城崎温泉で食べた「日本酒ソフトクリーム」がクッソ旨かったのでみんな作るべき

どうもこんばんは、オルソンです。

 

 

先日私は関西に親族と旅行に行っていた。その時の紀行文を書こうとしたらATS*1が作動し、執筆が非常停止したためそのこと自体は記事にはしない。

 

 

が、今回私が記事にするのは城崎温泉に行った時に食べた日本酒ソフトクリームの話である。これがもう、号泣するほど旨かったので紹介しようと思う…が、土産屋の名前は覚えてないし場所を細かく書くとまたATSが作動しそうだし、そもそも城崎温泉なんて西宮市議会議員でもない読者諸君ならびに筆者が200回も行けるような場所ではないということで、それを自作するレシピの提案である。

とはいえ、ソフトクリームというのはそんなに簡単に作れるのだろうか?と思うだろう。私もそう思う。ソフトクリームってどうやって作るんですかね?生クリームを入れたボールを氷水で冷やしながら混ぜてたらできてくる………ってそれはホイップクリームしかできんやろガハハ!

こうして、日本酒味のソフトクリームの自作は夢と消えたのであった…と言いたいところだが、私が城崎温泉で食べたものは日本酒ソフトクリームであり日本酒味のソフトクリームではないので大丈夫!というわけでそのレシピの全貌をご覧いただこう。

 

1、ミルクソフトを用意する

まずはミルクソフトクリームを用意する。ミルクアイスでもバニラソフトでもバニラアイスでも意外と合うかもしれないが、城崎温泉の土産屋の奴を再現するならミルクソフトクリームである。

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というわけで今回用意したのは「ジャージー牛乳ソフト」である。ジャージー牛乳ソフトはジャージー牛乳というジャージー牛の乳を使用したソフトクリームであり、ジャージー牛は通常の乳牛より大変ジャージーな牛であるため、ジャージー牛の牛乳はジャージー牛ではない牛の牛乳と比べるとジャージー感が強く、非常にジャージーであることが知られている。このまま食べても、ジャージーで美味しいことは言うまでもないが…。

 

 

2、ソフトクリームのコーンを除去し、容器に移す

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コーンがついたままでは味にもこの後の作業にも支障が出るため、一旦ソフトクリームを容器に移す。今回は、あらかじめ昼飯として食べた後に洗浄しておいた、ありえん東洋水産みの深い、大学生協プライベートブランド赤いきつねうどんのパッケージを用意した。

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 今回使用しているミルクソフトはコーンがフニャフニャなので、手で破るとペリペリと剥くことができる。剥く時グダグダにならなければ上のように下の方まで綺麗な形で剥けるはずである。

 

3、日本酒を用意する

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ここで日本酒を用意する。今回使用した日本酒はふなぐち菊水という比較的甘口の日本酒だ。この日本酒は旭駅本屋の管理人*2に布教された日本酒であり、200mlで300円しない程度とリーズナブルな割には旨い日本酒である。いくらいいぞいいぞ言っても、好みっちゅーもんがあるとは思うが、300円あれば鬼ころしを200mlの3倍飲めるが、鬼ころしを600ml飲むよりQOLが高くなることだけは確約できる。

 

 

 勘の良い読者なら、ここまで読み進めれば大体オチがわかって来ただろう。

 

 

 

4、これを、こうじゃ

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多くは語りません。写真の通り。ぶっかけてやりましたよ。ええ。これが城崎温泉で食べた日本酒ソフトクリームの全貌である。どっかのマグマ料理研究家が作りそうなレシピであるが、私が土産屋で食べたものはこれなんです。これをスプーンで酒とソフトクリームを同時にすくいながら食べるんです!味だが、日本酒の辛味とソフトクリームの甘みが衝突しつつ、ソフトクリームの甘みは日本酒の甘みと互いを高め合うことで唯一無二の面白い味わいと香りが広がる。おそらく、バニラソフトよりミルクソフトの方が、バニラの香りが立たない分日本酒の香りをより楽しめるのではないかと。一口ごとに日本酒とソフトクリームの割合を変えることで色んな比率を楽しみ、模索するのが食べ方のポイントである。

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最終的にソフトクリームが溶けると、カルーアミルクよりミルクな味と色の酒ができる。そういう楽しみ方もあるのだ。

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 ジャージー牛乳ソフトのフタを使って飲むとお猪口みたいになって日本酒っぽさが増すしチビチビ楽しめるので良い。もっとも、ふなぐち菊水は空気に触れさせると味が終わるのでチビチビ飲まない方が良いのだが。

 

 

 

というわけで、日本酒をミルクソフトにぶっかけると旨いというただそれだけの記事だが、旨いかどうかはさておき、城崎温泉で食べた奴の完全再現になったかというとならなかった。というのも、日本酒は銘柄によって味がかなり変わる。そのため、どの日本酒にどのミルクソフトを入れてもおんなじやおんなじやとはならないのが実情である。よって、西宮や城崎温泉に縁もゆかりもない日本酒とミルクソフトで城崎温泉の土産屋の味が再現できるかと言われても無理な話ではある。ただそれでも、今回作った再現メニューも美味しかったし、日本酒やソフトクリームの銘柄ごとの味の差というのは食べ物という大きな括りの中で見たらごくごく小さなものなんです!というわけで、各々兵庫県の日本酒のみならず、西宮みんなの、日本じゅうの日本酒で試して、自分好みの日本酒ソフトを見つけてくれれば良いと思うのである。ただ、鬼ころしとかまるとかワンカップ大関とかはやめておいた方がいいと思う。

(おしまい)

*1:垢バレを止めるシステム、の略

*2:きわめて健全な人。きわめて健全な人なのでゴールデンタイムにバラエティを無視して、深夜アニメの録画を消化している。旭駅本屋はこ↑こ↓http://ithikawa.hatenablog.com