ゴールデンに昇格を果たしたガキの使いの企画でオフ会することを考えてみる

 7月21日の22時から23時30分、皆さんはTVで何を見てましたか?何も見てないですか、そうですか。

 私がこの時間に何を見ていたかと言いますと、「ガキの使いやあらへんで!」を見ていました。普段は日曜日の23時35分という深夜ともゴールデンとも言い難い時間にやっている番組ですが、今回はなんとゴールデンタイムに昇格!その際の企画は、笑ってはいけない…ではなく、スマホなしで待ち合わせ!この企画ガキ使では珍しくここ1-2年で5回くらいやっている企画です。やり過ぎだろ。*1しかも、ききシリーズや七変化や500のコトより先にゴールデン化するかね…。そんなゴールデン化までされた人気企画「スマホなしで待ち合わせ」を友達との遊びで!オフ会で!できないかを考えました。ええ、そうです。年甲斐もなくTVの企画をみんなで真似しようっていう記事です。サイコロの旅の時代は終わり!閉廷!という記事です。

 

1、ガキ使でのルールを確認

 ガキ使のスマホなしで待ち合わせ、は通常回では以下のようなルールで行うゲームです。

  • 一旦、ガキ使メンバー全員で集合。
  • お題(大きな看板、行列のできる店、美術館など。また、TSUTAYAデニーズなどチェーン店がお題になることも多々ある。)をランダムで決める
  • お題に合わせて、各々が思った場所へタクシーで移動。制限時間は30分。
  • 同じ場所に来た場合は、その後もチームで行動する。
  • 30分経過したら、各々がスマホで連絡を取り合い、居場所を確認する。
  • 埋め立て地は'''''ない'''''*2

 以上ですが、スペシャルでは

  • ガキ使メンバーの他に5人のプレイヤーを追加し計10人に。そして10人を松本チームと浜田チームに分け、どちらの5人が先に集合できるかを競うゲームに。
  • 蛭子能収を「ジョーカー」として、同じお題で動かす。ジョーカーはどちらのチームに属さない上、チーム行動中に出会うと解散させられる。

という、以上のルール*3が追加されました。

スペシャル版の感想は、結構面白かったんですが、ゲスト5人の追加により誰と誰が敵で誰と誰が味方か若干わかりにくくなったのと、通常回の醍醐味の一つである「ガキ使メンバーが長い付き合いから腹の探り合いをする」という部分が薄れていた(と思ったからこそ、高いビルの件でココリコが思い出の都庁で会って、方正と3人でゲストいらんって悪態つくシーンはめっちゃ笑った)のが…いや、華やかは華やかだったけどね。適度に。あと後楽園の展開は普通に燃えた。あれは燃えた。燃えたし、オチも良かった。

 

2、スマホなしで待ち合わせする遊びやオフ会を考えてみる。

 友達で遊ぶにしろオフ会にしろまず一つ言えるのはジョーカーはなり手がいないと言うことですね。友達やフォロワーに蛭子能収くらい優しい人がいないのであれば、これは廃止してよろしい。何ならチーム戦も微妙ですねえ。ネットでの関係が大きく、顔と名前が大して一致していないオフ会では、敵味方ぐちゃぐちゃになるのでやめたほうが良いとおもいます。

 あと、一番重要なのが、TVでは移動手段が「タクシー」ですが、これも資産が5000兆円ある日本テレビがバックアップしているからできるだけで、素人がマネするのはやめましょう。*4「え?スマホなしで待ち合わせって金持ちの道楽なの?」そう思った貧乏人の強い味方、それが電車です。単純にタクシーより電車の方が安いというのもありますが、フリーパスというのを使えば、フリーパス圏内なら移動金額を一定値に決めることができますし、範囲をフリーパス圏内と決めれば、範囲決めの手間も省けるわけです!やったね!「都区内」という名前がわかりやすいうえJRなので馴染み深い都区内パス、都区内移動なら小回りは利くが速達性に欠けるうえに2社ぶんのフリーパスなのでやや高い東京メトロ都営地下鉄一日券、その日一日どころか24時間遊べてしまう東京メトロ24時間券、乗れる地下鉄は大幅に減るのでむしろバスメインで戦うことになるであろう都営まるごと切符などおトクな切符が目白押し!さらに休日おでかけパスを使えば範囲を首都圏に拡張できるよ!やったね!首都圏以外でやる場合は…フリーパスある地方とない地方あるからねえ…新潟とかだったらフリーパスでいいじゃん!で終わるんだけども…フリーパスの範囲が広すぎると「フリーパスの範囲が移動範囲」という理論も通じなくなってくると思うのでまあ各々考えてください(超適当)。

 

3、オフ会でやる場合のルールをおさらいしよう

 長々と書いてきましたが、ルールをおさらいしましょう。と、その前にまずは持ち物から。

スマホなしで」と言っていますが、実際はスマホは必須アイテムです。なぜなら、どこにいるかの連絡及び2回目以降のお題を伝達するため、さらに飽きた時に「終わり!閉廷!」するために使用するからです。連絡手段はTwitterのオフ会であればTwitterのDM、LINEのオフ会ならLINE*5を使いましょう。本当にスマホなしで点々バラバラになるのは「スマホなしで待ち合わせ」ではなく「迷子」です。

  • お題が書かれた紙とそれを入れる袋

本家でもお題は基本的にランダムで決めています。お題が書かれた紙を何枚も用意*6し、それを入れた袋をプレイヤーの一人が持ち歩き、ランダムで決めさせるのが良いでしょう。ただし、プレイヤーとお題決定者が同じだとイカサマされるという懸念もあるので、人間を信じられない場合は

お題が書かれた紙は全て同じ紙を使う。メモ帳やホコリをものすごく吸着させた付箋を使うのが吉。

お題作成者とお題決定者を分ける。

といった対策が考えられます。

  • フリーパス

まあ、先ほどくどいほど話したので大丈夫でしょう。少なくとも都区内でやるのであれば何かしらのフリーパスを使った方が良いのは前述の通り。青春18切符を使えば全国を範囲にして行うことができるぞ!

  • 飲み物

夏休みにやるのであれば絶対大事です。知らんところで倒れられても助けに行けないので。汗は純粋な水ではありません!水分だけでなく糖分や塩分も取ることを忘れずに!

 

というわけで、持ち物はスマホ、お題が書かれた紙がいっぱい、お題が書かれた紙をいっぱい入れる袋、飲み物の4点です。

では、やっとルール説明です。

  • 制限時間は範囲などと相談。フリーパスの種類やどこからどこへ行くかによっては、都区内ですら30分で着かない場所はある。
  • まずは普通に集合し、お題決定者がお題を引いたらお題に合わせて移動。
  • 制限時間になったら(無制限の場合、到着を申請させて全員の申請を確認したら)、全員の居場所をスマホ(TwitterのDMなり、LINEなり)で確認。
  • 会ったプレイヤーはその後チームで行動。
  • プレイヤーが全員会ったら、軽い打ち上げをする。

 

解説は…まあ全て「前述の通り」といえば終わるのでいらないですね。解説が欲しい人は前述の通りなので前述の部分をもう一度読んでおいてください。

どうっすか?オフ会でこれやったら楽しそうじゃないですか?僕は楽しそうだと思っています。何しろ、オフ会なのにオンライン会話がメイン、オフ会なのに会えないというのが大変新感覚だと思うからです。だから、いつか本当にやりません?ただ僕はここんとこ割と多忙なので多分参加できません、さようなら。

 

(終わり)

 

 

 

*1:通常、ガキ使は5回どころか第2回をやることが少ない。企画を繰り返すこと自体稀なうえに、ききシリーズや七変化でも食品や芸人が変わると別企画扱いになるからだ。

*2:このルールはスペシャル版にはない

*3:負けたチームには罰としてプレイヤー全員の交通費を奢らせるというルールもあったが、素人が安易に罰ゲームをマネしてBPO案件になるのは避けたいのでここには書かない

*4:スペシャル版では全員のタクシー代が197000円となった模様

*5:LINEのグループ通話を使うのが、一番本家に近い雰囲気になる。というか多分本家もこの方法使ってる。

*6:お題はプレイヤー全員で持ち寄っても良いが被りを避けたい場合は一人でやるべし