気をつけよう!「はじめてのおつかい」チェックリスト

どうも、こんばんは、オルソンです。

 

 

みなさん、はじめてのおつかい見てますか?私は結構好きなので結構見てます。

そんなわけで、私、子どもどころか結婚相手すらいませんが、はじめてのおつかいを見てきた量は人一倍です。そんな、はじめてのおつかいをディープラーニングしてきた私が、どういったところではじめてのおつかいが難航するのかをまとめ上げ、どう言った障壁を排除すればおつかいの成功率を上げられるのかというチェックリストを作成しました。この10項目のチェックリストによって、皆さんのお子様のはじめてのおつかいを成功体験にすることができます。確実に、絶対に、とは言えませんが、成功率を操作するくらいはできます。ぜひ、ご活用ください。

 

 

 

あ、ちなみに、このチェックリストを適宜破ることで、おつかいの撮れ高を増やすことができ、番組サイドへの採用率を上げることができますので、どうしても家族ぐるみでTVに出たいという方も是非ご活用ください。

 

 

 

  • 高いところにあるものを頼んでいないか

当然ですが、子どもは大人より身長が低いです。また、言語も大人ほどは発達していません。ですから、高いところの商品は取れないですし、高いところの商品を取ってもらうよう頼むのも難しいものです。はじめてのおつかい前には、出かけるスーパーを丁寧に下見して、低いところにあるものを頼むようにしましょう。

 

  • 重いものを頼んでいないか

子どもは大人より体力が小さいです。ですから、大人が持てるものだからといって、間違っても薪の束とかペダルを足で踏むと蓋が開くタイプのゴミ箱とかを頼むのはやめましょう。また、飲み物もチリも積もれば何とやらなので要注意!大体1mLあたり1gなので、500mLペットボトル1本500gというのがひとつの目安です。目安として、自分の体重に置き換えて割合で算出するのがポイントです。

あ、あと弟妹のオムツもやめましょう!つい、はじめてのおつかい→弟妹のために……と理由づけドラマづけしたくなりますが、オムツは数十枚入りとかだとデカくて重いわ、サイズがあるものだからわかりづらいわ、高いところに置いているドラッグストアも多いわで実は最悪です。気をつけましょう。

 

  • 特に誕生日ケーキを頼んでいないか

先述のオムツと並んでよくあるミスが、はじめてのおつかい→親の誕生日におつかい→せや、ケーキ頼んだろ!というもの。これも気持ちはわかりますが、3-4歳児にケーキを輸送を任せるというのは正気の沙汰ではありません。おつかいが完結し、ウワーって感動的な空気の中で箱を開けたらひしゃげ崩れたケーキが出てくるのがオチです。まあ、それはそれでいいといえばいいですが………とにかくケーキは控えましょう。

 

  • 特に大根を頼んでいないか

はじめてのおつかい史上最も重さと運びにくさのバランスで子どもにダメージを与えてきたのが大根です。大根は重くて細長いので、今まで何人もの子どもが、大根を引きずり、アスファルト大根おろしを作ってきました。重たくて細長い大根も子どもに買わせないようにしましょう。

 

  • 頼んでいるものと似た名前のものが売られていないか

「たまご」と「たまねぎ」、「筆立て」と「筆」など、子どもの記憶力では、ちょっと似た響きの言葉があるとすぐそっちと混ざります。そして、店員はだいたい逆算できずに終わります。ですから、似た響きの商品が売っていないところにおつかいに頼むのが対策の一つです。とは言っても、どことどこが混ざるかなど大人には知る由もないので、そもそもスーパーやコンビニなど、品揃えのよすぎるところにおつかいを頼まないことが最大の対策と言えるでしょう。つまり、餅は餅屋、肉は肉屋、豆腐は豆腐屋で頼むことで対策が可能となるわけです。が、これも「ハンバーグ用の合い挽き肉」と「ハンバーグ用にすでに成形された挽肉」が混ざった例があるので油断ならないわけです。完璧な対策を考えるのであれば、仕事場にいる親に仕事用の道具か材料か弁当を届けてあげるおつかいが一番確実と思われます。そもそも店に何かを買いに行かせなければいいんですね。

 

  • 難しい名前のものを頼んでいないか

先述の項目ですでに、そもそも店に買い物に行かせない方がいいという結論になった気もしますが一応。

子どもに買い物を頼む場合、子どもにとっても馴染みあるものを頼むべきでしょう。間違ってもグリーンリーフみたいな意識のお高い野菜は頼まない方がいいでしょう。魚の名前なんかも厳しいところですね。もちろん、そういったことを乗り越えさせるのも教育の一環ではありますが………。あと、お守りもだいたい漢字四字なので種類の識別は困難を伴います。実はお守りこそ正しく買いに行く最難関候補です。

 

おもちゃ屋」と「自動販売機」、この2つが何を指すか、もうお分かりですね?そうです、子どもにとっての誘惑の象徴です。お使いのために渡した軍資金が「おもちゃ」や「ジュース」に消えていった家庭は数知れず。自動販売機はボタンを押すとジュースが出てくるという機構も子どもにとって魅力的なわけですが、そもそも子どもたちが魅力を知っているから「おもちゃ屋」と「自動販売機」は誘惑になりうるので、そういう意味ではおもちゃ屋自動販売機が乱立している場所を通らせるより、風俗店とパチンコ屋が乱立している場所を通らせた方がお使いを確実に遂行しやすくなると言えるでしょう。

あと、そもそも他のものが買えるようなよけいな金を子どもに持たせないようにするのもポイントです。ただ、あまりギリギリの金額だと失敗が許されなくなるのでバランスが難しいところですが………。

ちなみに、電車も子どもが大好きですが、こちらは電車と競走しだしたりするので、かえって速く店に到着します。

 

  • ルート上に建物が多く、田畑ばかりのところに家を建てていないか

開放感ある風景は綺麗ですが、開放感のある田畑の空間には日陰も目印も道を聞ける人も少ないため、おつかいには不向きです。もし、そのような場所に家を建ててしまった場合、はじめてのおつかいをする前に引っ越しをしましょう。

ちなみに、建物が少ないということはカメラクルーが隠れる場所も少ないので、TV番組撮影においても不向きな環境と言えるでしょう。

 

  • 坂道の近くに家を建てていないか

こちらも言うまでもないことですが、終盤に重い荷物を持って上り坂を上がることになるような立地に家を建てている方も、はじめてのおつかい前に引っ越してください。最初下り坂で始まるんで、滑り出しはよくなるんですけどねえ。逆を言うと、最後下り坂だと終わりが楽な分だけ滑り出しが最悪となりますね。

また、エレベーターがない団地も即解約してください。即引っ越しが難しい場合は、坂や階段を考慮した量を頼んでください。

 

  • バスの名前を色で覚えさせていないか

近年増加しつつあるにも関わらず2022年7月版にはなかったのでより注意が必要なのがこちら。まあ、子どもにバス会社名で覚えさせるのも無理な話ではありますが……………しかし、一方でバスを色で識別させた結果、広告ラッピングバスが来る→見た目の色が違う→子どもフリーズという事案が散見されているのも事実です。対策としては、行き先、系統番号など本質を理解させるしかないように思えますが、そもそも、バスってたしかに鉄道より分かりにくい気がするので、バスを使わないのが最大の対策かもしれません。

 

 

というわけで、以上10項目を守れば極めて迅速に、はじめてのおつかいができるはずです。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

(おしまい)