塩こん部長の謎料理「塩麻婆茄子」を作ってみた

どうも、こんばんは、オルソンです。

 

 

みなさんは、塩こん部長というキャラクターをご存知でしょうか?

f:id:EF_510_514:20181109231747p:image

塩こん部長とは、くらこんの塩昆布に書かれているキャラクターである。上画像はなぜか背景透過済みだが、くらこんの塩昆布のパッケージに書かれ、塩昆布を使ったレシピを教えてくれる。というわけで、ある日、くらこんの塩昆布のパッケージを見ると塩麻婆茄子という謎の料理のレシピが載っていた。

f:id:EF_510_514:20181109232034j:image

これは公式サイトのスクショだが、パッケージには「味付けはごま油と塩昆布だけ!」と書かれていた。上の画像でも確かに味付け要素がごま油と塩昆布なのがわかると思う。え?唐辛子とかは入れないの?麻婆茄子なのに?塩昆布とごま油とナスで麻婆茄子?錬金術?奇跡も魔法もあるの?あるいは、止める人いなかった?もしかして、塩こん部長、有能な部下いない?あるいはめちゃくちゃパワハラしてる?口答えした部下の目に塩昆布入れてる?

というわけで、この、どう考えても「おかわりできるから」というだけの理由で鳥貴族行った客の120%が思考停止で注文する「塩昆布キャベツ」と同じ味になる気しかしない謎料理「塩麻婆茄子」を作ってみた。

 

f:id:EF_510_514:20181109232631j:image

まずは原料「塩昆布は家にあるから、レシピも塩こん部長の顔写真も塩昆布自体もそっから調達したらええやろ」と思っていたら、いつのまにか塩昆布は無くなっていた。そこで28gの塩昆布を買い、先述のレシピを2倍して作ることに。なのでナスも4本だ。

f:id:EF_510_514:20181109201227j:image

茄子を縦に8等分にする作業、初めてなのでだいぶ覚束ない手つきだし、4本やると1本やる場合の4倍手間がかかるので最悪だった。

この後は公式サイトのレシピ*1を参考に、ひき肉とナスを炒めて、ひき肉をほぐし、ひき肉の色が変わったら塩昆布丸々1袋をマグマ料理のようにぶち込み、水も加えた。

f:id:EF_510_514:20181109233437j:image

水の量もレシピの2倍入れたため、全然煮詰まらず、片栗粉を入れてもまるでトロミがつかないので、完全に煮物に路線変更することとなったうえに、完成品の写真を取り忘れたが、色味自体は麻婆茄子のそれになった。上写真はくらこんのレシピからパクったやつ(上のスクショにも全く同じ画像があるぞ!)だが、本当にあんな感じの色味になるのである、意外と。ただ、色味が近いからといってナスを塩昆布と炒めたら麻婆茄子だというなら、ナスを原油と混ぜて煮詰めたものも麻婆茄子と呼ばなくてはならない。大事なのは味だ。

というわけで、食べてみると、一瞬は麻婆茄子と脳が勘違いするが、非常に淡白というかパンチがないというか、クタッとしたナスと昆布や挽肉の出汁+塩味の相性は抜群だけど、ほぼそれだけというか…。以前、塩こん部長が「野菜を塩昆布と一緒にジップロックに入れて揉んで浅漬けを作る」みたいなレシピを紹介していたと思うんだよな?その浅漬けは旨いかもわからんけど、浅漬けが主菜になるはずがないわけじゃん?夕飯の主菜が浅漬けなんて子供だったら泣いちゃうじゃん。ただ、炒め物にしてあげることによって、主菜っぽくなって子供に出しても泣かなくなる。でも味は大きく変わらないので子供までは騙せない。要するに何が言いたいかというと、鳥貴族のお代わりできる葉っぱの親戚ができるだけで、塩昆布から麻婆茄子なんかできません。ご飯より日本酒やビールに対しての方が絶対相性いいし。

ラー油垂らしたら麻婆茄子に近くなったので、炒める時にしくごま油の一部をラー油にしたら多少は麻婆感が出るかもしれません。出なかったらごめんなさい。

(おしまい)