岡山旅行の話

これは2018年の5月5日のこと。前々回の記事の通り、就活を無事終わらせた私は岡山に高速バス弾丸ツアーを行った。直前予約かつGWというバス料金的にも人の多さ的にも最悪な時期の旅行だが果たして…。

 

 

5月4日の夜、岡山行高速バスに乗るために私は東京鍜治橋駐車場に行く…前に、有楽町駅で降りてあるところに寄り道した。その場所は「かごしま周遊館」。少し前に家族で出かけた時に行ったら旨そうな梅酒があったのだが、ランチかつ家族とだったので頼まなかったものだ。なので、まず梅酒とつまみを頼んで一人呑みしにきたのだ。岡山行く前にかごしま周遊館に寄るという意味不明さだが、俺が行きたいときに俺が行きたい所に行きたいように行く、なぜなら俺の一人旅だからだ。

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今回食べた、梅酒とミミガー。なお、ミミガーは写真では見えないが下にゴーヤを敷くという賛否両論を招きそうな構造なので、ゴーヤ嫌いの人は注意しよう。

この梅酒があまりにも旨い、トロっと甘くて梅のさわやかな香りと酸味もあるのに、焼酎が負けることなく、さりとて辛すぎることなく主役の梅を立てる味で最高。1杯540円だがその価値はある(確信)。アルコール度数40なのにそれを一切感じさせない飲みやすさが恐ろしい。1杯で済ます予定が旨すぎて2杯頼んでしまった。

いい感じに酔ったところで鍜治橋駐車場とかいう今回の宿の出発地点へ。確認作業もそこそこにバスに乗り込むと、椅子の上に自分で膨らませるタイプの首枕とアイマスクと毛布があった。杉崎高速バス最高!杉崎高速バス太っ腹!天才だよ、杉崎高速バス!定刻通り22時ちょうどに発車した天才杉崎高速バスの高速バスは、イントネーションがガッタガタで、何の素材を切り貼りしたらこうなるかもよくわからないものだった。いや、「岡山駅到着は8時40分を予定しております」がガタガタなのはわかるけど、「休憩時間は放送を控えさせていただきます」とかはどのバスでも使うんだからちゃんと録っておけよ!

枕を膨らませて、毛布を掛け、しばらくTwitterをイジったらアイマスクをつけて一旦寝る。…しばらくして目を覚ますと、時刻は23:30。バスは停まっている。そこでカーテンを少し開けて覗いてみると、周りにトラックがいっぱい止まっていた。足柄SAで休憩のようだ。通路側の人も起きている。そこで、通路側の人に断って、トイレやコンビニへ行くことに。コンビニでは飲み物だけ買っていこうとしたが、足柄ということはもしや…?アレがあるんじゃないか…?と思いながらコンビニを隅から隅まで捜索し、発見した。富士宮焼きそばのカップ麺!しかし、お湯を入れて3分待って食べきる時間はもうない。なので、バスへ撤収すると自分の隣にいた通路側の人は毛布をかけて、アイマスクもして完全に寝ていた。なので、起こして窓際へ。というか寝るなよ。俺が帰ってこないと思ったのかよ。思うなよ。戻るよ。戻ったら俺はあんたを起こすんだよ。なのに何で寝ちゃうんだよ。

とにかく、足柄SAを出発したバス。自分もアイマスクをつけて寝る。が、寝れない。いったん目を覚ますと寝れないんだよな。苦戦しているとバスは急カーブを曲がり、やがて止まった。時刻は1:00、浜松PAだ。ここでもコンビニに行き、今度は「バリ勝男」という鰹節のチップを購入。たまに祖母の家からやってくるおかかふりかけと全く同じ味がした。チップの面積は広いのでこぼさず食べやすいとは思うが。

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着々とたまる静岡土産

本腰を入れて寝る。目が覚めた。朝だ。前の椅子に掛けた水を飲み、アイマスクを取る。時刻は3:00。3:00!?全然朝でも何でもなかったのである。これが逆浦島現象ですか。当然、何とか二度寝する。今度はちゃんと放送に起こされる形で起きる。8:00に岡山駅着。だいぶ早く着いたな、オイ。

まずは朝ご飯。近くを見まわし、ローソンへ向かう。ローソンでお湯を乞食して、昨晩買った富士宮焼きそばにお湯を入れる。乞食と言っても飲み物も買いましたからね。そういう問題じゃないと思う。富士宮焼きそばカップ麺は旨い。魚粉が旨い。魚粉がソースにも合うという発見こそが富士宮焼きそばの全てと言っても過言じゃないからね。あらゆるカップ麺で相当上位に入る好きさなのだが、全国販売が結構前に終わったのかどの店でも見なくなっちゃったのよね、富士宮焼きそばカップ麺。

朝飯を終えたら、新倉敷へ向かう。まず、岡山に行った目的の一つである「EVA500の葬式」がある。EVA500はエヴァンゲリオンとタイアップした500系である。5月13日にラストランを迎え、ハローキティの柄に変えられてしまうのだという。自分はエヴァンゲリオンにはあまり興味がないのだが、EVA500系のデザインがかっこよかったので撮りたかったのだ。ハローキティはねぇ…、かわいいことはあってもカッコイイことはないからねえ…。駅先に出ると午前順光のはずが順光ではなかった。なぜ…?と思いながら、撮影したが、放送で気づいた。ここ新大阪方面ホームだ!新大阪方面の列車撮るのに新大阪方面ホームいたらアカーン!という、ケアレスミスを正して博多方面ホームへ。ミスをただした後も新幹線は何本か来たが、通過列車はかなり速い。新幹線の法的定義を考えれば当然だが200キロは出ている。なのでミラーレス一丸をもってしても切り位置を遅れた。なのでEVA500以外まともなカットは撮れず!閉廷!

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EVA500。500系といえば、その高いデザイン性から人気を博したのぞみの花型だった…今はJR西日本管内(山陽新幹線)のみの運用、こだまメイン、8両に減車される、など栄枯盛衰を感じさせる。今回のEVA500のようにタイアップに使われることも少なくない。

この後は、妹尾に移動し、瀬戸大橋線を撮る。瀬戸大橋線はしおかぜ、南風、マリンライナーといった本四連絡列車が多数走る路線だ。しかも、岡山~茶屋町間は宇野線も乗り入れている。

撮影地への移動中、Google Mapが「コンビニエンスコデラ」という謎のコンビニの存在を示唆する。こういう謎のコンビニとの出会いが地方の醍醐味である。早速行ってみよう!

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と、思ったら閉まっていた。コンビニが閉まることってあるんだ…。あるか。コンビニが閉まらないと思う方が間違いだった、と思い直す。にしても、店の扉に開店時間が書いてないのはどうかと思うぞ、店として。

撮影地に到着した。

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アンパンマンロッコ。まさかまだ現存していて、今日が運転日だとは岡山駅で放送聞くまで知らなかった。トロッコは32系の改造車で後ろの動力はキハ185系の改造車だ。

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8000系アンパンマン塗装。走っている所を前から見るとアンパンマンが飛んできてるみたいで少しかっこいい。

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8000系通常色。初期のJR四国が本気で作った振り子式特急型車両。8600系という後継車が一応登場しているので、ヤバいと言えばヤバいかもしれない。

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2000系。JR四国の車両で、日本初の制御付き自然振り子式気動車。エンジンを動かすと発生する反作用ゆえに無理だった振り子式を、2台のエンジンを逆方向につけて、反作用と反対の作用で打ち消させるというワイルドな方法で乗り切っている。最高速度が120キロなので、130キロ化改造されたN2000系というグループもある。なお、振り子は土讃線用に開発されたため、瀬戸大橋線では使われない。

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前述の2000系の貫通型とアンパンマン塗装。

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5000系+223系5000番台

岡山と高松を結ぶ快速列車マリンライナーには3両がJR四国の5000系、3両が223系5000番台という6両編成で運転されている。もっとも、5000系の一号車が2階建てで2階がグリーン車、1階が普通車になっていること以外、内装にさしたる変化はない。なお、マリンライナーの2階はグリーン車指定席なので快速なのに18きっぷでは乗れない。定期列車としては珍しい例と言える。

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113系。1963年に製造された国鉄型で、以降の国鉄の近郊型の標準となった。JR東日本でも東海道線総武快速線などで使われていたが、現在は全廃となった。しかし、JR西日本では前面幕をLEDにしたり、内装を223系と同一にしたり、なぜか塗料をケチるためだけに色を単色にしたりといった改造を受けながら走っている。広島にすら227系という新車が入った今、国鉄車王国と化しているのはほかならぬ岡山なのだ。あと、もしかすると115系の方かもしれないね、知ったことか。

撮影地から撤収。なお余談だが、撮影地付近に信号があり、それが青くなるとすぐに近くの踏切が鳴り、列車がやってくる。この辺りは過密ダイヤをうかがわせる。千歳線然り鹿児島本線然り、乗り入れの多い路線は普通にスジ屋が頭抱えがちである。

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岡山県は自分が見た限り、カラスよりサギの方が多い。いい県だね。こういう県が土方が土手の下で糞遊びしてたなんて風評被害にけがされないことを祈ります。

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パイプの上で甲羅干しする亀。のんびり甲羅干ししていた亀だったが突然波でパイプが揺れ、ポトリと落ちた。大丈夫か?と思ったら、亀は泳いでいた。なんじゃそりゃ。

途中の岡山駅で駅弁を購入し、中庄に移動。ここは、山陽本線伯備線が入り混じっているので、サンライナー、やくもなどを撮影した。

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この日の昼飯、えびめし&デミカツ丼。紐を引くと温まる方の駅弁であり、2つの岡山名物がハーフ&ハーフで入った一挙両得な弁当。ただ、えびめしはほぼ醤油かけご飯だし、デミカツ丼はカツにデミグラスかけただけで、ボルガライス(福井県の料理)と被ってるしで、さして美味しくない。岡山はグルメに恵まれない。土産屋の店頭という、一番客に見せたいはずの土産が、R-1ぐらんぷりの予選を見に行った新宿ルミネにもあった「千鳥のクセがすごいあられ」だった時点で気づくべきだった。

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115系(多分)。先述の113系をベースに登坂性能を大きく上げた車両で、山陽本線セノハチを超える区間中央本線などに投入された。こちらも113系同様、徐々に活躍の場を減らしている。

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103系…ではなく、113系3800番台。113系の中間車を先頭車化改造し、前面をツルッツルにしてしまった、JR西日本が世界に誇る珍車。

 

さきほどから気づかれていると思うが、何故か側面が逆光である。何で…?

 

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117系サンライナー117系が定期運用されている数少ない地区の一つが岡山であり、サンライナーに固定運用であるため、撮影もしやすい。117系は元々京阪神地区に初めて新快速を作るときに競合し鉄を出し抜くために作られた、いわば国鉄が初めて本気を出した車両である。そのため、2扉オールクロスシートでラッシュ時には弱い。サンライナーは岡山と福山を結ぶ、ラッシュ時のみ運行される快速である。なお、以前はサンライナー用塗装というのがあったが、今は単色化計画によってやっぱり黄色一色にベタ塗りされてしまった。

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381系。国鉄が開発した振り子式列車。自然式振り子特有の裾絞り構造が特徴的。かつては、しなの、くろしおなど全国のカーブ線区で導入されていたが、今ではこのやくもだけが381系を使う唯一の列車となってしまった。一部の列車はパノラマ型になっている。

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213系。当初はマリンライナー用に国鉄が作ったが、今は伯備線宇野線などに使用されている。

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今回の遠征で唯一成功(?)した流し撮り

 

夕方になってしまったので、高速バス出発時間まで岡山観光をする。岡山城もその横の後楽園という庭園も、GWなのでライトアップなどのイベントをやっていて夜まで営業しているようだ。

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岡山駅前の桃太郎像。

岡山市電に乗って、岡山城へ。路線図をテキトーに見たため、乗り間違える。乗り間違えた分は歩いてごまかす。

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途中、ショボすぎるスクランブル交差点を通過して…。

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岡山城に到着だ!!!

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後楽園は川の向こう。なんか伝説のポケモンがいそうですね。

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岡山城と椿。どっちにピント合わせればいいか迷ったので両方撮る。

岡山城の中へ突入。チケットを買って入ると案内のお姉さんに「エレベーターで4回までお上がりください」と言われる。エレベーター?岡山城は城なのにエレベーターがあるらしい。一発で攻め入られて終わるぞ。城にしては階段も緩やかで天井も低くない。これは城じゃなくて城型博物館ですね、間違いない。

そんな城型博物館では写真の撮れる展示と撮れない展示が入り混じっていた。基本的に解説文とレプリカがセーフで本物がアウトっぽい。

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やたらと綺麗なシャチホコ。なお、岡山城天守閣は岡山駅からほど近いため高い建物が多く、見通しはそこまでよくない。

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岡山市に自生していた、形の美しさから「笠松」と呼ばれていたらしい松。左の看板によると「天然記念物に指定されていたが、松くい虫によって枯れた」らしい。人間は自然に勝てないことを思い知らされる。

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レプリカ丸出しすぎる駕籠。

本物なので撮影不可だが、日本刀も展示してあった。親子連れが日本刀を見て、その母が「トマトとか切れそう」と評していて笑った。また、岡山城の歴史も書いてあったが、城主が歴史には疎くてねえ…大阪城くらいメジャーな城の城主は知ってるけど、岡山城主なんか知らんし、知らんから誰か見ても「誰?」ってなるよねえ………小早川秀秋なんて言われてもさ…小早川秀秋!?小早川秀秋関ヶ原の戦いで西軍に着くと見せかけて裏切り、東軍に勝利を招いたあの小早川秀秋が城主だったこともあるらしい。ちなみに、他にも2-3人が時代を超えて城主になったため、石垣の積み方など建築様式にいろいろな時代が混ざっているのが特徴なんだとか。はえー。

岡山城を堪能したら、後楽園へ移動。ちなみに岡山城と後楽園の入場チケットは200円くらいおトクになるセットがあります。よかったね。f:id:EF_510_514:20180516220453j:plain

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ライトアップされた岡山城。中写真右下に映り込んでいるたこ焼き屋は閉店しており、ただ単に岡山城の景観を破壊するだけの存在と化している。

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後楽園を一望できる展望台もある。なお混雑により入場規制をしていた。

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これらの屋敷も、今や着付け体験などを行っている屋敷型博物館である。

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マスカットビール。岡山の地ビールらしい。ビールにマスカットを混ぜた味がする(語彙力不足)。実際、ビールってそのままだと苦いので多少副原料が入ってる方が好きだな、とこれを飲んで思った。

さて、来たはいいが、思いのほかライトアップが貧弱な後楽園。展望台や鯉の池などもあるが、思うように写真が撮れない。

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救世主現る。救世主と言っても鯉に関してのみで展望台が意外に狭くて朝の西船橋駅の11、12番線ホーム行階段前みたいに入場規制をかけていたことやライトアップが貧弱すぎてピント合わせるのにも一苦労することや、昼間はやっているらしい雉を飼っていた小屋が夜なのでやっていないことや、マスカットビールを買った辺りでカバンに家の鍵がないことに気づき「岡山に落とせば泥棒はこないけど、こんなライトアップおが終わってる庭で落としたら探すのは骨だぞ…」と思いながら家の鍵を探したらカバンの別ポケットにあったことで浪費した時間と寿命や、屋敷でやっていたイベントがほとんど終わってしまっていたことや、そもそもそんなイベントに参加していたらバスに間に合わなくなることを救ってはくれないが、これを使えば鯉を操って照明まで誘導するのも楽なはずだ!!100円玉2枚を池に投げるなんてクソベタなボケをかましている場合ではない!!

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誘導が上手くいっている例。エサが照明のないところまで流れたら終わりで、それ待ちで照明まで動かない鯉が少なくない。

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鯉がいっぱいいる池に限って照明がないので、思いっきりフラッシュを焚いた。

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鯉にピントが合わない。これはこれで綺麗。

さて、後楽園観光が思いのほか長引いてしまった。ヤバいヤバい。何がヤバいって高速バスの時間が決まっている以上、夕飯の時間に余裕がなさげなのだ。とりあえず、えびめしデミカツ丼津山ホルモンうどん、と全ての岡山名物が揃ってそうな店に飛び込む、が、混んでいた。撤収!岡山駅まで戻り、コンコース内で土産を買ってから、夕飯を選ぶ…が、津山ホルモンうどんの店はない…そのほか岡山名物の店もない………というわけで、讃岐うどんのめりけんやに入った。美味いけど、そんな香川頼みでいいのか岡山駅。もっとプライドを持て岡山駅。岡山名物が食えなかったのが癪すぎて、ままかり寿司も買ってしまった。店選びが悪かったのか、ほぼ酢の味しかしなかった。

高速バスに乗り込み、東京へ帰る。帰りも、アイマスクと枕と毛布の支給でおなじみ、杉崎高速バスだった。ありがとう杉崎高速バス。神だよ、杉崎高速バス。素晴らしいよ、杉崎高速バス。

帰りのバスは、自動放送が終わってる切り貼りだったり、不当に夜中に目が覚めたり、休憩時間に飲み物買いに行ったら出る時は起きていた通路側の人が帰って来たらガッチガチで寝てたり、行きと大体同じことが起きただけなので割愛。

5月6日7:40。バスはサンシャイン池袋のターミナルに着く。あとは朝ご飯を食べて帰るだけだ。実はこの日の朝ご飯はもう決めていた。ラーメン大好き小泉さんというアニメ*1がある。このアニメで「24時間営業の煮干しラーメン屋が新宿にある」とやっていたのでそこへ行こうと思う。だったら新宿行の高速バス乗れよって話なのだが、予約がギリギリのギリだったからね、仕方ないね。ちなみに池袋でこの時間開いてるラーメン屋というと日高屋くらいしかなさそうだ。

日高屋くらいしかなさそうな池袋を後にして、地下鉄副都心線新宿三丁目駅に出る。

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これが「我が煮干に一片の悔いなし」の提灯、でもお馴染みの24時間営業のラーメン屋「凪」である。というかアニメでも提灯のインパクトがデカすぎて「我が煮干に一片の悔いなし」っていう店名だと思ってたわ。あと、普通に新宿ゴールデン街ど真ん中なので気をつけましょう(何を?)

ちなみに、自分が行った朝は、何とTVクルーが来ており、そのせいで待ち時間が長くなる旨を店員から説明を受ける。長くなる、と言っても10分あれば店に入れたわけだが、ただ知らん奴が知らん奴を撮ってたぞ?撮ってた奴は知らん奴でいいけど撮られた方も知らん奴だったぞ?いいのか、それ?いいか悪いかというよりどこのTV局だ?

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凪ではラーメン大好き小泉さんの聖地であることをおおっぴらに推している。万に一つ凪の店主が人でも殺した場合「容疑者はアニメが好きで…」と報道されてしまう可能性が高いと言える。なお、店が狭いため撮影チャンスに乏しく、下写真は食券機の前なので「食券を買いながら」か「帰り際」しか撮るチャンスがない。次回来るときはミニドローンでも持って行こうかな、と思ったが、図書館でおでんをドローンに吊るしてそのおでんを顔につけるシーンをTVで見たとき意外とドローンがうるさいということを思い出したので、やめることにした。

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理科室のホルマリン漬けみたいになっている酢。煮干しが入っているため、酢を入れても煮干しの旨味が薄まらない。この店に来た以上我々は煮干しから逃げられない、逃げられないのである。

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コシがあるが硬すぎない麺が、醤油のしょっぱさよりも煮干しが濃いという魚介系の中でも魚介が暴力的に濃いスープに絡むラーメン。乱切りでシャキシャキと噛むほどに味の出るネギや、一反も麺という平たく伸ばしたワンタンの皮に近いがよりコシ強めの麺(?)がスープの新たな味わい方を教えてくれる。完飲。

というわけで、朝食が終わったので帰ろうと思ったのだが、ここで偶然、別の聖地を発見してしまったので、そこも巡礼する。その聖地とは…

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この角度では分かりにくい&看板も見えにくいでしょうが、朝までそれ正解で松本人志が「よ、で始まる怖いもの」に挙げていたことでも名高い、吉本興業株式会社です。吉本興業自体、ダウンタウンからパンサーまで日本の芸人の半数以上を抱えし超大手事務所であり、この社屋自体もガキ使でフジモンが芸人の卵たちからの質問を全て「顔デカイからや」で打ち返す回など、TVでよく見るのでお馴染みだと思います。全然見ないしお馴染みじゃないですか、そうですか。

 

この後はまっすぐ帰り、荷物を片付けて二度寝して閉廷した。

(おしまい)

 

 

 

 

 

*1:漫画が原作だし、実写ドラマ化もされてるという指摘は、筆者もわかっているのでしないようにネ!