あのトップバリュウィスキーの話に続編が出ちゃった話

どうも、こんばんは、オルソンです。

 

皆さんはトップバリュウィスキーというものをご存知だろうか?

https://www.topvalu.net/items/detail/4901810557943

(トップバリュ公式サイトの商品紹介)

トップバリュウイスキーを実際に飲んでみた感想 - 旭駅本屋 http://ithikawa.hatenablog.com/entry/2017/08/29/212445

上記のURLを読めばわかるが、トップバリュウィスキーとは720ml554円(税込598円)という驚異の価格破壊市場革命と、実際に飲むとあとに何の味や香りも残さない後味のキレの良さで、識者を2度驚かせた伝説のウィスキーである。

 

さて、上記のバズが起きてた頃、都内某所でこんな会話が度々紡がれていた。

 

市川旭氏*1「オルソンニキもトップバリュウィスキー飲んで感想書いたら?」

僕「実家に大瓶持ち帰りたくないからヤダ」

 

そう、トップバリュウィスキーの欠点は720mlが最低単位の発売というその携帯性隠密性の低さにある。ブラックニッカなんかは180mlもあるのだが…。まあ、そんなわけで私はトップバリュウィスキーなんか飲まなくて済む*2し、ましてや感想記事など書かなくて済むのだワハハハハ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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と、思ったら350mlの缶ハイボールが出てしまった。あんな重い瓶を実家に持ち帰ることなくトップバリュウィスキーが飲めてしまうぞ!イエーイ!ドンドン、パフパフ〜!!!!!

ちなみに値段は128円(税込138円)。9%というアルコール濃度はストロングゼロと同じであることを考えるとすこぶる安いと言わざるをえない。

 

そんなわけで早速飲んでみると…。ウィスキーの場合とは異なり、薬のような人工的すぎる甘さがアルコールとともに口の中を襲撃する。この甘さの正体は何なのか?ウィスキー由来か?はたまた原材料に「糖類」と書いてあるからそれのせいか?100円梅酒飲み比べ*3でも書いたけど、安い酒に糖を入れて甘い酒にする工法はもう法律で禁止しましょう。だって、それやって美味しくなった酒、カクテル以外知らんもん。100円梅酒も今回のハイボールも「甘いのでスイスイ飲めてしまう酒」じゃなくて「安アルコールの苦味と糖の甘みがただ並んでるだけ」ってなるから。2つの味が同時に仲良くもなく、何なら喧嘩しながら同時ゴールして地獄を見るだけだから。あと、ハイボールって糖質が少ない酒だと聞いたことあるけど、トップバリュハイボールはそこに糖質入れちゃってるからね、糖質控えたい人は気をつけましょう。

そんで、このケミカルスウィーティーの最悪な点は炭酸割りという性質上か、酒の性質か、「香りがふくよかに広がっていく」ことだけは馬鹿の一つ覚えみたいに覚えてやがることだ。薬の香りが口だけでなく鼻いっぱい、つまり頭部の下半分を占拠し、急に頭が重くなって痛くもなる。正直口直し…もとい、おつまみなしには飲めない逸品である。何ならあっても頭痛くなった。皆さんも「甘苦い」という新感覚の味を求めるならぜひオススメである。未成年の人は飲んじゃダメだけど。

(おしまい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:先述の旭駅本屋の管理人

*2:実際は市川旭邸を訪ねた時に少しだけ飲みました。麦焼酎以上に麦の味や香りがしない、マジの虚無エタノール、でも純粋エタノールではない、という不可思議な味でした。

*3:http://orsonblog.hatenablog.com/entry/2017/10/07/000330