あかつ、水曜日のダウンタウンで何かしらか成し遂げてる説

 2018年3月14日水曜日、水曜日といえば、そう水曜日のダウンタウンである。この回では「平均台の上でも人は何とか生活できる説」が検証された。この説の検証のためにあかつを含む5名の芸人が本当に平均台の上に乗って、賞金までつけて24時間平均台生活ができるかの実験を行なった。ご飯や暇つぶしの道具は特殊なクレーン(?)でくるのだが、平均台の上で寝てしまうと寝返りを打つスペースなどない。そのため、ウトウトしてしまったあかつが9時間程度で脱落、他の挑戦者も24時間平均台を達成することは叶わなかった…………というのはさておき、あかつが平均台から落ちた後きになるコメントを言っていた。それがこちら。

私、水曜日のダウンタウンで色々企画やらしてもらってますけど、1回も成し遂げたことないんで、何かやっぱりね、成し遂げたいですよね。

そんなわけであかつは「裸でスノボしたら風邪引く説」の検証でもしてるんか、という予告が流れたが、本当に彼は何も成し遂げていないのだろうか?気になって仕方がなかったので、あかつのWikipediaやインタビュー*1Twitterで「from:@akatsu_sumo 水曜日のダウンタウン」と検索して過去の告知を洗う、さらにブログにまとめてくれていた放送リスト*2と記憶、また2017年9月27日に放送されたVTR出演ランキングで「あかつの出演回数は9回」と公開されていたことなどから照らし合わせ、あかつの出演回を洗いに洗い、あんな動画サイトやこんな動画サイトから内容を確認し、あかつが本当に何も成し遂げていないのかを検証、時系列順(下に行くほど過去になる)に並び替えた。なお、この記事はあかつ出演回まとめとしても機能しなくてはならないと考えているので、「この説見逃してるぞ!」という声や下記の情報懇願パートについて何か寄せられる声があったらコメント欄などで教えてください。(2018年3月21日の説、2018年4月18日の説を加筆しました)

 

  • 大人が本気出せば本州最北端から雪だけ踏んで東京まで帰れる説

2018年4月18日放送。「大人が本気出せば〜だけ踏んで帰れる説」の第2弾。あかつが登用された理由はプレゼンターのノブコブ吉村曰く「根性があるし、スケジュールもある」。

福島県出身ということで「日本海側の方がいい」という知識を発揮したあかつだったが、シンプルに青森→東京を歩くだけでもものすごい日数がかかる上に、ルート変更を余儀なくされまくった結果単純計算で240日かかることが発覚したため、「雪のある道はトラック走行可能」、「雪のない道では周囲の雪を撒いてそれを踏む、撒き雪の使用可能(影の説の時に歩行者の影について行って交差点渡った時は怒られたのに…)」、「歩道に雪がある道の横の車道もトラック走行可能」とどんどんルールがユルくなり、最終的にはタバコをふかしたり、温泉に入ったりするほどの余裕を見せるあかつだったが、ロードヒーティングやトンネルに苦戦させられ「余計なもの開発してくれたよな」「誰だよトンネル作ったの」と悪態をつく、アンチロードヒーティングになってしまう。最終的に、栃木県で雪が雨で流れたため、撒き雪含めて雪がなくなる。気象予報士の森田さんに電話し、雪が残ってるところはないか聞くと「無茶苦茶だな〜」と笑われ、次雪が降るのはいつか聞くと「来年2月」と言われ、栃木県で立ち往生して検証が終了。検証結果は「また来年」という非常に短いものに。

ちなみに、この説でもあかつは「水曜日のダウンタウンさんでやらせてもらってますけど、全部中途半端に終わってるんすよね。今回は必ず東京に帰ります。」と言っていた。

 

お互いに負けるよう指示された八百長対決、逆に目が離せない接戦になる説、の第2弾。第1弾では腕相撲やビーチフラッグ、第2弾では綱引きやPKなどが行われた。あかつは相撲で参戦し、八木真澄八百長相撲を取ることに。土俵際でお互いが相手を押し出さないように気をつけながら、相手より先に土俵の外に足をつけるゲームとなり、最後は同時に転倒するという説を裏付けるかのごとき接戦だったが、ジャッジの結果この絶対に負けなくちゃいけない戦いにあかつは勝ってしまった。ネタバラしをされたあかつが「大相撲界はもう本当、100%ガチですんで、これだけは皆さん、勘違いしないでいただきたい」という余計すぎるコメントを残して相撲のシーンは終わった。

 

 

  • 世界で通用するネタNo.1、今ならRGのトランプ説

2017年10月18日放送。横田基地在日米軍を審査員にしてネタを披露。前回(ちなみに前回の映像は見つかっていないのであかつが出てたかすらわかりません!誰か教えてください…)の類似説で優勝したくまだまさし、今回の説の争点であるRG、関西大学でのサークル活動によって培われた高い英語力を買われてかキャスティングされたゆりやんレトリィバァ、そしてあかつの4名がネタ対決を行なった。「相撲」というアメリカ人に人気のコンテンツを利用したネタであることと、動き重視で言葉をそこまで使わないネタであること*3が理由だろう。水曜日のダウンタウンとしては珍しくガッツリネタを流した企画であり、当然あかつのネタもガッツリ流された。

ゆりやんのネタが一切外国人ウケしなかったこと、さらに本命のRGがトランプネタNGを出され、急ごしらえのネタをさせられ当然大スベりしたこと、が追い風となり、くまだまさしをも制してあかつが優勝。あかつはガッツリネタで優勝を成し遂げらていた。

 

 

  • 大人が本気出せば影だけ踏んで帰れる説

2017年7月19日放送。この年の梅雨明けは7月13日であり、収録が7月19日の少し前であること、さらにVTRの収録はVTRをパネラーに見せる収録のさらに少し前であることから、VTRが始まる前にすでに松本人志が「なぜこの企画を梅雨時期にやろうと思ったの?」と懸念を募らせる。1日では帰れなかったため、翌日に持ち越した結果、1日目に終わった場所と同じ陸橋であかつが雨の中佇むところでVTRは終了。検証も中止となった。検証結果は「梅雨にやる企画じゃなかった」。 言わんこっちゃない。

 

  • 花見のゴミを集めて桜前線と共に北上すればそのゴミで作った舟で津軽海峡渡れる説

2016年5月25日放送。プロデューサーである藤井健太郎が「説の響きを面白くしようとするとどうしても説は長くなる」というようなことをインタビューで言っていたが、それにしても長い説。ただ、今回比較してみると、国道1号線の説同様ごみ収集シリーズとでも言うべき説だったことがわかる。「見渡す限り水戸はゴミが無いっすもんね」「本当に綺麗ですね水戸は」など、余計なことを口走りまくった回。
ゴミ収集前に東京理科大学の教授にどのようなゴミを拾うべきか*4や船の形状を聞いておく、花見客とのペットボトル100本を賭けた相撲にあかつが敗北する、東京理科大学の生徒に船の建造を手伝ってもらうなどの苦労を経て、船は完成し「桜前船」と名付けられ無事青森を出航したが、カメラのバッテリー交換のためにスタッフの船に停船中、別のスタッフの船が潮に流されあかつも桜前船も挟まれ桜前船は浸水。何度応急処置をしても治らないまま、「もう、終わりだよ。終わり!」とあかつが匙を投げて終了。水ダウにしては珍しくスタッフの無能さが露呈した回であり、スタッフが2億%悪いと言わざるを得ない案件。

 

  • ちゃんこの味と相撲の強さ、その両方を兼ね備えた店こそ最強のちゃんこ屋説

 2016年2月3日放送。桜前線の説で書いた、水曜日のダウンタウン水戸市でちょっと色々あったのもこの回。

………一切映像を見つけることができませんでした………誰か内容を教えてください………

 

  • バンジーの直後、ちょっと身長伸びてる説

2016年4月27日放送。まあ、人間を宙吊りにすれば直後なら多少身長が伸びるんじゃないかという乱暴な説。この説の検証のために実際にバンジーしたのがあかつだった。バンジーを嫌がる件を乱暴にカットされて跳んだ結果、身長は0.7cm縮むという意外な結果となり、身長を伸ばすことを成し遂げられなかった。成し遂げるとかじゃなくて自然現象だけどな。なお、原理も乱暴にカットされたため不明である。

 

  • 国道1号線に落ちてる服を拾いながら歩いたら、名古屋ぐらいで全身揃う説

 2015年9月16日放送。裸の状態で日本橋から国道1号線を歩いて行くため裸芸人を起用することにしたが、国道1号線を歩くという長期戦になりそうな企画ゆえに、庄司智春や小島よしおら代表的裸芸人よりスケジュールの空いている芸人としてあかつが起用された…ということがVTRで述べられている。書いてて思ったけど「言わんでよろしい」の一言に尽きるな。先述のインタビューでは「敏感肌で潔癖なので辛かった」と語っていたが、日本橋から103Km歩いた静岡県函南町でズボンを拾って完結。「上着、ズボン、靴、帽子の4点が揃えば説立証」だったにも関わらず5本指ソックスや手袋まで揃えていた。というわけで、あかつは国道1号線のゴミで全身揃えるのを成し遂げていた。一つだけケチをつけるとしたら4日目の朝に箱根湯本で自転車を支給されたことだが、あかつがその妥協を許さない人間なのかはちょっと本人に聞いてみないとわからない。

 

  • ゴミ屋敷の住人、意外と何がどこにあるか把握してる説

2015年8月19日放送。説の検証をゲーム化することが多いのもこの番組の特徴で、この説はあかつに加え、アントニー、三四郎小宮、バイキング西村というお馴染みすぎるメンツ+たんぽぽ川村という計5人の連合軍とゴミ屋敷の家主で借り物競争5番勝負を行なった。1回戦の「耳かき」というお題に対して、何だかんだ屁理屈をつけられながら爪楊枝を耳かきと言い張られる、5回戦で突然三四郎小宮を殴るなど、クレイz…クセがすごい行動の数々に振り回された芸人連合軍だったが、結果は、2回戦で薬の場所をなぜか家主が自己申告したのを受けて臭い台所に突入したり、4回戦でクーラーのリモコンは外にない、というゴミ屋敷の家主の証言を無視して庭を捜索して発見したあかつのW手柄もあって、2:3で芸人連合軍が勝利した。すごいぞ、あかつ。

 

  • 早朝とつければ何でも面白い説

2015年5月20日放送。あらゆる競技に「早朝」をつけてドッキリ的にしてしまうという説。あかつは「早朝リレー」の赤チーム第3走者として検証VTRに出演。第3走者単独で見れば青チームの三四郎小宮とほぼ同時発進同時到着だったが、アンカーのなかやまきんに君が脅威の走りを見せ、4分9秒で赤チームの勝利。あかつは早朝リレーでも勝利しているぞ!!

 

 

検証結果:あかつはちょいちょい成し遂げている。

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:http://www.ohtabooks.com/qjkettle/news/2017/12/10092118.html

*2:http://bagpipe-ps.hatenablog.com/entry/2017/11/30/001510

*3:なお、この放送によるとあかつはニューヨークアポロシアターへの出演経験もあるらしい

*4:少し考えれば分かる人は分かるかもしれないが発泡スチロールとペットボトルが正解