お好み焼き粉に
水をジャバっと
混ぜーの
ネギ入れーの
生卵入れーの
混ぜーの焼きーの
ネギ焼きじゃああああ!!!!
あ、どうも、こんばんは、オルソンです。
最近初めて食べたんですけど、ねぎ焼きってめちゃくちゃ美味くないですか?ネギをお好み焼きの生地に入れると生ネギのシャキシャキ感と加熱したネギの甘みを両立できるってことを発見した人、ノーベル賞かグッドデザイン賞かモンドセレクション金賞か、とにかくそういうのもらってるに違いないと思います。
そんな、ネギ焼きについて様々な具を入れてみたり、時にはネギを抜いてみたり、様々なネギ焼きの新提案をする。一つ一つ見ていただきたい。
- ポン酢を先に入れる
ネギ焼きの魅力といえば、外がカリッと中はフワッとした生地も大事、なはずなのだがポン酢をかけてしまうと、生地がポン酢を吸い、カリッと感が失われてしまう。これを解決するために…
焼く前の生地にポン酢をシューッ!
超エキサイティン!!!(混ぜて焼いたものがこちらになります。見た目はあまり変わりませんね)
実際食べてみると、混ぜても均一にはなっていなかったようで…また、焼くことによって柑橘の匂いが変な感じになっていた部分もあり…オススメはできない。多少のカリカリを犠牲にしてでもポン酢は後からかけた方がいい。
- つぼ漬け
つぼ漬けは上写真のようなよくあるポリポリ系の漬物。コイツに塩気と食感の同時担当を狙う!!!
焼き上がりがこちら。つぼ漬けがしょっぱいので、あえて何もかけないし、つぼ漬けは食感がナイスなのであえてネギも入れない。
一口食べた感想は「う、美味い…」だったが、食べ進めるとしょっぱくなってくる…。ただつぼ漬けを減らすと食感も減るし、食感を増強しようとすると今度はしょっぱさも増強される。なかなか難しい…が、ネギと合いそうなので原点に立ち返ってネギと一緒に焼き上げるのがいいだろう、多分。
- イカの塩辛
上写真を見て「グロ?何かの臓器?」と思った方、正解。イカの塩辛を入れたぞおおおお!!!こちらもイカの食感と塩辛の塩気で、ネギやポン酢なんかいなくても美味しくなる計算である。
完成品がこちら、きちんと裏返せていればもっとちゃんと塩辛を隠せたはずだった…。
まず、食感がね、イカってね加熱すると柔らかくなるのね、なので生イカの食感の良さがすっ飛んで、しかもこの塩辛結構イカが細切れだからボロボロと崩れて終わっちゃったというね。そんでもっと問題なのは味というか匂いね。完全に焼けたタイヤの匂い。え?俺、生地に細切れのタイヤ入れて焼いた?でもそれだったら焼いても硬いからボロボロとは崩れないか、てことはもしかして東武線?8000系?昔の野田線?急にタイムスリップした?ってなっちゃった。それくらいゴムを焼いた匂いが凄い上に、食べるとその匂いを裏切らない味がする。東武8000系が好きすぎて東武8000系を食べたい人にはオススメ。それ以外にこんなものをオススメできる層はない。
- アボカド
アボカド、その独特の食感は唯一無二、しかも一個100円程度と案外安いのをいいことにこういう記事では結構登板させがち。皮も見た目ほど厳重じゃないぞ!
アボカドを粗く乱切りしてネギとともにぶち込んで
少し焼き過ぎる。アボカドは森のバターって言われるくらい油分が多いからかな!とテキトーな言い訳をかまして、完成。これにわさび醤油をかけていただく。
うん、そこそこ美味しい。けどなあ、アボカドと生地の食感が似通ってるが故のシナジーのなさ。ネギとアボカドは対極の食感でシナジー発揮するし、味も美味いんだけどな…。ネギ焼きに入れる場合はアボカドをもっとペーストにしてから生地に入れるっていう山芋パターンの方が上手くいくのかもしれない。追加検証はしないけど。
- チョコバナナ
次はチョコバナナ、だんだん仕事が粗くなっているので、いきなり完成品からスタート。ちなみにレシピは砕いた板チョコと輪切りバナナを生地に入れただけ。ネギ?入れるわけねえだろ。
一見するとクレープのようにも見えるが、その味はクレープそのもの。蒸し焼きになったバナナは甘みが増すのでその点はクレープよりも上。お好み焼き粉には出汁がはいっているのでは?という問題点もチョコをそこそこの量入れれば結構簡単に誤魔化せる。…あれ?これ新しいホットケーキ作っちゃったのでは?
- しらす干し
しらす干し、小魚であるがゆえに丸ごと食べられるため栄養価が高く、味もしっかり味わえる。
これが生地、まあ想像通りよね。
焼き上がりがこちら。しらす干しがあらかた埋まっているのでよーく見ないと普通のねぎ焼きと区別がつかない。
味は…なぜか物足りない。普通のネギ焼きよりしらす干しが入った分アップグレードされているはずなのだが、なまじしらす干しが入った結果「コクが足りねえ」「カルシウムの味しかしなくね?と思うようになってしまう。人は一つ欲望が叶うとまた別の欲が出る、という教訓を教えてくれたのはしらす干しだった。ありがとう、しらす干し!
- ナス
独特の食感が特徴で、天ぷら、漬物、味噌汁など幅広い用途で使われる個性派野菜。ナスのゴキュゴキュ感っていいよね。というかナスの食感以外にゴキュゴキュの用法なんかないよね。みんなの説に投稿してみようかな。
生地はこんな感じ。
焼き上がりがこちら。キッシュみたいになったね。
味は…なんと…ナスが生!!!!オイ!!!!もっといい感じの蒸し焼きができると思ったのに!!!!生地はちゃんと焼けてるのに!!!!何で??????どこで計算間違えた?????というわけでナスは普通に炒めるかレンジでチンしましょう。残念。
- しいたけ
続いても焼いたら食感バツグンでおなじみの椎茸。食感を活かすためにあえて丸ごと入れ、ネギは入れないぞ!
完成品がこちら。怪物ジャイアントオクトパスの足みたいですね。怪物ジャイアントオクトパスってなんだよ。
味は…なんと…椎茸が生!!!!オイ!!!!もっといい感じの蒸し焼きができると思ったのに!!!!生地はちゃんと焼けてるのに!!!!何で??????どこで計算間違えた?????というわけで椎茸はお好み焼きに入れないか、どうしても入れたければ薄切りにして入れましょう、残念。
- 生ハム
塩気と肉の旨味溢るる生ハム。「生」ハムをあえて加熱したぞ!
生地はこんな感じ。
焼き上がり。生ハムは埋まってしまってよく見えないね。味は、脂が腑抜けて食感も皆無になり、ただただしょっぱい布になった生ハムが嫌な感じ。布よりは格段に噛み切りやすいので、食べれなくはない。食べれなくはないが、食べれなくはないだけ。あとしょっぱい。
- 塩昆布
塩味と昆布の旨味のコラボレーション、キャベツにかけるだけで鳥貴族のおかわり自由おつまみになることで有名な塩昆布をネギ焼きに投入。
生地はこんな感じ。「薄味よりは…」と思って小袋丸々1袋入れたら床屋の床みたいになっちゃった。
焼き上がりはこんな感じ。ちょこちょこ毛が漏れてますね。味は…旨い、んだけど塩昆布入れすぎた〜!!!これを元にご飯とか進んじゃうから!これ丸々一枚食べたら生活習慣病になるから!結果食べたけど!
- チーズ
最後の最後で、置きに行きまくった「とろけるチーズ」。忘れてる人の方が多そうだけど、ネギ焼き特集なのでネギも入れております。
焼き上がりはこちら。見た目は一切の変化ナシ。しかし、食べると生地がねっとりと伸びる伸びる。
結論:お好み焼き・ネギ焼きに入れる具は細かく切ろう!