オルソンブログ、総集編2の巻

こんばんは、オルソンです。

 

以前、弊ブログの記事が50に達したタイミングで総集編を行なった。

 

そして、100記事に達したら総集編をやろう…と思っていたのだが数え忘れにより何とこの記事が102記事目となってしまった。完全に不覚であった。そこで、今回は51記事めから101記事めでの計51記事から筆者が好きな弊ブログの記事ベスト10を発表する。

 

  • 第10位:11月11日は何の日?

 http://orsonblog.hatenablog.com/entry/2017/11/12/000014

 

「11月11日は、1が棒っぽいからポッキー&プリッツの日だ」とかいうグリコのテキトーすぎる企業戦略に乗っかる消費者に警鐘を鳴らした記事…といえば聞こえはいいが、単純にこの由来がテキトーすぎる行事が嫌いすぎて勝手にネガキャンしてるだけの酒クズ記事。11月11日になると男女問わず昼飯の時間にポッキーで高い櫓組んだり、クラス全員で11月11日11時11分というもろ授業中にポッキー食おうとするとかそういうノリが本当に嫌い(現在形)。

そして、私はここから深く考えた。もし、グリコが「11月11日はポッキーの日」と言いださず、やおきんが「11月11日はうまい棒の日」と言いだしたら、どうなるか?その世界戦には「やおきんのクソみたいな企業戦略が…」と悪態をつく俺が生きているだけではないか?11月11日になると男女問わず昼飯の時間にうまい棒で高い櫓組んだり、クラス全員で11月11日11時11分というもろ授業中にうまい棒食おうとするとかそういうノリが本当に嫌いになっていただけではないか?トッポの日でもフランの日でも一本満足バーの日でも同じことでは???という結論に至った結果、この記事のような「自由化」という方針に至った。みんなも今年の11月11日はポッキー&プリッツの日からポッキー&プリッツを解放してみよう!

 

http://orsonblog.hatenablog.com/entry/2018/01/28/000006

 

弊ブログの「管理人が勝手に好きなだけで閲覧数はパッとしないコンテンツ」でお馴染み、一つのことに延々齧り付いくことでテキストを伸ばしていく記事。大体、声優の名前って読みにく過ぎんねん、内田真礼とか東山奈央とか松嵜麗とか。「万年大会役の内田真礼です」とか何個トラップあんねん。………3つか。

 

http://orsonblog.hatenablog.com/entry/2017/10/04/001041

 

キングオブコント2017準優勝にして、「TVから消えた理由」というタイトルの記事が5回くらい上がってるところを見たので、恐らくモグラ叩きみたいな出方をしているのであろう芸人こと、にゃんこスターのリズム縄跳びのネタを鮮度抜群の時期に徹底解剖した記事。こちらも「一つのことに延々齧り付く記事」だが、対象が徳井青空からにゃんこスターになったことでだいぶポップになったため、数字もそこそこ稼げた記事。タイトルの通り、キングオブコント2017のオンエアから数日後の更新記事だが数日と言わず即日更新したかったな…。

 

  • 第7位:アキバでハニトーを食う話

 http://orsonblog.hatenablog.com/entry/2018/02/15/200330

 

第7位はタイトル通りアキバでハニトーを食うだけの記事がランクイン。ハニトーという糖分の多いものを食ったのが良かったのか「ただハニトーを食べただけの話」に小ネタを装飾、脱線して怪文を紡でいくサマが非常にオルソンブログらしくて良い。個人的に一番好きな件ははねトびからのボンタンアメの件。今読み返しても怪文としか言いようがない。

あと、なぜハニトーを食べたのかは記事に書いてあるので言っておきますが、旭駅本屋は早くハニトー食レポを書きましょう、味を忘れたなら食べ直してでも書きましょう。

 

http://orsonblog.hatenablog.com/entry/2018/02/11/000107

 

平昌五輪で物議を醸した「下町ボブスレー」。これは、そのニュースを元に個人的に下町情緒のイメージの73%を占める「こち亀」を融合させた時事ネタ兼版権ネタ。構成はこち亀頼りで、小ボケはニュース頼りというしょーもないと言えばしょーもない記事だが、個人的にはこち亀が好きなので、好きな記事である。あと、しょーもないとか言ったけど結構数字持ってた記事だった気がする。

 

  • 第5位:漫才とコントの違い

http://orsonblog.hatenablog.com/entry/2017/11/16/000345

 

第5位は、「永久保存版」との呼び声を高めていきたいと筆者が考えている所存である記事。M-1グランプリ2017決勝直前を機に前々から書きたいと思っていた、漫才とコントの違いを丁寧に考察した記事。今読み返すと、具体例を並べた後急に終わる印象があるな。まあいいか。

 

  • 第4位:【記事広告】GYAO!とかいう動画アプリがヤバすぎる話

http://orsonblog.hatenablog.com/entry/2018/02/18/000043

 

第4位はこの記事が好きというよりGYAO!が好き、ということでGYAO!のダイレクトマーケティング記事です。TV番組を見るだけならTVerを選んでおけば良かった気がしないでもないものの、M-1グランプリの準々決勝が配信されることや、よしログ2018年新春ネタ祭りが7月16日まで配信されていたりと、お笑いに強いところは結局GYAO!だよなあ、と思います。後半のおすすめバラエティはおすすめ順に書いていますが、しゃべくり007が信用を落としまくっているのと、勇者ああああのユルさにハマったのと、キングちゃん(最終回が4/1まで配信中)の企画が大当たりした時の爆発力の計り知れないさゆえランキングが変わりまくっております。リハーサルひっくり返し王はヤバいというか千鳥の通販が普通にコントとして出来が良過ぎた…。しゃべくり007は6番勝負とかやりやがって、何がキャベツ千切り対決じゃ、今度あんなんやったら社屋千切りにしたるからな、麹町もろとも。

コホン、えー、アニメもそれ相応に強く、ゆるキャン△の1-11話が3/26まで一挙無料配信されております、あとアクエリオンがどうとか見えたので多分古い作品にも強いんでしょう、ええそうでしょう(詳しくないのでテキトーに切り上げ)。

とにかくGYAO!はめちゃくちゃ良いのでみんなダウンロードして使いましょう。最後に言い忘れたけど、GYAO!は映画も配信しているので最近僕は超高速参勤交代をタダ見しました。

 

  • 第3位:透明飲料界に激震!透明ミルクティーに次いで透明〇〇が売られる時代に!

 http://orsonblog.hatenablog.com/entry/2017/10/14/000040

 

第3位はフォロワーをドッキリに引っ掛けるという外道記事がランクイン。本筋は実験もといドッキリという水曜日の22時に赤坂の方から飛んでくる怪電波の悪影響を受けた素人の記事なのだが、焼き芋メーカーが弊ブログで触れられた現状では最初で最後のシーンであるなど、オフ会レポとして充実の小ネタ(自分で言うな)。この脱線小ネタこそが弊ブログの魅力である(自分で言うな)。あと、この時の俺、今以上に、にゃんこスター好きすぎるな。

 

  • 第2位:唐辛子シュワチンで勃起力を増強した話

 http://orsonblog.hatenablog.com/entry/2018/01/19/000903

 

ブログ人気コンテンツでお馴染み、シュワチンが第2位にランクイン。当初、「スーパーやコンビニで市販されている炭酸水にちんちんを浸すのは飲み物を粗末にしている」というお叱りの声に対し、「じゃあ炭酸が出る入浴剤ならええんか?お?」とアオリー岡田になったのがはじまりだった「きき湯チン」。しかし、この記事のオチを行ってしまうと、どんな炭酸水よりも頼りになるのがきき湯という結果となる。読者を煽ることなんかよりもっと大事なことがあると気づかされた実験だった。

 

http://orsonblog.hatenablog.com/entry/2017/12/10/000237

 

第1位は時事ネタがランクイン。え?何が時事ネタかわからない?そもそもコンビニ行っただけでブログ記事にするな?いやいや、なぜ私がミニストップ四街道御成街道店に行くことにしたのか、そしてその道中も目的を果たせたのかも全て記事に書いてあるじゃん?読んでくれた方からは「記事の割にタイトルが貧弱」と言われ、自分も書いてて「さすがに引きがなさすぎるか…」と思ってにゃんこスターのつかみを盗用するなどしたのだが、タイトルの引きを変えないことには閲覧数は伸びませんでした。悲しいね。でも読んでくれた方からの評判はいいです。なので、ぜひ皆さんも読んで下さい。ただ、一応R-18要素はあるのでそこは自己責任で。

 

 

以上がベスト10である。選外としてはスーパーフライデー牛丼にちょい足しした記事*1R-1ぐらんぷり2018の準々決勝に行った記事*2撮り鉄雪中行軍の記事*3などの思い出系、東葛地区の鉄道網の終わりっぷりを自分の足で調べた記事*4、THE  W初回のネタじゃない感想文*5キングオブコントのルールの歴史*6といったお笑い系があった。

 

………選外多いな?

(おしまい)

あかつ、水曜日のダウンタウンで何かしらか成し遂げてる説

 2018年3月14日水曜日、水曜日といえば、そう水曜日のダウンタウンである。この回では「平均台の上でも人は何とか生活できる説」が検証された。この説の検証のためにあかつを含む5名の芸人が本当に平均台の上に乗って、賞金までつけて24時間平均台生活ができるかの実験を行なった。ご飯や暇つぶしの道具は特殊なクレーン(?)でくるのだが、平均台の上で寝てしまうと寝返りを打つスペースなどない。そのため、ウトウトしてしまったあかつが9時間程度で脱落、他の挑戦者も24時間平均台を達成することは叶わなかった…………というのはさておき、あかつが平均台から落ちた後きになるコメントを言っていた。それがこちら。

私、水曜日のダウンタウンで色々企画やらしてもらってますけど、1回も成し遂げたことないんで、何かやっぱりね、成し遂げたいですよね。

そんなわけであかつは「裸でスノボしたら風邪引く説」の検証でもしてるんか、という予告が流れたが、本当に彼は何も成し遂げていないのだろうか?気になって仕方がなかったので、あかつのWikipediaやインタビュー*1Twitterで「from:@akatsu_sumo 水曜日のダウンタウン」と検索して過去の告知を洗う、さらにブログにまとめてくれていた放送リスト*2と記憶、また2017年9月27日に放送されたVTR出演ランキングで「あかつの出演回数は9回」と公開されていたことなどから照らし合わせ、あかつの出演回を洗いに洗い、あんな動画サイトやこんな動画サイトから内容を確認し、あかつが本当に何も成し遂げていないのかを検証、時系列順(下に行くほど過去になる)に並び替えた。なお、この記事はあかつ出演回まとめとしても機能しなくてはならないと考えているので、「この説見逃してるぞ!」という声や下記の情報懇願パートについて何か寄せられる声があったらコメント欄などで教えてください。(2018年3月21日の説、2018年4月18日の説を加筆しました)

 

  • 大人が本気出せば本州最北端から雪だけ踏んで東京まで帰れる説

2018年4月18日放送。「大人が本気出せば〜だけ踏んで帰れる説」の第2弾。あかつが登用された理由はプレゼンターのノブコブ吉村曰く「根性があるし、スケジュールもある」。

福島県出身ということで「日本海側の方がいい」という知識を発揮したあかつだったが、シンプルに青森→東京を歩くだけでもものすごい日数がかかる上に、ルート変更を余儀なくされまくった結果単純計算で240日かかることが発覚したため、「雪のある道はトラック走行可能」、「雪のない道では周囲の雪を撒いてそれを踏む、撒き雪の使用可能(影の説の時に歩行者の影について行って交差点渡った時は怒られたのに…)」、「歩道に雪がある道の横の車道もトラック走行可能」とどんどんルールがユルくなり、最終的にはタバコをふかしたり、温泉に入ったりするほどの余裕を見せるあかつだったが、ロードヒーティングやトンネルに苦戦させられ「余計なもの開発してくれたよな」「誰だよトンネル作ったの」と悪態をつく、アンチロードヒーティングになってしまう。最終的に、栃木県で雪が雨で流れたため、撒き雪含めて雪がなくなる。気象予報士の森田さんに電話し、雪が残ってるところはないか聞くと「無茶苦茶だな〜」と笑われ、次雪が降るのはいつか聞くと「来年2月」と言われ、栃木県で立ち往生して検証が終了。検証結果は「また来年」という非常に短いものに。

ちなみに、この説でもあかつは「水曜日のダウンタウンさんでやらせてもらってますけど、全部中途半端に終わってるんすよね。今回は必ず東京に帰ります。」と言っていた。

 

お互いに負けるよう指示された八百長対決、逆に目が離せない接戦になる説、の第2弾。第1弾では腕相撲やビーチフラッグ、第2弾では綱引きやPKなどが行われた。あかつは相撲で参戦し、八木真澄八百長相撲を取ることに。土俵際でお互いが相手を押し出さないように気をつけながら、相手より先に土俵の外に足をつけるゲームとなり、最後は同時に転倒するという説を裏付けるかのごとき接戦だったが、ジャッジの結果この絶対に負けなくちゃいけない戦いにあかつは勝ってしまった。ネタバラしをされたあかつが「大相撲界はもう本当、100%ガチですんで、これだけは皆さん、勘違いしないでいただきたい」という余計すぎるコメントを残して相撲のシーンは終わった。

 

 

  • 世界で通用するネタNo.1、今ならRGのトランプ説

2017年10月18日放送。横田基地在日米軍を審査員にしてネタを披露。前回(ちなみに前回の映像は見つかっていないのであかつが出てたかすらわかりません!誰か教えてください…)の類似説で優勝したくまだまさし、今回の説の争点であるRG、関西大学でのサークル活動によって培われた高い英語力を買われてかキャスティングされたゆりやんレトリィバァ、そしてあかつの4名がネタ対決を行なった。「相撲」というアメリカ人に人気のコンテンツを利用したネタであることと、動き重視で言葉をそこまで使わないネタであること*3が理由だろう。水曜日のダウンタウンとしては珍しくガッツリネタを流した企画であり、当然あかつのネタもガッツリ流された。

ゆりやんのネタが一切外国人ウケしなかったこと、さらに本命のRGがトランプネタNGを出され、急ごしらえのネタをさせられ当然大スベりしたこと、が追い風となり、くまだまさしをも制してあかつが優勝。あかつはガッツリネタで優勝を成し遂げらていた。

 

 

  • 大人が本気出せば影だけ踏んで帰れる説

2017年7月19日放送。この年の梅雨明けは7月13日であり、収録が7月19日の少し前であること、さらにVTRの収録はVTRをパネラーに見せる収録のさらに少し前であることから、VTRが始まる前にすでに松本人志が「なぜこの企画を梅雨時期にやろうと思ったの?」と懸念を募らせる。1日では帰れなかったため、翌日に持ち越した結果、1日目に終わった場所と同じ陸橋であかつが雨の中佇むところでVTRは終了。検証も中止となった。検証結果は「梅雨にやる企画じゃなかった」。 言わんこっちゃない。

 

  • 花見のゴミを集めて桜前線と共に北上すればそのゴミで作った舟で津軽海峡渡れる説

2016年5月25日放送。プロデューサーである藤井健太郎が「説の響きを面白くしようとするとどうしても説は長くなる」というようなことをインタビューで言っていたが、それにしても長い説。ただ、今回比較してみると、国道1号線の説同様ごみ収集シリーズとでも言うべき説だったことがわかる。「見渡す限り水戸はゴミが無いっすもんね」「本当に綺麗ですね水戸は」など、余計なことを口走りまくった回。
ゴミ収集前に東京理科大学の教授にどのようなゴミを拾うべきか*4や船の形状を聞いておく、花見客とのペットボトル100本を賭けた相撲にあかつが敗北する、東京理科大学の生徒に船の建造を手伝ってもらうなどの苦労を経て、船は完成し「桜前船」と名付けられ無事青森を出航したが、カメラのバッテリー交換のためにスタッフの船に停船中、別のスタッフの船が潮に流されあかつも桜前船も挟まれ桜前船は浸水。何度応急処置をしても治らないまま、「もう、終わりだよ。終わり!」とあかつが匙を投げて終了。水ダウにしては珍しくスタッフの無能さが露呈した回であり、スタッフが2億%悪いと言わざるを得ない案件。

 

  • ちゃんこの味と相撲の強さ、その両方を兼ね備えた店こそ最強のちゃんこ屋説

 2016年2月3日放送。桜前線の説で書いた、水曜日のダウンタウン水戸市でちょっと色々あったのもこの回。

………一切映像を見つけることができませんでした………誰か内容を教えてください………

 

  • バンジーの直後、ちょっと身長伸びてる説

2016年4月27日放送。まあ、人間を宙吊りにすれば直後なら多少身長が伸びるんじゃないかという乱暴な説。この説の検証のために実際にバンジーしたのがあかつだった。バンジーを嫌がる件を乱暴にカットされて跳んだ結果、身長は0.7cm縮むという意外な結果となり、身長を伸ばすことを成し遂げられなかった。成し遂げるとかじゃなくて自然現象だけどな。なお、原理も乱暴にカットされたため不明である。

 

  • 国道1号線に落ちてる服を拾いながら歩いたら、名古屋ぐらいで全身揃う説

 2015年9月16日放送。裸の状態で日本橋から国道1号線を歩いて行くため裸芸人を起用することにしたが、国道1号線を歩くという長期戦になりそうな企画ゆえに、庄司智春や小島よしおら代表的裸芸人よりスケジュールの空いている芸人としてあかつが起用された…ということがVTRで述べられている。書いてて思ったけど「言わんでよろしい」の一言に尽きるな。先述のインタビューでは「敏感肌で潔癖なので辛かった」と語っていたが、日本橋から103Km歩いた静岡県函南町でズボンを拾って完結。「上着、ズボン、靴、帽子の4点が揃えば説立証」だったにも関わらず5本指ソックスや手袋まで揃えていた。というわけで、あかつは国道1号線のゴミで全身揃えるのを成し遂げていた。一つだけケチをつけるとしたら4日目の朝に箱根湯本で自転車を支給されたことだが、あかつがその妥協を許さない人間なのかはちょっと本人に聞いてみないとわからない。

 

  • ゴミ屋敷の住人、意外と何がどこにあるか把握してる説

2015年8月19日放送。説の検証をゲーム化することが多いのもこの番組の特徴で、この説はあかつに加え、アントニー、三四郎小宮、バイキング西村というお馴染みすぎるメンツ+たんぽぽ川村という計5人の連合軍とゴミ屋敷の家主で借り物競争5番勝負を行なった。1回戦の「耳かき」というお題に対して、何だかんだ屁理屈をつけられながら爪楊枝を耳かきと言い張られる、5回戦で突然三四郎小宮を殴るなど、クレイz…クセがすごい行動の数々に振り回された芸人連合軍だったが、結果は、2回戦で薬の場所をなぜか家主が自己申告したのを受けて臭い台所に突入したり、4回戦でクーラーのリモコンは外にない、というゴミ屋敷の家主の証言を無視して庭を捜索して発見したあかつのW手柄もあって、2:3で芸人連合軍が勝利した。すごいぞ、あかつ。

 

  • 早朝とつければ何でも面白い説

2015年5月20日放送。あらゆる競技に「早朝」をつけてドッキリ的にしてしまうという説。あかつは「早朝リレー」の赤チーム第3走者として検証VTRに出演。第3走者単独で見れば青チームの三四郎小宮とほぼ同時発進同時到着だったが、アンカーのなかやまきんに君が脅威の走りを見せ、4分9秒で赤チームの勝利。あかつは早朝リレーでも勝利しているぞ!!

 

 

検証結果:あかつはちょいちょい成し遂げている。

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:http://www.ohtabooks.com/qjkettle/news/2017/12/10092118.html

*2:http://bagpipe-ps.hatenablog.com/entry/2017/11/30/001510

*3:なお、この放送によるとあかつはニューヨークアポロシアターへの出演経験もあるらしい

*4:少し考えれば分かる人は分かるかもしれないが発泡スチロールとペットボトルが正解

R-1ぐらんぷり2018感想

 3月6日火曜日の19時から21時に、R-1ぐらんぷり2018の決勝がオンエアされた。今更ながらその感想を書いておきたいと思う。

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弊ブログの閲覧数も更新していないのに3月6日を境にR-1バブルが来るという大変読者を裏切った形になってしまったことは申し訳ないと思っている。

なぜ、更新がここまで遅れたのか?それは私がサークル合宿に行っていてリアタイ視聴できなかったからだ。長い人生の中には準々決勝はリアタイで見れた*1のに決勝はリアタイで見れないお笑い賞レースなんかも出て来る…らしい。そんな合宿の時のことは許可が出れば記事にするかもしれないけどそもそも許可を取っていないという有様なのだが、それはさておき18時ごろに宿に着き明日の話をしたり布団の位置決めをしたりして、夕飯開始は19時。そして夕飯の店でもずーっとトークに花が咲き部屋に戻ったのはちょうど21時であった。これはサークル合宿の予定はまっっっったく悪くなく、火曜日の19時という非常にしょーもない時間に放送するフジテレビ側の問題である。キングオブコントM-1グランプリも土曜日やぞ。俺も「R-1は休日にやるだろうし、合宿は土日被せてこないからセーフやろ」と思ってたからR-1が平日になるって聞いて驚いたわ。そんで平日なのは仕方ないとして2時間枠なのに19時て。この国の社会に平日19時に、その日のやることが全て終わって、どっしりとTVの前に腰を据えてピン芸人たちのネタを2時間見れる人間がそうそういると思うなよ。土曜日の21時にやれよ。その週の土曜日21時IPPONグランプリて。いや面白いけど、このバカリズム大喜利で答えたフリップ全部繋げると地球から月までの距離になるといわれている宇宙時代にバカリズム大喜利するとこ見たいかよ。若手も育てろよ。何、AI-TVをとんねるずで押し出してくれてんだよ。まあAI-TV自体は演者はともかく、企画が終わってるのでそういう意味で打ち切りは惜しくないけど。

あ、そうそう以下感想なんでR-1ぐらんぷり2018のネタバレ要素がっつりあるので注意です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 まずはAブロック

「生姜」。息子のパソコンを借りた父親。その時見つけてしまった秘密のフォルダに入っていたのは……生姜の画像?

ルシファー吉岡お得意の下ネタコント。ただし、下ネタではあっても単なる低俗なネタではなく「生姜をオカズにしてるのか?」や「今日も我が家は平和です!」、「お前もうアウトだよ!」などのセリフまわしや、展開の掘り下げ方が実に良い。「生姜のフォルムがエロい」という着眼点からここまでのコントを作り上げる力に脱帽だ。トップバッターなうえ下ネタということで視聴者投票でも評価は芳しくなく、視聴者の中には不快感を示す思う人も多いとは思う。でもその不快感を馬鹿馬鹿しさが超えてくるだろ?*2そう言わざるを得ないコントだった。

 

雅楽モノマネ」。準々決勝と同じネタ。準々決勝で見た時は「イロモノなので別ルートから売れることはあってもR-1のような賞レースで評価されない」と思っていたら決勝まで来たので驚いてしまった。ネタは「細かすぎて伝わらないモノマネ」だが、従来のそれは「モノマネされてみると確かにわかる」か「モノマネ自体はわからないや顔や声が面白い」の2種類に大別できるが彼女の雅楽モノマネはそのどちらでもなくただただ「わからなさ」で笑いを取っている。

それを踏まえ、このネタを2度見すると確かにただのイロモノ芸人で切るにはもったいないくらい構成がよくできていることに気づかされる。序盤に笙を流し、服装も雅楽で固めることで手数を犠牲にしてでもキャラクターを浸透させる。だからこそ「モノマネをします」というセリフそのものがボケになる。そしてそのモノマネも1つ目で「モノマネのフリで専門用語が多い→モノマネ自体も言われてもわからない」の流れを提示したあと、2つ目のモノマネでは、フリの段階で専門用語をめちゃくちゃ増やし、モノマネ本編はめちゃくちゃ短くすることで1つ目より分かりにくさをめちゃくちゃ増強するという「右肩上がりの構成」の実現に成功している。そして、「笙を使わない」と言ってショートコントの件を挟んで、結局笙を吹いたと思ったら曲は「蛍の光」でネタ終了を知らせるという「共感の笑い」までも盛り込み、最後の平安時代の部屋あるあるでは平安時代関係ないことを言うRG的な笑いも取る。「雅楽モノマネというただただわからないことをする」というアイデアを笑いに変えるための構成面での仕掛けが目白押しだ。

惜しかったのはショートコントの件。あそこはちゃんとスベっておかないといけなかったのだが………。軽すぎる観客相手というのも難しいものである。

 

  • おいでやす小田

「ホテルの電話」。ホテルのフロントに601号室の尾崎という客から電話がかかってくる。それも度々かかって来て…。客自体の感じはTwitterでよく聞くアホな客といった感じだが、ホテルの内線電話を挟むことで、想像力の笑いを生む効果と電話を切ってからツッコミでキレることを自然する効果を生んでいる。「そんなちっちゃいシミ見つけられる奴が何でドライヤーの位置分からへんねん!」など電話一つ一つを散漫にしない工夫もある。良いネタだった…良いネタだったけどなあ…。

 

「ハゲの名は」。ある朝女子高生が起きると外見がハゲのおっさんになっていて…。準々決勝と同じネタであり、準々決勝では決勝の5倍くらいウケて、その日のトップウケだったネタ。直球の版権パロでも一番笑えるネタが一番審査員(視聴者投票含めて)に評価されて最終決戦進出というのが、なんともR-1らしい。

でも実際、君の名は。頼みな部分は「女子高生と入れ替わり」という設定のみで、宮迫や陣内が言っていた通り「間接的な自虐」というハゲネタの見せ方の新しさや、「ハゲの性欲ハンパないじゃん!」とか「ハゲとすれ違う時息止めてたし、念のため財布抑えてたんた!」のようなハゲに偏見をぶつける中盤以降のボケなどはオリジナリティとして評価されるべき部分なんだよな。準々決勝イチウケのネタは伊達じゃない。

 

 

 

続いてBブロック

  • 川邑ミク

 「レンタル彼女」。彼氏と星を見に来た彼女。しかし、彼女はレンタル彼女で…。レンタル彼女、確かに以前TVで見たことあったがこの設定は巧い。時代性の切り取りという観点でもそうだが、バイきんぐの教習所のネタのような叙述トリック的な設定も巧いし、笑いの作り方は多重人格のコントのそれなのに設定は多重人格ではないのも巧い。そして、このネタに欠かせないレンタル彼女の時のキャラとレンタル彼女の時間が終わって従業員のキャラになる時のキャラのメリハリをつけた演技も巧かった。今年は本当にハズレなしでレベル高かったとはいえ0票はちょっともったいないネタ。

 

  • チョコレートプラネット長田

 「ジェットコースター」。ここも準々決勝と同じネタ。単純にイマイチだったので準決勝進出の段階で驚いたのに決勝進出したのでもっと驚いた、というのが率直な感想。

しかし、じゃあ決勝でもイマイチ笑えなかったかというとそんなことはない。それは空気の違い、私自身の体調の違いもなくはないかも知れないがそんなことだけではない。ボケの多くを「ディメイキッド」や「アントラブルヘルメット」のような専門用語の難解さに絞ったからだ。これによりセリフとアナウンスが被っているという問題点を「セリフとアナウンスが被ってる部分のアナウンスは聞かなくても笑える、ということを提示する」という方法で解決している。笑いの取り方を絞るというのもわかりやすく笑えるようにするという点で良い工夫だったと言える。票は少し入りすぎな気がするけど。

 

 「昭和の日本の映画に出て来そうな女優」。これまでR-1にかけてきたゆりやんのネタというと一見一人コントだがその実一言あるあるネタや細かいモノマネであることが多かった。そのネタが個人的にハマれない芸人だったのだが、今回はそういう一言ネタじゃないちゃんとした一人コント。いわゆる形態模写の一人コントという点でいうと友近柳原可奈子横澤夏子とかなりの女芸人の先人がいるジャンルではあるのだが、「昭和の日本の映画の女優」に注目した先人はいないのでは。この段階でまさしくオンリーワンなネタなのだが、一人コントとしても「ひどいわ、先生」の天丼に、どんどん何言ってるかわからなくなる「私のことを何もできないお嬢様だと思っているんでしょう?」、終盤でバラされる先生に連れてってとねだっていた場所、とボケや構成がしっかりしていて、キャラだけに依存しすぎていない良作。これはハマったなあ…。意外と一言ネタより一人コントの方が向いているのかもしれない。

 

 「せっせいせいや」。せっせいせいやのリズムに合わせて、せいやが一発ギャグやショートコントや短めのモノマネを披露していく。そういえばイロモネアでも一発ギャグとショートコントとモノマネって境界ガバガバだよね。スモークにビクッとなった件は素なんだろうか?中身はさておき、せっせいせいや自体は新しい波24でもやっていたネタ。俺がせいやを見る目が変わっただけかも知れないけど、せいやの表現力というかコミカルさっていうのがここ最近急上昇してるような気がするんだよな。すべらない話でも内容はヤバいのにコミカルさで笑いに変えていっている印象だったし。今回のネタも持ち前のコミカルさでネタの散漫さとか発想面でやや甘い感じとかを吹っ飛ばした感じで、ウケこそしても審査員から評価をもらうとなると少し厳しい感じのネタ。あとどうでもいいけどエントリーナンバーの札は取れよ、ずっとプラプラしてたぞ。

 

 

ここからCブロック。

  • 濱田佑太郎

「 嘘やろと思ったこと」。生まれつき全盲の濱田が全盲のエピソード漫談をする。NHK新人演芸大賞をたまたま見たので個人的にはネタ及び優勝したとこを見るのは2度目。ただ、たかだか数ヶ月しか経っていないはずなのに新人演芸大賞の時より明らかに話術が上がっていたような。流れるような喋りで笑いにくいはずの「盲目」というテーマをグイグイ笑いに変えていく話術は見事としか言いようがない。「嘘やろと思ったこと」でテーマを固めているのに話題は様々なのも良い。個人的に特に好きだったのは最後の修学旅行の件とダーツの件。

ネタ感想はここまで。ここからは彼の「盲目エピソード漫談」というのを考えてみる。よく「障害は欠点でなく個性」とはいうが実際目が見えないよりは目が見える方がいいし、耳や身体など他の障害でもそれは変わらない。障害を持っていたらできない職業というのはどうしても多い。しかし綺麗事でも何でもなく「障害を個性」として仕事にできるのがが、常に個性が求められる職業ことお笑い芸人だった、と言えるのではないか。インタビューで自身のことを「ネガティヴ」と言っていたように彼のネタはぼやき漫談が多い。ぼやき漫談というのは松本人志千原ジュニアが得意としている「世間で常識とされていることや世間にいるアホな人を常識として見ずにツッコミを入れていく漫談」だ。この「常識を常識としない」という立ち位置に「視覚障害」でもって立ち、まんまとR-1優勝を果たした人物、それが濱田佑太郎なのだろう。彼を知って「同じ障害者として勇気づけられたので芸人になる」という障害者がいるとすれば、間違いなくそれはやめた方がいい。健常者でも多くの芸人が食べていけていないという事実があるからだ。ただ、彼のネタが障害者の見方に影響を与えるのは事実だと思う。

 

「プロポーズ」。 ある男性にプロポーズされた女性、しかしこの女性はそれを「男運が上がっているから」というとんでもない理由で断って…。準々決勝とは違うネタ。準々決勝やTHE W決勝でかけたネタと違って同じフレーズを被せるのがないのは、ストーリーとして見やすくなったような笑いどころという意味でむしろ見にくくなったような。紺野ぶるまが得意とする延々と毒の入った本音を独白していく一人コント。ニューヨークとかに近い芸風だけど、女性としてもピン芸人としてもこの芸風の人って貴重なのよね。全体的にもっとウケていいような気がするけど、こういう芸風がR-1の決勝でウケた試しってないのが悲しいところである。特に中盤、レストランの店内で「この可もない不可もないレストランで…」って叫ぶ件と登山にまで毒を吐くヘリコプターの件はもっともっとウケていい。

 

 「ツッコミカルタ」。以前のR-1では「脈絡のないフリップに延々ツッコミを入れる」というショートコントのフリップ版のようなことをして準決勝までは来ていたが決勝には来れなかった芸人。個人的な印象は「これだけ脈絡なしのセンスだけでここまで面白いなんて…」という思いと「構成なしで準決勝まで来れるならしっかりフォーマットを作ってくれば決勝来れるのに…」という思いが共存していた芸人だ。

今回のネタは「フリップ」を「カルタ」にすることで「頭文字を設定」というフォーマットを作ることで決勝に進出。ただこれだけでは、頭文字の設定も自作自演なので効果的とは言い難い。そこで「同じ絵札の頭文字違い(同じ絵札に2個以上ボケがある状態)」、「相田みつをそんなん言わんねん被せ」が効果的に効いてくる。カルタのルール説明含めてテンポがゆっくり目だったのも決勝の観客や一般視聴者には効果的だったのかもしれない。でもその分以前のハイテンポより手数は少なくなっているはずなのでもったいないといえばもったいない。

 

  • マツモトクラブ

 「ストリートミュージシャンの父」。ここも準々決勝と違うネタ。正直、準々決勝のネタの方が細かいボケが入っていて決勝向きだと思ったけどなあ…。ストリートミュージシャンという設定は2015年に彼が初めてR-1決勝に来た時のネタを彷彿とさせるが、親子という設定やショートコントのような見せ方は2016年にR-1決勝来た時のネタのよう。夢を追って働かずにストリートミュージシャンをやる息子の横を通る父という設定や、かつて父も夢を諦めていたという事実などストーリーに重みがありつつ、でも笑えるというマツモトクラブの持ち味がしっかり出たネタ。「登場人物の声を流すことで一人コントなのに登場人物を二人以上にする」というマツモトクラブが生み出した技法にもう一個新しい見せ方が載せられた感じだ。これまでのR-1だとストーリーの重みが評価をもらうという意味では邪魔になることもあったんだけど今回はちゃんと評価されたようである。ギリギリ最終決戦行けなかったけど…。

 

 

 

そんで最終決戦。

 「ハゲの名は」。ある朝ハゲのおっさんが起きると外見が女子高生になっていて…。一本目のネタを女子高生側から。かつて賞レースにおいて二本目で一本目と同じネタをやろうとして止めるという掴みをした芸人(年のM-1フットボールアワーや2014年のTHE MANZAI博多華丸大吉など)や一本目のボケの高々1個を2本目に持って来て天丼した芸人(2008年のM-1NON Styleや2013年のR-1の三浦マイルドなど)はいたが、ここまで1本目ありきのネタをかました芸人はなかなかいないのでは。

何しろ「犬じゃない!」とか「アラジン、トイストーリー、美女と野獣、オズと魔法使い…趣味が合う!」とかは1本目を被せたというより1本目ありきのボケだからなあ…。あと「ハゲにめちゃくちゃな偏見抱いている女子高生の父親がハゲ」と「ハゲにめちゃくちゃな偏見抱いている女子高生がブルースウィルスは好き」とかも面白いんだけど一本目との繋がりでいうとむしろ雑でもあったり。面白かったけど評価する、優勝させるとなるとさすがに厳しいのでは…。

 

 「お願いがあります」。街中で慌てながら走る女性、そのまま街中で「お願いがあります!」と叫び…。コントと見せかけて一言ネタといういつものスタイル。一本目を見て(意外と一言ネタより一人コントの方が向いているのかもしれない)と思ってしまった身としては(また戻っちゃったなあ)と思ったり。

ただこのネタを見てなぜ、彼女が結局一言ネタなのに違う設定のネタを作り続けるのか、がわかったような気がする。完全に憶測だが彼女は恐らくオスカー賞の授賞式(2015年)やイメージビデオ(2017年)のようにやりたい設定がまず出てきて、その肉付けとして「一言ネタにする」という流れでネタを作っているのだろう。そう考えると、ビジュアルでもキャラクターでも妙に完成された叫ぶおばさんの演技、BGMに合わせて踊られる無駄にキレッキレのダンスは「やりたいことをやりきる」という意味でベストアルバムのようなネタだったと言えるのかもしれない。一言ネタ自体は相変わらずベタすぎる気がしたけど、動きの笑いは生で見るとTVの2億倍は面白い(これもR-1準々決勝を見た経験)ので優勝もなくはないと思ってしまったな…。

ところで、設定のモチーフは「エイリアンが攻めてくるとか、そういう街中で叫ばれても誰も信じないような予言を一般人が1人だけ受け取ってしまったタイプの映画の冒頭」でいいんだろうか、ちょっと自信がない。この辺の世界観の曖昧さ、分かりにくさもやりたいことやった感が出ていて嫌いじゃない。

 

  • 濱田佑太郎

「漫談」。優勝した瞬間「僕、めちゃくちゃ噛みましたよ!?」と言っていたが気づかなかった。話術がしっかりしている証拠だ。ネタはフリが全部「嘘やろと思った話」で統一されていた一本目以上に散漫(「盲目」という別のテーマは当然ある)な漫談。序盤の優勝賞金のくだりは決勝進出者記者会見でもやっていたボケだと聞いていたけど笑っちゃったな。話術がしっかりしている証拠だ。「うちの(盲)学校の階段点字ブロックがなかったんですよ」で観客「ええ〜」、でもその間をすかさず「一番いるやん!」で埋めてからの「何このスパルタ教育」で悲鳴分きっちりウケ返す!話術がしっかりしている(ry。ここの瞬間最大風速は一本目より大きかったですねえ。優勝も妥当と言わざるをえない。

 

 

  • 総評

一言でいうと本当にR-1ぐらんぷり史上最高クラスの大当たり回じゃないですか?みんなそう言っていたような気がするけど実際に見るとその意味がよくわかりますね。ただその分M迫のネタ後コメントの引き出しの狭さが引き立ってしまうという。本当に全員面白かったし、「ピンネタの多様性」がそのまま「見れるネタの多様性」につながった非常に有意義な回だったのでは。過去2回の優勝者から見ると絶対勝てそうにない純然たる漫談が勝ったというドラマ要素も込みでよかった、本当によかった。ただ審査ルールに関しては一個だけTwitterでも言った文句が…

 

皆さんはどう思います?

(最後の最後に丸投げしておしまい)

 

 

プリウス、その危険性について

えー、どうもこんにちはオルソンです。

最近教習所に通っているんですが、なんと路上教習の中間確認というめちゃくちゃ大事なタイミングで教習車がアクセラではなくプリウスになるという珍事が発生いたしまして、その際プリウスの操作性がヤベえな、と思ったのでどこがヤベえのかをまとめておこうと思います。もう「プリウスが危険」なんて、みんなが言いまくってて目新しい切り口どころか切られたのが古すぎて完全に腐ってる切り口と思うんですけど、こういうのって皆が言っても解決しないから皆が言うんですからね。このブログではこれからも「こちら側のどこからでも切れます、はたまに切れないしカップ麺のタレを温めるためにお湯に入れると完全に無効化される」、「丸亀製麺は一号店が丸亀でもないのに丸亀を名乗る外道」、「祖母はすっげえ速度でお菓子勧めてくるので気をつけよう!」など、こすられまくったライフハックをどんどん書いて行くのでよろしくお願いします!

 

  •  シフトをどこに入れてるかが、シフトレバー見てもわからない

 車にはシフトレバーが付いている。このシフトによってバックとか停止とか前進とか決まるため、見間違えると前進かと思ったら後退することがある。そして通常の車のギアはワンハンドルマスコンのようになっていて目盛りを見ればわかる(下写真参照)。

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しかし、プリウスのレバーは何とレバーを入れると真ん中に戻ってしまう。レバーをパッと見て視覚的に分からないというなかなかになかなかなデザイン(下写真参照)である。

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一応スピードメーターの横辺りに出るのだが、レバーを見て分からないのが通常の車と違うのでクセを受け入れる必要がある。あとBって何だ。Bなんて教習所で習ってないし仮免試験にも出なかったぞ。Bって何だ。

 

  • ハンドルが回しごたえなし

 ハンドルも回しごたえがないという特徴がある。この辺りも普通の車から買い換えると感じるところだろう。回しごたえがないからといってめちゃくちゃ回すと、めちゃくちゃ曲がるのでとても運転しにくい。

 

  • アクセルが踏みごたえなし

 アクセルも踏みごたえがないという特徴がある。この辺りも普通の車から買い換えると感じるところだろう。踏みごたえがないからといってめちゃくちゃ踏むと、めちゃくちゃ加速するのでとても運転しにくい。

 

  • アクセル踏みごたえなしのくせにブレーキの遊びはきっちりある

一般に自動車のブレーキには「遊び」というのがあり浅く踏んでも効かない、というのは教習所の教本を読めば書いてあることである。そして見出しの通り、ブレーキの遊びはプリウスにしっかりある。そのため、アクセルの踏みごたえとブレーキの踏みごたえのギャップが大きく、ブレーキだと思って思いっきり踏んだものがアクセルだった場合追突事故やコンビニダイブの原因になるし、アクセルの感じでブレーキを踏むと停止できずに追突事故やコンビニダイブの原因になってしまう。

 

  • バックガラスが小さい

根本的なことだがプリウスのデザインを見て欲しい(下写真参照)。

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プリウスは後部のガラスをしっかりと絞ったデザインが特徴である。これがバックの時は大変無能である。なぜならバックの時に後ろの視野が確保できないからだ。というわけで、プリウスを買う場合は「#今日のプリウス」なんて晒されたくなかったらバックモニターを買おう!

 

 

 

結論:プリウスはシフトレバーとハンドルとアクセルとブレーキの遊びとバックガラスが危ない。

(おしまい)

無料でもらえる吉野家牛丼の話

みなさん、こんばんは。オルソンです。

 

私の携帯キャリアはSoftbankである。そしてSoftbankで2月といえば、そう、吉野家で牛丼がタダでもらえるスーパーフライデーである。しかも私は、学生特典*1で2杯もタダでくれた。巷には「1時間並んで牛丼もらっても時給380円ですよね?」とマウントを取る輩もいたが、学生は時給760円と、最低賃金といい勝負になるのだ!働くって素晴らしい!働くって青春だ!叶えたい夢がある!だから今日も頑張る!が、しかしそんなに牛丼もいらね〜〜〜〜〜飽きる〜〜〜〜〜。

と思ったが、よく考えてみてほしい。牛丼がタダだからと牛丼を貪るのは本能のままに生きる猿の生き方だ。人間は道具が使える。貨幣経済を形成できる。そう、無料の牛丼にちょい足しすればいいじゃん!基本無料+課金って今流行ってるじゃん!

というわけで、吉野家牛丼8杯にちょい足ししたので、携帯キャリアがSoftbankの皆さんはこの記事を読んだ後に2月2日にタイムリープするか、次に吉野家がタダになる月のスーパーフライデーの参考にしてほしい。

 

  • 茶漬け

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丼に緑茶をぶっかけたらお茶漬けになる、という猿でも作れそうどころか猿でも思いつきそうな代物。今回は少し高いが健康志向で特茶を採用。少し高いお茶だが牛丼がタダなので課金する気になれる。そう考えるとスーパーフライデーって大変健康に良い。なので吉野家は毎日スーパーフライデーを実施すれば良いと思います。
写真を撮り忘れたのでそのまま実食。うん、旨い。お茶の渋みが牛丼の甘味旨味に意外なほど合う。が、味が薄くなってるような…


???「牛丼にお茶ぶっかけただけなら味が薄くなるのは当たり前だろ!
俺「誰だ????
あっ…あなたは!」

 

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俺「ラーメン小泉の記事の冷やし茶漬けラーメン*2にも出てきたカリカリ梅!」
カリカリ梅「そうだ!俺を砕いて入れろ!自分で食べる分なら歯で砕いてもいいだろ?」
俺「ありがとう、カリカリ梅。
……………何だこれ!?梅の酸味と牛肉の味…煮汁のしみすぎたほどにしみた玉ねぎ…全てがお茶の渋みの中に交わって一体となっている…!さらにカリカリ梅の破片があるところとないところを一口ごとに選べて一石二鳥…これは最強や〜!90点や〜!」

 

  • アボカド 

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続いてはこちら、牛丼の箱と全く同じ色をした漆黒の野菜、アボカドである。アボカドというと女が食うもの、の代名詞しかし、女が食って旨いものは男が食っても旨いので是非食べるべきだ。マグロと混ぜてマリネにしたり、刺身のようにワサビ醤油をつけたりと意外と様々な味に合わせられるのも特徴。

そして今回は女の食べ物であるアボカドを男の食べ物である牛丼にぶち込むという計画である。

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アボカドは日本では「鰐梨」とも略され、皮が厳重なイメージがあるだろうが、ハサミを刺して上写真のように切り込みを入れるとあとは手で剥ける。1→100を作るのは0→1を作り出すよりはるかに簡単なのだ。

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ただし、手がシュレックと握手したあとみたいになるのは避けられない。

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皮を剥いたアボカドをハサミで細かく切って完成。味は…うん、合ってはない。何というか、アボカドと牛丼が並んでいるだけで奇跡の融合とか不思議な味わいとかそういうのは皆無。意外と2個並んでもお互いを邪魔しないことだけは素晴らしいけど。うーん、85点。

 

  • らっきょう

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続いてはらっきょう!ピクルスや紅ショウガ的な役割を期待しております。

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 まずはこのようにらっきょうの袋に小さい穴を開けてお酢をよく切ろう。そしたら袋をしっかり開けてハサミでらっきょうを切るだけ…だがらっきょうの不規則な形と滑りやすさがハサミを拒むので良い子は包丁を使おう。細かさという意味でいうと、豚骨ラーメン屋にあるニンニクを破砕する奴が望ましい、かも。

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はい、完成品。味は…これも牛丼の箸休めにらっきょう食べてるみたいな味しかしねえ…。何というか牛丼という完成品に対して、ちょい足しの入る余地はないという吉野家の企業努力をひしひしと感じる結果に。82点。

 

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2月に松屋の限定メニューはチーズダッカルビ定食だった。700円程度というのは韓国料理屋が2人前2000-3000円程度からだったり、デニーズでも1200円くらいだったことを考えると大変安いが、吉野家で牛丼がタダだった自分には関係のない話。チーズに肉を絡めたらチーズダッカルビになるんでしょ?ちなみにチーズダッカルビの「ダッ」というのは鶏肉という意味らしい。アカンやん。

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それはさておき、驚くべきはセブンプレミアムには1人前ぶんのチーズフォンデュ用チーズがあるという事実だろう。「一人でチーズフォンデュしたいけどチーズフォンデュ用の液体チーズがないし、チーズフォンデュってあの山ないと無理じゃね!?」という需要を満たせるなんてすごいぞセブンプレミアム。ちなみにお値段、税込105円。

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チーズフォンデュ用チーズをレンジで溶かして牛丼にぶっかけたら素早くかき混ぜる。マヨネーズにはないコクと芳醇な香りが写真を通して伝わってくれたら嬉しいです。味は…チーズらしく上品なコクがある一方まったり感がマヨネーズより上という意味のわからない食品が出来ている。あれ…意味のわからない割にはどこかで食ったことあるぞ?チーズダッカルビ食べたことないけどこれはあるぞ?…ドリアだ!そう、ご飯にチーズを絡めた結果ドリアが出来てしまった。多分どのどんぶりにも応用の効くノウハウだと思うので近所にチーズフォンデュ用チーズを売っているイトーヨーカドーがあったらみんなもやってみヨーカ堂。あ、採点は87点です。悪くないけどフツーにミートソースとかでドリアにした方が旨い。

 

  •  わさび

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ステーキやローストビーフにつけるもの、わさびあるいはわさび醤油派の人っているじゃん?牛丼の具はざっくり言うと牛と醤油なので期待できるね!

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まあ、海鮮丼みたいに盛り付けて、と。もちろん食べる前にはわさびを散らして均一にしてから食べたけど。

味は…旨い…けど結構荒い…。肉や米とわさびは合うのだが、わさび以外何もちょい足ししていないのでダイレクトにわさびの辛さがクるのが荒々しく、未完成である。お茶をかけてわさび茶漬けにしてみるとか、らっきょうでも刻んで酸味と食感を足してみるとか…わさび+αで化ける可能性はあるが、このままだと…85点。

 

  •  ナムル

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すみません、本当はこの記事ですでに牛丼屋で売られている先行研究との重複は避けたかったのですが、松屋のビビン丼が美味すぎるので今回のコラボが実現しました。そうです、私が吉野家の商品で松屋の商品を再現しようとするおじさんです!吉野家の商品で松屋の商品を再現しようとするお〜じさん、だから、吉野家の商品で松屋の商品を再現しようとするお〜じさん♪吉野家の商品で松屋の商品を再現しようとするお〜じさん、だから、が吉野家の商品で松屋の商品を再現しようとするお〜じさん♪(確実にリズムが合わない)

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 鶏そぼろ入り4種野菜ナムルで商品名が5色ナムルという一色お肉が入ってるのが気になるところだが、いざ!

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 こうなって

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こう。まあ、全国3兆人のビビン丼ファンならわかっていることだろうが、コチュジャンの甘辛さが肉にも米にも(わさび以上に)合うし、ゼンマイなどの野菜の食感も牛丼と合わさると肉や玉ねぎにはない食感として融合すると大変よろしい。93点。さすが商品化された奴は違う。

 

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続いてはケチャップ&マスタード。牛肉の本場であるアメリカンな味わいが期待される。なお、今回のケチャップ&マスタードは自宅にあった小袋でありけしてコンビニから乞食したものではない。

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けしてコンビニから乞食したわけではないケチャップ&マスタードを、吉野家から乞食した牛丼にかけていざ実食!

うーん、オトコノコの味を通り越して完全にハナタレ坊主の味ですね…。アメリカ人でも、もうちょい賢い味のもの食べてると思う。合うし、旨いんだけどたまに、でいい。毎食やるほどハマらない。でも旨い。そんな味。88点。

 

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最後は、暴君ハバネロ。遠足で持っていくと最後まで食い切れなくて一気飲みすることになることでお馴染みですな。唐辛子だけでなくチキンエキスなどの旨味成分を含み、単体で食うと辛味が濃すぎるが砕いてごっつ盛り焼きそば塩味に入れると旨いから選出したのであって、断じて最後だから少しふざけたわけではない。というか、ケチャップ&マスタードの方がよっぽどふざけたモチベでやってる。

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すりごきを持っていないので粗めに砕いた感じになる。余ったぶんはごっつ盛り焼きそば塩味にでもかけてください、少なくとも僕はそうします。

食べてみると…なるほど…最初はチキンエキスと牛肉の味が完全に殴り合いの喧嘩をするが、どちらも旨味なので最終的にその喧嘩が良い味を出すという殴り合いから生まれる友情もある、ということがよくわかる味となっている。唐辛子と牛丼もめちゃくちゃ合う。92点。

 

  • 総評

今回のランキングは以下の通り。

 ナムル93
暴君ハバネロ92
緑茶&カリカリ梅90
ケチャップ&マスタード88
チーズダッカルビ87
アボカド85
わさび85
らっきょう82

トップ2はナムルと暴君ハバネロ。この2つの共通点は唐辛子が入っている、ということである。さらに以前、あらゆる食品にトムヤムパウダーをかけてみる記事*3を書いた際、牛丼にトムヤムパウダーをかけたものを高く評価している。この2つから導き出されること、それは牛丼には唐辛子がめちゃくちゃ合う、ということだろう。

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なんと、吉野家では卓上に七味唐辛子が置いてあり、お持ち帰りでも七味唐辛子の小袋が持ち帰り可能である(あと七味唐辛子単品がAmazonなどで売られている)。読者の皆さんも今度吉野家で牛丼を食べるときはぜひ牛丼に七味唐辛子をかけてみよう。

(おしまい)

*1:ここでいう学生は25歳以下を指すらしい、24歳はみんな学生なんだ!察することじゃない!

*2:http://orsonblog.hatenablog.com/entry/2018/01/31/000423

*3:http://orsonblog.hatenablog.com/entry/2017/07/03/231633

【記事広告】GYAO!とかいう動画アプリがヤバすぎる話

どうも、こんばんは、オルソンです。

みなさん、TV見てますか?
なるほど「TVなんかつまらない。」それはあなたが月曜日の19:00から19:57にフジテレビしかつけなかったり、同じく月曜日の21:00から21:57に日テレしかつけないからそうなるんじゃないですか?探せば面白いTV番組くらいあるんですよ。あるんですよ!!!

しかし、忙しい現代人がわざわざ面白いTV番組を探してそれを見る、というのは大変難しい。そこで出てくるのがGYAO!という動画アプリである。この動画アプリ、一週間限定で特定の番組の最新回を無料で見れるのだ!漫画村みたいなヤバいアプリではないです、多分。もしヤバいアプリだとしたらご一報ください、素早くこの記事を消します。というわけで今回はGYAO!のすごさを一つ一つ見ていこう。
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水曜日のダウンタウンも配信している…がこれは見逃し配信ではなくDVDの宣伝用の配信だ。配信されている説は「FBI透視捜査官だったらアメリカ横断ウルトラクイズの○✖︎にダイブするヤツ問題が分からなくても泥まみれにならない説」の冒頭3分。2の方はみんなの説が3つほど。

 

これがGYAO!の主な凄さだ!

1、収録(?)されているバラエティの数はハンパじゃないぞ!
2、本来は見れないはずの西のバラエティがどこでも見れる!
3、バラエティだけじゃない、アニメも見放題!
4、なぜだ!?芸人のネタやトークも見放題!

というわけで一つ一つ説明していこう

 

1、収録(?)されているバラエティの数はハンパじゃないぞ!

そう、まず読者が気になるのはどれほどのバラエティが収録されているのか?ということだろう。

GYAO!では日テレとテレ東の番組が多く配信されており、比較的有名なところではマツコの知らない世界やゴッドタン、そして今夜くらべてみました秘密のケンミンSHOW、良かれと思ってなど痒いところに手が届くどころか痒くなったことのないところにまで手の届く幅の広さを見せつけている。誰が「あ!今日のケンミンSHOW見逃した!でもGYAO!で配信してんじゃ〜ん!よかった〜!」ってなるんだ。今回は個人的のよくお世話になっている番組たちをここで紹介しよう。
なお、フジテレビの番組はFODの方で配信してることが多いので注意しよう。FODでは冗談手帖と全力!脱力タイムズを見てます。

 

  • しゃべくり007

日本テレビのバラエティ。日本テレビのバラエティというとナレーションやテロップが大変至れり尽くせり(皮肉)で強引に笑いに変えにいこうとする姿勢の番組が大変多い。この番組もそういう近年の日テレの悪しき部分が出つつあるのだが、メンバー7人(くりぃむしちゅーネプチューンチュートリアル)のスペックが一切衰えない。この番組かれこれ10年くらいやってるのにな…。バケモンとしか言いようがない。最終的に企画の面白さが終わっていても7人が貪欲に笑いをもぎ取って行くサマは、芸人の面白さを逆説的に示している。…昔はもっと企画も面白かったと思うんだけどな………。

 

  • ゴッドタン

 和訳すると「神の舌」…もちろんグルメ番組ではなく、喋りの方の意味合いである。土曜日とはいえ深夜1時45分という深すぎる放送時間でありながら、マジ歌選手権を筆頭に様々な人気企画があり、2017年8月26日には24時間TVの真裏でゴールデン特番化した番組である。

 かなり多種多様な企画があり、企画の中にはついぞ先々週(〜先週)の「売れかけの若手芸人が腐り芸人にならないように話を聞いて討論する企画」や「劇場メインの芸人にアンケートをとり『こいつは天才だと思う芸人』や『こいつはヤバいと思う芸人』などの1位を呼ぶ企画」などディープ過ぎる企画も多いが、テロップの力により視聴者を引き離さず安定した笑いを引き寄せている。テロップの力とは言っても、無理にテロップで笑いを取るでもない、このバランス感覚が素晴らしい番組である。連続企画や内輪ネタに突入しても過去映像とナレーションでしっかり説明してくれる辺りも素敵だ。

 

  • 勇者ああああ

「ゲームの知識でも何となく見られるゲーム番組」とのこと。MCはアルコ&ピース。ゲームに関する企画、ということ以外は一切決まっておらず、ゲーム実況やゲームのプレイをアイデンティティ田島(野沢雅子)を筆頭とするモノマネ芸人がやってみる企画や、あるミニゲームを4人で成功させるチャレンジ系の企画(失敗すると電流が流される罰ゲーム付)、ゲームに関するショートネタを見る企画など様々。ゲームもファミコンのようなレゲーが多いのかと思いきやARMSとかいうNintendo Switchのソフトが出てきたりする。キャッチフレーズ通り、ゲームのことを知らなくても友達がゲームやってるのを見て「何か楽しそう」ってなるアノ感覚だけはしっかり伝わってくる番組である。ちなみに、ナレーションもアルコ&ピースと同程度の芸歴のある芸人がやっているのでエンディングのクレジットが出るまでに当ててみよう。

 

  • 笑×演

一応、ネタ番組なのだが「芸人が作ったネタを俳優が演じる」という番組。最初見たときは「芸人が直接やれよ」と思ったため敬遠していたのだがネタを書く芸人の振れ幅はエグくうしろシティラブレターズ、カミナリのようなこれからな若手、タイムマシーン3号田上よしえや磁石やザ・ギースのようなオンバトを支えし中堅(知名度問わない呼び方がまた魅力)、さらにはふかわりょうレベルの大物までやってくる時もある。この2018年に不定期とはいえ鳥居みゆきが書くネタを見れるのもこの番組だけである。俳優が演じているはずなのに台本や台詞回しから芸人本人の感じが滲み出るのもまた味。

 

  • キングちゃん

MCは千鳥。タイトルの通り「〜王選手権」という縛りはあるが、選手権の内容は「番組ゲストと騙してきたアイドルに特定のワードを出させる」、「打ち合わせ中にコンビで揉めてると見せかけて漫才をしだして笑いを取る」などかなりフリーダム。そして、どの企画においてもフリーダムに動く大悟とツッコミを入れ続けるノブは他のどの番組の千鳥より面白いと言っても過言ではない。いや、もちろんこの番組じゃない千鳥が面白くないわけではないんだけど、さらに、よ?さらに、よ?(大事なことなので2回言いました)

 

 

2、本来は見れないはずの西のバラエティがどこでも見れる!

関西人が上京した時の悩みの上位に常に君臨し続ける関西あるある、それは「探偵ナイトスクープが見れないこと」ではないだろうか。しかし、この悩みもGYAO!が解決してくれる。そうGYAO!は探偵ナイトスクープをインターネット配信することで全世界に探偵ナイトスクープを発信することに成功したのだ!かがくの ちからって すげー!

 また、探偵ナイトスクープだけでなく、吉本超合金Aビーバップハイヒールも配信中!ビーバップハイヒールってタイトル、ハイヒールがMCの関西ローカルって0.1秒でわかるからいいよね。

 

3、バラエティだけじゃない!アニメも見放題!

実は私がGYAO!をダウンロードしたきっかけはこれだった。以前はニコニコ動画で見ていたのだが、ラーメン大好き小泉さんというアニメは最新話無料にならず、いつまで経っても1話以外が無料にならない。そして最終的には「お金大好き運営さん」という終わってるタグまでつけられる始末。何とか無料で見る方法はないか…?Anitube…Dailymotion…Pandora TV…???と、そこで現れた救世主がGYAO!である。何とGYAO!ならラーメン大好き小泉さんの最新話無料!最新話以外は有料会員になれば見れる!さらに今期(2018年冬)は以下のアニメを見ております。

 

 ラーメン大好きな女子高生である、小泉さんがラーメンの素晴らしさとストーカー被害の恐怖について教えてくれるアニメ。いわゆるグルメ漫画のアニメ化であり、ラーメンの情報がキャラクターの立った(気が狂った、ともいう)人々によるアニメで繰り広げられる。実在のラーメン屋で、ラーメン屋の店主がそのラーメン屋の店員役で出演していることすらあるので、現地に行って食べてみるという楽しみ方もあるとかないとか。

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ラーメン大好き小泉さんGYAO!を検索すると実写化ドラマの方も出てくる。なお、そちらは有料。

 

 ニコニコ動画で1話が2-3日でミリオン達成するなど今期覇権アニメどころか、何ならアニメ史に残るまであるアニメ。だが、個人的にはそこまでハマっていない…。ショートアニメの羅列でストーリーゼロなので満足感が出にくいのと、パロディの量で勝負してる分、パロディしかないというのは意外にキツいものがあります…。というかあまりにパロディばっかり乱発されると「お前、オリジナルできないんじゃないの〜???」と言いたくなりますな。ただ、クローンぽぷちん大量生産やボブネミミッミのフクロウなど、一部のパロディじゃない奴、つまりオリジナルには結構なヒットがあるのだが。

 

 今期のきらら枠のうち、ゆるくキャンプしない方。ある秘密を抱えて高校進学をした一ノ瀬花名のほか、よく喋る人や金持ちの令嬢などによる割と直球の日常系。話の展開もタイトル通りゆっくりなのだが、ちょいちょい強めの闇や狂気が出てくるスリリングさがある。この不安定さ不定形さ、嫌いじゃない。

 

 1期は30分枠だったらしいが、2期は15分枠になってしまったラーメン小泉と対照的に竹達彩奈がよく喋る方のグルメアニメ。基本的にハイテンションなキャラと解説、そして結構な頻度で挟まるギャグの質が安定している個人的な今期覇権アニメ……………のはずだったのだが、4話で「急に何!?」としか言いようのない展開になったのでなんとも言えない。今から参入する?どうする?

 

4、なぜだ!?芸人のネタやトークも見放題!

ここからは自分ですら未体験ゾーンなのだが、何とよしもとクリエイティブエージェンシーが全力でGYAO!の無料動画を支援している。何で無料?漫画村と同じシステム?そして、番組はコンビ(か、トリオ)が1-3分程度のトークをするよしログ、同じく2-3分程度のネタをするよしもと漫才劇場、関西人の義務教育でありアイドルマスター系のライブの関西会場行く人なら抑えておきたいのであろう吉本新喜劇、が配信中。さらに今は時期ではないが、M-1グランプリの三回戦と準々決勝を期間限定無料配信!純粋に芸人のネタを見ることもできるのがGYAO!の強みだ。

 

  • あとがき

GYAO!はいいぞ。何しろここに書いたサービスは大体無料なのがいいぞ。

それでは僕はGYAO!の見逃し配信で面白バラエティを見てこようと思います。それでは皆さんさようなら。

(おしまい)

 

 

アキバでハニトーを食う話

こんばんは、オルソンです。

 

秋葉原、といえばどんなイメージがあるだろうか?

萌えアニメ・ゲームの街、家電の街、総称してオタクの街…そんなところではないだろうか?青果市場という年齢層の人は弊ブログの読者にいないだろう。

そんな、オタクタウン秋葉原の端、中央線と総武線が分岐する部分に「カラオケパセラ」というカラオケボックスがある。このカラオケボックスにデカデカと書かれ、中央線神田〜御茶ノ水間を移動する者の目を引くもの、それがハニートースト略してハニトーである。

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実は秋葉原というのは飯屋も多い。まあ、曲がりなりにも千代田区だし駅は大きいといえば大きいしそらチェーン非チェーン問わず飯屋が乱立するのも当然ではある。C&Cだってバーガーキングだって三田製麺所だってあるし、CoCo壱ハラール対応も非ハラール対応もある、そして壱角家だって博多風龍だって野郎ラーメンだってある。なくていいような店も例に挙げてしまった気はするがそれはさておき何でも食える街だ。でもハニトーとなると話は別だ。何しろさっきの写真を見て欲しい

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同じ写真を2つ貼ったのは校正ミスではなく絶対伝えたいから。これがハニトーだ。こんなにもカラフルにフルーツが盛られドーンとアイスの盛られたインスタ映えの代名詞みたいなアボカドやマカロンと同じくらい女子が好きそうなもんがオタクの汗の渦巻く秋葉原で食える、これは驚きだ。まあ、フルーツとアイスはトッピングで別料金なんだけど。とにかく、そんなわけで行ってみようと思ったのだが…。

ある時市川旭氏*1とオタクタウンオフした時のこと、「中央線と総武線が分岐するとこのカラオケパセラはカラオケパセラではなくパセラリゾーツなのでカラオケせずにハニトーだけ食える」ということで実際にカラオケパセラ…もといパセラリゾーツに出向き食品サンプルと値札を見る。

ニートースト税込930円

完熟バナナのハニートースト1080円

うーんこの値段設定。しかも食品サンプルを見る我々の後ろにはパンと同じく小麦粉を水で練った後伸ばして細長くして茹で、それを魚介醤油の汁に浸して食べる料理が、小麦量1kgまでなら850円で食える麺屋武蔵という店が控えている。結局その日は麺屋武蔵に行った。

後日、私がピアノをバイクで轢いているとこんなツイが流れてきた。

 

そう、何と市川旭氏はオタクタウンでハニトーを食べたのだ!しかも、アングルと本文から察するに多分彼女と。さらに後日

 

 

というやり取りの末、ハニトー実食レポ記事を書くことになったのである。

後日、これとは関係ない記事の取材を終え、パセラリゾーツのハニトーカフェ入店後のツイートがこれである。

 

そう、私はハニトーの高すぎる値段を忘れていた!充電させていただいてる身分でいきなり悪態からスタートである。あ、そうそうパセラリゾーツのハニトーカフェは携帯充電器とコンセントを無料貸出しているので私のような出川哲朗でも何でもない者にもスマホを充電させてくれます。ありがたいね。

さて、(よく考えたら、ハニトー食レポ記事、本文だけもっともらしく書いて写真は二郎系ラーメンにしておけば読者が「いや、ハニトーやなくてwwwww二郎系やないか〜〜〜〜〜いwwwwwwwwウピエーwwwwww」とか言ってくれて8000RTは行ったな…オモコロにそういう記事あったしな…*2などと考えながら、しばらく待っているとパン屋でしか見ないマジのワゴンに食パンが何斤も積まれているのを見た。(マジで焼いてんだなあ…この値段設定でマジで焼いてなかったらアレすぎるよなあ…)と思いながら、「ハニハニハニトー♪ハニハニー♪」とカスカスダンスみたいな曲が流れる店内でさらにしばらく待つ。ハニトーを頼んだ自分よりオムライスを後から頼んだ客の方が早く来るところにカラオケボックスらしさを感じていると自分のハニトーも来た。

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失礼、間違えた。

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これがハニトーだ。焼いたパンを角切りにしたものが器の中に入れられ、生クリームと蜂蜜がかかっている。この横にも蜂蜜があってさらにかけられるけど。
ちなみに器とフタもパンなので食べきることができる。そういえば、はねトびで「女芸人がイケメン俳優に弁当を作る」というオブラートに包んで言えばはねトびらしくない、オブラートに包まず言えばクッッソつまんねえゴミカスみたいな企画で北陽伊藤さおりがこんな弁当を作っていた気がする。まあ、その半年後くらいにはねトびは終わってしまうわけだが…あ、そうそうオブラートで思い出したけどボンタンアメが個包装ごと食えるっていうのとも同じシステムだよね、これ。

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よく見ると筆記体で「Honey」とチョコレートで書かれていて、「殺伐としたTLに…」を思い出す。

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そして、食器がこれ。ナイフはわかるがフォークが完全に蟹用だ。蟹用の奴は蟹をほじる以外にハニトーを食うという用途もあったらしい。実際食べて見るとなるほど、ここまで細いフォークですら角切りのトーストを刺すと壊れてしまうくらいだ。

 味は…まあハニーと生クリームとトーストの味だなあっていう。もっというと小麦粉を水で練った後伸ばして細長くして茹で、それを魚介醤油の汁に浸して食べる料理がほぼ魚介醤油の味なのと同様ほぼハニーの味だなあ…っていう。ただハニーは結構上手いし、生クリームのフワフワ感も良さみはある。ただパンは意外とフツーだし、これに930円を出すことがもう一回あるかというと多分ない。完熟バナナとかバニラアイスとかを載せると甘ったるくなるんだろうが、スタンダードな安物ゆえそう言うことも起きない。起きろ。起きないとおもんないやろ。どうせ家でトースト焼いて蜂蜜と泡だてた生クリーム塗っても大体同じ味になる。

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これは食べかけの状態。実はトーストの角切りの積み重なり方が意外に不規則でそれが生クリームによって見えないため、はじめのうちは先の見えない状態でジェンガをやるような気分になる。ハニトーを食べてるだけなのに。

さて、中身は全て食べ終わった。先ほど食べれると言った器とフタだが、実際フタを食べると結構堅焼きで、焦げて苦くなってるところすらある。さらに生クリームもハニーもフタや器の分まではない(フタと本体の間に生クリームが付いているがフタは意外に厚みがあるのでそれだけでは賄いきれない)。それでも何とかフタと一番生クリームやハニーが付きまくった面ぐらいは食べたかあとは味が薄すぎて無理!中にはフタと器に一切手をつけていない客もいたが納得せざるを得ない。まさかアレ丸々使いまわしてないだろうな?と思わなくもない。もしそうだったら「頭が真っ白!頭が真っ白!」という女将の囁き声が響いて来そうだがそんなことはないだろう。さて、トイレに行ったら撤退しよう。

ただ、このトイレも案外曲者であった。私がトイレに行くと鍵がかかっていた。先客だ。仕方ないね。しばらく待つと先客が出て来たので入れ替わる。すると中はこうなっていた。

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いや、小さい方したいだけだったから、この人が大きい方してるんだったら入れてもらえたんかい!…いや、違う。もし自分がこのトイレの構造を知っていたからと言って「すいませーん、僕小さい方なんで大きい方してるんだったら入れて欲しいんですけどー!」と言ったら大きい方してる人が奥から出て来て鍵を開け「どうぞ」と言うことがあるだろうか?もちろん逆に小さい方をしている途中に「すいませーん、僕大きい方なんで小さい方してるんだったら入れて欲しいんですけどー!」と言われたら開けるだろうか?いや、大きい方が切羽詰まってたらその人の中学生活終わるナリする可能性を考慮して開けてしまうかもしれないけど。とにかく鍵をかけられる扉が来るタイミングが速い、速すぎる。バリアフリー化のために身障者用トイレを作ったらスペースがなくなり、洋式便座一台しかないトイレというのは結構あるのだがこの立ち小便器は意味がわからない。最終的に(このトイレもうわかんねえなあ…)と思いながら、店を後にした。

(おしまい) 

 

*1:ブログ旭駅本屋の管理人、旭駅本屋はこちら→http://ithikawa.hatenablog.com

*2:https://omocoro.jp/kiji/36782/