どうも、オルソンです。
居抜きってなんかいいよね〜。
作者注:居抜きとは
ある店が潰れたあとに店を建てるときに前の店が残したものを利用すること。
「ラーメン屋が潰れたあとに厨房とかを使う」なんかもあるが、この記事で扱うのは見た目の話。
そして、2024年11月末には、オルソンブログ でも居抜きの記事を書いている。
ここで書いた居抜きは「現役バリバリのブランド」の居抜きであり、形状の面白さもさほどなかったが、このたび、ハローマック同様にブランドが消滅しており、なおかつ建物の面白さではハローマックに引けを取らないという代物。
その居抜き物件、まずは見てもらおう(この記事もコタツ記事です。ありがとうGoogle Map)

ベンリーという便利屋になった店舗です。ちなみに、今はこの便利屋も潰れ、リンクアップ大久保という障害者向け就労支援施設になったらしいですが、その頃の写真はGoogle Mapになかったため、これで妥協しました。
最寄り駅は京成大久保となりますね、札幌の時計台を思わせる屋根が印象的で、就労支援施設となった今でもあの櫓は残っています。みなさん、これ、何というブランドかわかるでしょうか????

正解は、江戸前天丼拾藩家でした〜!
「知らねえよ」という声が聞こえてきそうですが、個人的には東邦大東邦中という京成大久保駅の近くの私立中の文化祭行った帰りにここで天丼食った記憶があるんですよね。私の記憶には「小学校の頃に東邦大東邦中の文化祭行った帰りに、変な建物で天丼を食べた」という記憶が残っています。
そんな拾藩家、何と潰れた模様。
https://s.tabelog.com/tokyo/A1328/A132804/13086292/dtlrvwlst/B111378281/
こちらの食べログの書き込みによると、フランチャイズ元が潰れてから5年近く生きていた店舗があるという書き込みがもうすでに10年以上前ということで完全に潰えた様子。
ということで、拾藩家を探そう!
………と、言いたいところだが、食べログによると2009年に潰れたブランドを探すのは並大抵のことではない。公式サイトがある飲食チェーンであれば、該当店舗がどこにあるかわかる。しかし、潰れてしまってはそれができない。前回もそうだったが、開店閉店ドットコムとかそういう断片を辿っていく地道な作業なんだろうなあ…………
あった。公式ブログが現存しており、店舗一覧もあった。これ以降「閉店しました」「開店しました」という記事もない。ということは、先ほどのブログにある…
大久保店 千葉県習志野市大久保3-15-16
津田沼店 千葉県船橋市前原西1-3
一橋学園店 東京都小平市学園西町2-13-36
水戸駅南店 茨城県水戸市中央2-3-15
草加青柳店 埼玉県草加市青柳2-2-30
鴻巣店 埼玉県鴻巣市本町1-1-2エルミ鴻巣内
これが江戸前天丼拾藩家の全てではないだろうか。ちなみに、ラーメンとトンカツについては、あんまりクセスゴな建物でないことがわかったので、記事では割愛する。また、鴻巣店もショッピングモール内のフードコート型店舗であったことが、ブログ内で言及されているため割愛する。
一番上の大久保店が現リンクアップ大久保ですね。早速他の店舗もストリートビューで調べよう!
- 津田沼店

立地としては、船橋市内に星の数ほどあると言われている渋滞の名所のうちの一つである、中野木交差点の近く。駅でいうと、津田沼駅と東船橋駅の間とでもいうべき場所にある。
上の画像の通り、早くとも2011年11月までは江戸前天丼拾藩家だったことがわかる。

そんな、津田沼店の2024年7月の姿がこちら。「全身もみほぐし りらくる」となっていた。店舗数全国No.1といえども、こんな札幌時計台みたいな店舗は、札幌にもなかろう。そのためか、時計台部分の色が掠れている。おそらく、りらくるの社内でも前例がない看板なので手を焼いているのではないか。
- 一橋学園店

一橋大学小平国際キャンパスが近いことからこの駅名となったであろう、西武線の一橋学園駅から程近い場所にあった。先ほどの食べログの書き込みも一橋学園店に関するもので、上の画像からも2014年4月にはあったことが証明できる。

そんな、江戸前天丼拾藩家一橋学園店は、2024年8月現在熱烈中華食堂日高屋になっていた。和のデザインと思われた物見櫓であったが、こうしてみると中華屋もなかなかどうして悪くない。ただ、これもGoogle Mapの日付を変えると………

としき歯科になった。何と、拾藩家→日高屋ではなく、拾藩家→歯医者→日高屋だったことが判明。物見櫓には歯の絵が書いてあり、収まり自体はなかなかいい。正方形なので意外とデザインを選ばない、使いやすい看板なのかもしれない。
- 水戸駅南店

文字通り水戸駅の南にある…が、駅から近そうな店名でありながらGoogle Mapのよると水戸駅から徒歩13分かかる。

住所をGoogle Mapに入れてもピンポイントでスポットが出ないため、周辺を捜索。苦戦するかと思われたが………

うん?なんかあるぞ?遠くからも目立つ櫓があるぞ!

ということでこれが水戸駅南店の跡地。「KEIAI」という不動産、リフォームの店となっていた。前の二店舗と違い、飲食店となくなってもなお、何をリフォームできるかのメニューとして、ヒサシの看板を使っているのが好感持てますね。
なお、この居抜き物件、江戸前天丼拾藩家→揚げたてまん天(天ぷら定食屋・2014年5月)→博多麺屋(2017年2月)→鶏唐商店(2018年2月)→台湾料理興隆(2019年8月)→KEIAI(2020年10月)と、かなりコロコロ変化しており、飲食店としては相当な呪いの物件だった様子である。皆さんの近くにもありませんか?「ここにできた店はすぐ潰れる」な場所。

ちょっと面白いのが、飲食店としては最後の台湾料理興隆。なんと、櫓をもう一個看板とするなどという活かし方が思いつかなかったらしく、本当に札幌時計台の如く真っ白になっている。
- 草加青柳店
埼玉県草加市、草加駅から徒歩44分、吉川駅から徒歩71分、これ以上の最寄駅なしという陸の孤島*1にも江戸前天丼拾藩家はあったという。

調べてみると、看板はデカいが、時計台はないはなまるうどんが出てきた。色々な媒体で調べてもここが元拾藩家だったのは間違いないようだ。


Google Mapで日付を変えると、2010年ごろに結構な工事をしたことと、2015年はドライブスルーをやっていたということがわかった。はなまるうどんにロードサイド型なんかあったのかよ。
ということで、インターネット上においての拾藩家の居抜き物件の研究は以上です。ほかに「拾藩家、ここでも見たよ」などあればお寄せくださると嬉しいです。皆さんは実際に巡ってみてください。では。
(おしまい)
*1:バスがないとは言ってない