ遅刻しなかった。一旦終わりで〜す。

 

  • 8月11日

この日から旅行が始まる。ということで、この日は早起き。まずは、浅草橋に出向き…

新宿わかしお号を撮影した。ちなみに、こっちの日に安房鴨川行ってもよかったのだが、雨予報が出ていたのでどうしても撮りたい方である安房鴨川を8月4日に優先したのである。浅草橋で新宿わかしおは側面順光にならんのね……両国~浅草橋で逆サイドから撮った写真が側面逆行だったからこっち側は大丈夫だと思ったが…。

浅草橋を撤収したら、錦糸町で乗り換えて八幡宿へ。ここでグリーン券を衝動買いしたのだが、このグリーン券が人権であることをそう遠くないうちに知ることとなる……

f:id:EF_510_514:20240814205759j:image

グリーン車内で食べた梅味のジャガビー、日本酒と合いすぎでした。なぜなら梅味だから。最高。

というのも、この日は蘇我駅に程近いフクダ電子アリーナロックインジャパンが行われていたのである。その影響で混雑していたらしい。途中駅で「荷物を引いてください」という放送を聞いた時は(そんなに普通車は混んでんの?)とゾッとした。蘇我駅では確かにホームいっぱいの降車客で溢れており、いつにない混雑だったようである。

そんなこともつゆ知らず八幡宿に移動して撮影したのは、京葉臨海鉄道という貨物列車である。内房線を並行しつつも、内房線よりもさらに海側、というより京葉工業地域ど真ん中を走るディーゼルの貨物列車である。

京葉臨海鉄道には赤い機関車と青い機関車がいる。赤い機関車はDD200といい、2020年に導入された機関車である。一方、青い機関車であるKD55は今京葉臨海鉄道を走っている機関車で最も古い。

国道16号を挟んで向かい側で休んでいると単機回送がやってきたので真横から撮った。線路が傾いているのではなくカメラが傾いている

最後の貨物列車を待っている途中に思い立った。(このあとわかしお89号撮る予定だが送り込み撮れるのでは?)と。ただ、8月4日パートに書いた通り、外房線内はあまり魅力的な撮影地がない。そんな中で1ヶ所だけ思いついた場所がある。それは……千葉ポートタワーである。千葉ポートタワーの展望台から京葉線を撮る撮影地である。ただ、千葉ポートタワーは駅から遠い。千葉みなと駅まで向かってから炎天下の中で、早歩きとダッシュを組み合わせつつ千葉ポートタワーへ向かう。

上手くいけば新宿わかしおもこんな感じで撮れるっちゅうわけですね、そう上手くいけば…というのもこの写真はすでに255系千葉みなと駅に入線し終わったときの写真である。実はエレベーターが上昇している間に255系は海の上を通り、千葉みなと駅に入線していたのである。じゃあ、255系の写真はどうなるか?一応撮った。こうなる。

どう見ても日本サイロの写真を撮っていたら255系が映り込んでいただけだが、これで間違いない。ないったらない。

ということで、しばらくポートタワーをフツーに楽しむ。ちなみに、時間ギリギリとわかって博打に出たのは、ポートタワーの展望台が480円だったからです。市営だから安い。

このあと、ポートタワーには居座らず、本当にわかしお89号を撮りたい場所まで徒歩で移動。蘇我駅からフクダ電子アリーナを通る無料バスで行くのが本道だが、今日ヤバそうだし。255系が東京まで回送されて蘇我に帰ってくるまで、時間ならそこそこあるし。

ということで、この撮影地に着き、255系も無事撮影終了。

このあと、新宿に向かい、中高のときの友達と鳥貴族で飲み会をした*1からという理由でしばらく記憶が途絶える。楽しかったのに何話したかほぼ覚えてないぜ。覚えてたとて書かないけど。

そんな楽しい会と旅行を合体させるため、今日は関西に行かない、そういうオチでございました。このあとは宿に移動である。

新宿から小田急で一本、と言いたいところだが相模大野で小田原線から江ノ島線に乗り換え、湘南台という駅に到着。

f:id:EF_510_514:20240814220417j:image

この湘南台駅勝田台駅とそっくりすぎてビックリした。地下を走る列車と大手私鉄の乗り換えができるということである程度似るのはわかるがそれにしても…あと、森塾と臨海セミナーがあるのも勝田台に近い…。

f:id:EF_510_514:20240814220541j:image

そんな湘南台で今夜泊まる宿がこちら、「湘南台温泉らく」。今回の裏テーマとして快活に頼らないというのも考えており、この旅行では様々な宿を開拓していきたい所存でございます。

f:id:EF_510_514:20240814220653j:image

そんなわけで、この日の宿はスーパー銭湯ですね。800円+館内着300円と聞いていたら急に2500円請求されて驚きましたが、どうやら夜間料金が2000円という扱いのようです。上手い話ってないものですね。そんなわけで寝る前に熱い温泉に入り、消灯済みなのに人影がめっちゃ見えるゾンビ映画みたいな休憩スペースでリクライニングシートとコンセントを探し、睡眠を取ることにした。

 

 

  • 8月12日

さて、この日も6時ごろの起床。なぜ私は家に帰らなかったのか、帰るにしても湘南台にいるのはなぜか?それは横浜でサンライズを撮ってから、新横浜でのぞみに乗るためである。しかし、みなさんご存知の通り、南海トラフ地震の警報により、サンライズは運休していた。そういう意味では私が湘南台スーパー銭湯に泊まっている義理はない。しかし、快活の個室は3日前に予約できなくなるし、のぞみはお盆で全車指定席だから変更は面倒だしで、結局同じルートを選んでしまった。さて、新横浜に着いたのだが………切符がない。昨日は切符を使っていない。どこに入れたのか、鞄を漁りまくってみると…何とか見つかった。何とか見つかったが朝ごはんのみで酒を買う余裕なし。それほどギリギリになってしまった。あー、焦った。

f:id:EF_510_514:20240814222031j:image

朝ごはんのチョイスは崎陽軒シウマイ弁当にした。自分でも信じられないのだが、このときの自分はこの写真しか撮っていなかった。あんずと唐揚げを一緒に食べるという、キョコロヒーというTV番組で、崎陽軒の広報の山本さんが言っていたアンズの美味しい食べ方ですね。確かに酸味と唐揚げがマッチし、酢豚のようなアジアンテイストになって美味しい*2。配分が繊細ではありますが、双方の相性がいいのは間違いないです。ありがとう、キョコロヒー!ありがとう、崎陽軒の広報の山本さん!

あ、あと、これはキョコロヒー見ていなくても知っている人が多い豆知識だと思うんですけど、横浜駅と新横浜駅って全然違う場所にある駅なので気をつけてください。

さて、流れる車窓が明らかに遅い。そう、これは私がゾーンに入った、のではなく南海トラフの影響による減速運転ですね。在来線よりは速いが、それでもさすがにわかるというか車窓が見やすすぎる速度。そんなわけで5分遅れで京都に到着。ただ、初めの目的地は京都ではなく滋賀の大津である。

ここは京阪京津線と京阪石山坂本線が乗り入れている。乗り入れている、というよりこの2路線は京阪本線から離れた路線となっている。

そんな京阪京津線の特徴は何と行っても、日本ほぼ唯一の4両の路面電車である。ほぼ唯一というのは他に江ノ電などもあるからだ江ノ電が1両12.5mに対して、京阪京津線は1両16.5m。江ノ電の線路幅が1067mmに対して、京阪京津線は1435mmとなっており、さらに大迫力となっている。

京阪京津線が通る道路の信号は小刻みな停車が起こらないよう制御されており、複数の信号が一気に青になると手前へやってくる

京阪京津線石山坂本線びわ湖浜大津駅で乗り換えられる。直通運転しているわけではない路面電車が2路線乗り入れる交差点もまた珍しいと言える。

ここからは、京阪京津線から京阪石山坂本線に切り替える。

京阪京津線はそんなことないようだが、石山坂本線は他の路面電車同様ラッピング広告で収入を得ている。そのため、地の色の車両が撮りにくい。しかも地の色が来るたびになにやらチビ雲が太陽と重なり空が暗くなるのだが………これは参った、参ってもしょうがないので京阪京津線に乗って撤収した。

さて、こんな撮り鉄紀行を読んでくださる方向けとしては今更であるが、京阪京津線の面白さはこれだけにとどまっちゃいない。びわ湖浜大津駅から乗ると、最初は先述の通り、路面電車として道路を走る。しかし、路面区間を過ぎると、物干し竿が柵もなく線路に面していたり、何なら入り口が線路に面していたり、看板もない俗に言う「勝手踏切」が目についてくる。この感じは江ノ電にも似ているが、江ノ電と違うのはそんなものを見つけている間にもどんどん上昇していく勾配である。40‰なんていう勾配を力強くゆっくり登っていく。これは東海道線がトンネルで済ませるような滋賀と京都の県境を山越えしているためだ。そして、先ほど上った勾配を今度は、先ほどとは段違いの速度で下降し、京阪山科駅に着く。ここが京阪京津線の終点……なのだが、何と路面電車であり登山電車でもあるこの路線は山科からさらに勾配を下り、京都市営地下鉄東西線に乗り入れるのである。この路面電車→登山電車(登り坂も下り坂も)→地下鉄というギミックの詰まり方が京阪京津線の魅力である。聞いたことはあったが、いざ乗ってみると圧巻である。

そんなわけで私が乗っている車両も地下鉄に乗り入れたので、二条で乗り換える。ここでは「丹後の海」と「きのさき」を撮る予定…だったが、何と二条駅のホームの先端には柵があり撮れなくなっていた。何でだよ。ヤバいということで、梅小路京都西まで移動。何とか丹後の海は撮れたが…

天候不順ということで。このあともたまーに太陽が出てきたりこなかったりを繰り返す。最終的に「きのさき」の方はシャッター切り遅れで撮れませんでしたよ。早切りはトリミングできるが切り遅れはもう直せないからなあ…。

このあとは昼ごはんにしたわけだが、ここがこのブログで最も有益な情報である。それは……インターネット上で天下一品総本店でしか食べられないと言われている「豚重定食」は、総本店以外でも食べられる店舗があります。その店舗は新京極三条店。京阪線三条駅あるいは京都地下鉄東西線京都市役所前駅が最寄り駅となります。総本店って結構京都駅から遠いですからね。新京極三条店も大概といえば大概ですが、2024年8月14日現在、豚重定食が提供されております。

f:id:EF_510_514:20240814233843j:image

豚重ですが、おそらくチャーシュー同様の豚バラに、関西の甘め醤油の味付けが甘すぎず美味しい。

f:id:EF_510_514:20240814234342j:image

なにより注目は、タレが染みすぎていないので白くてシャキシャキの玉ねぎ、ですね。これがマジで美味い。もっといろんな店で豚重売ってくれ〜!品質の統一とか大変だろうけど〜!

さて、腹一杯になった私は、京阪の三条駅まで歩き、鳥羽街道駅で降りた。ただ、ここで撮るのは京阪ではない。

横を走る奈良線205系である。まあ、京阪のリバイバルも撮れたらいいね、という気持ちがなかったらウソになるが。

ただ、天候不順は続く。今年の夏って気温高いけど水分量も多いから、暑いけど撮り鉄不向きっていう最悪の夏なんですよね。

何とか3回目の205系で晴天をモノにできた。この晴天に味を占めて、予定より長居してみると…

曇天。何でよ。ということで撤退。このあとは丹波橋で撮影しようと思ったが…

フツーに暗すぎる。仕方ないので東寺へ転戦。地下鉄の乗り入れが撮りたかったがやむなしである。

観光特急「あをによし」。京都、奈良、難波と意外と近鉄ネットワークをまたにかける。

京都を出発する。近鉄特急は大きく分けると、二階建てが付いた「ビスタカー」と、付いていない「汎用特急」に分けられる。

近鉄8000系

冷房とかの細かい変化で形式が変わるので細かい形式の違いは許してね、でお馴染みの近鉄。こいつも製造年でいったら1964年からの選手らしいですよ。

3200系

京都市営地下鉄烏丸線に乗り入れるために近鉄側が作った車両。運用として専用ではないが、そのためにしか作られていないのでレアではある。

このあとは、大学の友達と高槻で飲むべく、東寺から京都へ向かい、そこから新快速で高槻へ向かった………のだが、サントリーの工場までは記憶があったのでそこからウトウトしてしまい、起きた時にはドアが閉まって高槻を発車してしまった。まさかの遅刻をしてしまった。やっぱり、スーパー銭湯なんかを宿にしちゃダメだな。

スーパー銭湯なんかを宿にしちゃダメという教訓を得た私は、天王寺にある安めのホテルに泊まろうと目論んでいた。しかし、候補に入れていた宿は満室だった。こういう宿でも繁忙期はお盆なんかい。ちなみに普通にネット予約できるらしいです。普通にネット予約できるんかい。

そんなわけで安宿カードを使えなくなった私は色々スマホで調べて、「心斎橋の快活クラブはめちゃ空席有」という情報を入手。とりあえず飛び込む。が、なぜ空席が多いのだろうか。思い当たる理由が一個だけあった。そう、料金である。大阪ミナミの一等地ということで、都市圏特有の値段となっている。しかも、22時入りをしてしまった。マズい…このままではどんどん宿泊費が嵩んでしまう…。

そこで私は、朝4時脱出→マックに居座り→予定よりだいぶ巻いて大和路線の始発に乗る、という天才的な計画を練った。朝4時にアラームをかけて起床。ここまでは良かったが、このあと計画が破綻していく……まず、GoogleMapで「24時間営業」と書かれているマックだが、何と2店舗ともデリバリーのみの営業だった。なるほどな〜!一本取られましたわ!ただ、24時間営業をしている店はなくはない。松屋、金龍ラーメン、磯丸水産である。他に居座りやすい店はないか徘徊していると…通行人に話しかけられた。

通行人「あの、すみません。迷惑な話だと思うんですけど、500円もらえませんか?」

俺「何でですか?」

通行人「財布を取られてしまって…警察に行ったんですけどお金貸してもらえなくて…家が加古川ってところにあるんですけど帰れなくて…(1000円は裸で持ってたから耐えたことを見せる)」

ということで、財布から500円玉を出して通行人を助けることにした*3。何と、宿泊費をケチってウロウロしていたら500円減ってしまいましたよ!!!最悪!!!!

そんな、寸借詐欺師か財布泥棒のうちどちらか一方がいることが確定した夜の街を徘徊し続けるわけにはいかないので、磯丸水産に飛び込む。キング蟹味噌甲羅焼きで居座りを狙う。これで酒代込みで1000円かかりましたけどね!!!!だったら潔く快活にもう1500円払えば良かったというお話である。というか、これは夜のなんば徘徊中に気付いたけど、フツーにカラオケボックスで良かったよね。あの時なぜ思いつかなかったのか。

 

  • 8月13日

先述の通り、まだまだ眠い。そこで一計を案じた。それは…5時10分にJR難波を出る始発に乗り、始発の中で寝ることにした。始発列車が奈良に着いたので乗り換えて木津駅を目指す。そして木津駅から学研都市線に乗り換えて眠る。はなてんと読むことでお馴染みの放出に着いたので、乗り換える。こちら、何をしているのかと言いますと、いわゆる「大回り乗車」ですね。関西にも近郊区間はあるので、あくまでもキセルではない形で長く電車に乗れるというわけ。というわけで、適切な処理をしたうえで東部市場前に到着。ここでのターゲットは若草色の201系である…のだが…

昨日、山陰本線奈良線で、晴れてるところで撮れなかった221系

まあ、色と形式でいったらくろしおですよね、な287系*4なども練習がてら撮影

そして201系も無事撮影成功!

このあと、せっかく朝に東部市場前に来たということで、東部市場にある「寿し秀」という店に出向き、海鮮丼をいただく。

f:id:EF_510_514:20240815141749j:image

見てくれ、この食品サンプルがごとく輝く海鮮丼を!海鮮はもちろん、紫蘇も新鮮なんだ。うっかりご飯大盛りにしたら具が足りなくなりましたが、美味しかったですねえ。

このあとは弁天町へ移動。弁天町では大阪メトロ中央線を撮影することにした。

400系

2025年の万博開催に合わせて、導入されたらしい。万歩計を歩かせられることを世界にアピールするんですかね。

30000A系

2023年導入。こちらも大阪万博に備えた輸送力増強目的。万博終了後は谷町線へ回すことがもう決まっているらしい。

7000系

近鉄けいはんな線から地下鉄中央線に乗り入れるための車両。というより、けいはんな線近鉄唯一の第三軌条であり、けいはんな線は大阪メトロが大阪市外へ飛び出すための路線と言える。

ちなみに、2004年以降に作られたバリアフリー対応形式は7020系になるらしいが外見にあまり差はない。近鉄の癖はここでも息づいている。

f:id:EF_510_514:20240815151639j:image

ちょっと珍しい地下鉄の乗り場へ上がっていく階段

このあと、撮るものが案外早くなくなったので、大正で大阪環状線を撮影することに。

221系:大和路快速

223系•225系

関空紀州路快速関空の利用客向けに座席を減らして大荷物に対応している。大阪環状線の快速はクロスシートでだいたい混んでいるので助かる。

323系

大阪環状線の普通に使われている。コイツが入る前はよく「何で大阪環状線は短距離の普通が4ドアロングで、長距離乗り入れる快速が3ドアクロスなんだ」と思っていたが、普通も3ドアになってしまった。

これは正真正銘のくろしお。

大正での撮影も終わったので新今宮へ。ここで、南海の観光列車天空を撮る……ために新今宮に来たのだが

f:id:EF_510_514:20240815232631j:image

よく見たら、私がなんばを12:02に出発すると思っていたのは、天空に接続する列車だったらしい。そんな表示の仕方ある!?当日までずーっと勘違いしてましたけど!?この瞬間気づきましたけど!?天空の始発は橋本だとよ。橋本か〜…橋本なのかあ…そうかあ…

橋本といえば、こちらのサイトで月刊Flowerやちゃおに掲載されたことのあるホラーが「橋本」含めて26本無料公開されています(まだ公開されていないものもあるので、詳しくはサイトを見てください)。9月8日までですので、お早めにお読みください。女子供向けなどと思わないでください。というより、そう思うのであれば「橋本」を読んでみてください。「美人の湯」、「凍った夏の日」、「ひだり足の千代ちゃん」でもいいのでまず一本読んでみてください。そして、「電子書籍で見開きってこうなんねや」と思ってください。

f:id:EF_510_514:20240815232806j:image

気を取り直して、「南海そば」という駅そばを食べる。写真はスペシャルそばという名前だがこれでも580円。おトク!ただ、写真のそばを見た上で、これ知ったら驚くと思うんですけど、何とこのスペシャルそば………温かいんですよ。言えば、冷やしスペシャルいけたのかもしれないけど、この時期にあの器の平たさでまさか温かいそばだとは思わなかった。一口目、思いっきり口に入れちゃったよ。

そんな入場券の浪費ののち、さらに頭が回っていないからという理由でJRの方に入ってしまい、さらにもう150円浪費してしまったところで御堂筋線に乗り換え。

西中島南方で降りて撮影をする。数少ない地上区間で対向式の駅なのだが……この駅で撮った写真はない。というのも、3回くらい撮ろうとしたが、毎回対向列車と同時にやってきてカブるのである。おそらくパターンダイヤなので謎の人身事故でも起きない限り被り続けるだろう。ということで隣の新大阪へ移動し、撮影をした。

21系

個人的に大阪の地下鉄といえば、10系とこれのイメージ。10系と類似したやつは、2022〜2023年に消滅した模様。

30000系

先述の中央線30000A系と同様だが、2011年導入ということで、デザインは多少異なるか。

ミャクミャクラッピングだが、先頭車と最後尾しかラッピングしていない。ハリボテ万博。

9000系

北大阪急行電鉄の車両。北大阪急行電鉄とは、やはり大阪メトロが大阪市外へ飛び出すために阪急が作った子会社である。なぜ、近鉄は路線の一部としたのに、阪急は子会社としたのかは不明。

14時前に撤退し、新今宮に戻る。もう一個南海で撮りたい列車があったのである。それは…

こうやである。南海は以前も新今宮で撮影しているが、この30000系は撮れていなかったのである。ただ、移動の時間設定がギリギリすぎてホームが入っちゃいましたねえ。まあ、天空もろともリベンジかな。

このあとは、天王寺近鉄に乗り換え、北田辺へ。ここではさくらライナーを撮ることにする。以前、完全に光線を読み違えましたからね*5。もう少しだけ早くくれば、青の交響曲もリベンジできたのですが、こうやを優先してしまいました。最後の関西旅行とは何だったのか。

近鉄6000系

8000系と違いがあるけど、それでも細かすぎるだろ。

近鉄1400系

1981年以降に製造された。ステンレス製の飾り板が特徴的

26000系

さくらライナー近鉄吉野線を走る特急列車。リニューアル時に桜色の塗装となったが、その前はなぜか葉桜を思わせる緑色だった。緑色の方がデザインとしては個人的に好きだったけど、よく考えるとなんでよな案件ではある。

さくらライナーが来たところで、宿へ移動…する前に天王寺で行きたかった店へ。そのお店は

f:id:EF_510_514:20240816011736j:image

天王寺駅北口側にある飲み屋街にある。これ、昼の15時ごろの写真ですからね。気温もここだけ低かったですからね。もはや森なんだよ。

そんな飲み屋原生林の中で私が行きたかったのは、オモコロブロスに掲載されていた「種よし」という飲み屋。

f:id:EF_510_514:20240816011755j:image

店頭には所狭しとびっしりメニューが貼られていますし、
f:id:EF_510_514:20240816011748j:image

サソリ唐揚げ、ハブハイボール、亀の手など珍しすぎる珍味の品揃えが凄いんですね。
f:id:EF_510_514:20240816011739j:image

はては、AKB、NMBも売られています。アイドルを売ってるわけないのは、そんなん言うのも恥ずかしいくらい当たり前ですが、では何なんでしょうね。それを知ることはとうとうありませんでした。

なぜなら、店の扉が開かなかったんですね。お盆休みでしょうか?あるいはGoogle Mapでは15時営業開始だったのに、オモコロブロスは16時営業開始となってたからその辺の情報の齟齬でしょうか?私、GWとお盆しか旅行できながちなので、GWとお盆に休む店には一生行けません。無念。

仕方ないので、別のおやつを求めて西中島南方へ。「人類みな麺類」というラーメン屋へいくことに。物産展か何かで食べたことあったんだよなあ、美味かったんだよなあ。320円で「分厚いチャーシュー」、680円で「世界一分厚いチャーシュー」にできるということで、そんなにするのかと思いながら「分厚いチャーシュー」を頼んでみることに。

f:id:EF_510_514:20240816011742j:image
f:id:EF_510_514:20240816011751j:image

見てくれ、この分厚さ。分厚いのに脂はトロトロ、繊維がホロホロ。これはなんぼ分厚くてもスルスル食えますね。スープは醤油に少し甘みがあるのかな。そういう意味では関西っぽいけど、イヤな甘さではない。絶妙だよなあ。

このあと、新大阪駅に移動し、新快速で西明石駅へ。この日こそはホテルに泊まりますからね………しばらく居眠りしていると、新快速は三ノ宮に到着していた。まだまだ眠れるということで居眠りしていると………新快速は三ノ宮にいた。なんでよ。どうやら、神戸駅で線路の安全確認という謎の理由により、新快速の線路が使えなくなったらしい。そのため、快速に乗り換える羽目になった。遅くなるし、電車は混むしで最悪である。宿に電話できないんですけど、予約キャンセルにならないでしょーね。

結局、宿には30分くらい遅れて着いたが、無事耐えた。宿は「西明石ホテル」というあまりにそのままな名前のホテル。火曜日だったので、華大さんと千鳥くんを見ながら酒をかっ食らって寝た。Twitterにも書いたけど、旅行で「宿で華大さんと千鳥くんを見ながら酒をかっ食らう」より楽しいことはないから。

 

  • 8月14日

ホテル西明石で起床。朝食付きプランにしたので、旅館の朝食を食べる。

f:id:EF_510_514:20240816170014j:image

タコ刺身、穴子煮、鍋に入った鯛、さらに鍋の横のがんもどきみたいなやつは実は明石焼きということで明石名物がほぼひと通り揃っております。しかも、明石焼きはまだ焦げ目の堅さが残っていたり、よくできております。ホテル朝食はいいよなあ。快活CLUBじゃルームサービスにだってこんな豪勢なご馳走出ないですからね。

朝食をたらふく食べたので、チェックアウトして西明石駅へ移動。新幹線の撮影に向かう。

西明石駅って、海と明石海峡大橋が見えるんですね。新幹線特有の高架の高さを活かした眺めの良さ。

700系レールスター

塗色変更、2+2の座席(普通の新幹線は2+3)、コンパートメント(個室)など、すべてJR西日本が独自にサービス性を高めた700系。

N700系

東京から博多へ爆走するのぞみ号だが、架線の影が被っちゃったね。

N700系8000番台

新大阪から九州新幹線へ乗り入れる「みずほ」、「さくら」用の新幹線。こちらも、700系レールスター同様、東海道新幹線内を走ることがない。

ターゲットである500系がやってきたが…何か赤いぞ!?赤いんですけど!?

赤かったせいで完全に構図ミスしましたけど!?そう、ハローキティタイアップが来てしまったのである。参ったね。

参ったけど、光線の都合もあるので、撤兵します。

新快速で三ノ宮へ向かい、三ノ宮で昼ご飯。神戸名物のぼっかけ焼きそばにした。

f:id:EF_510_514:20240816170100j:image

ぼっかけというもつの味噌煮込みの味が鉄板で炒められて煮詰まれており、麺が入っているのにさらに白米や酒がガンガン進みそうな濃さ。ペロッと行ってしまいました。

このあと、県庁前駅まで一駅歩いて、地下鉄に乗る。

f:id:EF_510_514:20240816170315j:image

途中いい感じのおそらく県庁を見つけてから地下鉄へ。途中、湊川で乗り換える予定だったのだが、長田駅に行ってしまった。なぜそんなミスをするのかはのちに明らかになるのだが、せっかくなので神戸高速鉄道に乗り換え、新開地に行き、神戸電鉄へ。あとで地図見たらめちゃくちゃ戻ってて笑うしかねえですね。

そんな新開地駅に、槇原敬之SPYみたいなエレベーターがあるので是非とも行ってみてください。SPYみたいなエレベーター、どういう人が乗っているのか(高齢者とか荷物が大きい人とか)が分かるので結構便利です。

さて、神戸電鉄の長田駅に着きました。そうです、兵庫県神戸市には長田駅が2個あるんですね。大久保駅(JRだけでも東京都、秋田県兵庫県にある)のように遠距離ならともかく、こんな近距離でかぶるかね。このややこしさに翻弄されてしまったのである。

1000系

1964年から四半世紀にかけて製造された車両。現在使われている神戸電鉄の最古参車両でもある。

1000系

導入当初のリバイバル塗装。

3000系
神戸電鉄初のアルミ製車両として、1973年から1991年にかけて製造された。

2000系

1991年以降に製造された車両。新しそうに見えるが、30年選手である。

6000系

2008年登場。神戸電鉄初のステンレス製車両、神戸電鉄初のシングルアームパンタグラフなど、10年ぶりの新車として多くの「初」を持つ車両。

さて、正しい撮影地は逆側のホームからアウトカーブだった気もするが、まあいい。とりあえず、全形式の撮影には成功したので、撤退。またも、東寺へ行く。

撮影しだした結果、あをによしは被られるし、小さい雲は出てくるしで散々なので、いったん撤退ついでに土産を買う。

伊勢志摩ライナーも赤バージョン。今日は赤が多いですね。

さらに、店の予約を18時から18時30分にしてもらい…

しまかぜを撮影。時速5kmくらいで来たので、邪念が出まくって逆に失敗しそうだったのを振り払いました。

最後の撮り鉄を夕方光線のしまかぜで〆られたのは最高ですね。よかったよかった。京都駅へ向かってそこから地下鉄で、店へ行きますかね。

f:id:EF_510_514:20240816193418j:image

と、地下鉄への乗り換え中にマツケンサンバポップアップショップを発見。マツケンサンバポップアップショップ~!?

f:id:EF_510_514:20240817013441j:image

ということで、マツケンサンバポップアップショップで、ビバマツケンサンバⅡ〜ワールドカフェオレ!〜ホログラムステッカー付き金平糖を購入。ホログラムステッカーがカフェオレなだけで金平糖自体はカフェオレ味じゃないんですね。

マツケンサンバポップアップショップでビバマツケンサンバⅡ〜ワールドカフェオレ!〜ホログラムステッカー付き金平糖を衝動買いしたせいで遅刻しかけ、というか道に迷って普通に遅刻してしまった。

f:id:EF_510_514:20240816193157j:image

その店は、先斗町にある…

f:id:EF_510_514:20240816210600j:image

勝天ですね。こちら、「なすなかにしのおじさんが教えたい*6」に出てきたラヴィ飯でございますね。ラヴィ飯なので、こちらのページから探し出して参照してください。

ここでしこたま飲んだ後、のぞみに乗って帰るのみ………だったのだが、なんぼでも飲めるように最終のぞみで予約をしておいた。全車指定席の弊害でござんすね。まあ、みどりの窓口で乗車変更すれば………と言いたいところだがお盆だし台風接近してるしで、めちゃくちゃ混んでいた。そこで私は、京都駅の待合室に行き、最終のぞみを待つという作戦に出た。京都駅の待合室は空港のように、充電端子が充実しており居座りに向いているのだ。もちろんこの作戦には大きめの穴がある。それは待合室も混んでいたらおしまいということである。とはいえ、のぞみがくるたびに減っていくので何とか充電端子を確保。最終のぞみまで1時間程度待つ。

やってきた最終のぞみはそもそも遅れていた。さらに、先述の通り、南海トラフ警報の影響で遅延を重ねる。東京に着いたのは24時ごろ。総武線の終電はすでに終わっていた。17番線に止めてある新幹線に泊まれるという旨の放送もあったが、京葉線の終電とタクシーを駆使して、もう一泊延ばすことなく帰宅したのであった。

(おしまい)

*1:2次会のカラオケも行った

*2:私は酢豚にパイナップルいらねえ派ですがこれは美味しかったです

*3:でも財布を出した瞬間一歩引く。それが俺のできる唯一の防御

*4:まほろばの送り込みかな

*5:https://orsonblog.hatenablog.com/entry/2022/06/13/213800

*6:2023年5月23日放送。この頃はおじさんツアーじゃなかったんですね。でもこの頃からSixTONES髙地くんは出てます。